45Degree > Knowledge > マフラー・エグゾーストパイプ

【 マフラー・エグゾーストパイプ 】

 

エキパイの役割について。

エンジンの機能の中で、最も大切なことです。覚えてください。4サイクルエンジンは、吸気→圧縮→爆発→排気の4つの行程で動いています。

エキパイは、排気系の根本を支えています。エンジン内で、混合気が爆発すると、その温度は2,000℃を超えます。極く、瞬間的にですが、高温になります。そして大きく膨張しています。宇宙のビッグバンとブラックホールに似ていませんか?

燃焼ガスは、この高温から冷めながら、シリンダーヘッドの排気ポートを抜けてエキパイに出てきます。高温のガスはエキパイで急激に冷やされて、体積が急速に小さくなります。膨張したガスが、収縮するのはエキパイ部がエンジン内の高温と比較して、極低温だからです。膨張したガスが、体積を増しそして収縮して体積が小さくなる。イメージして下さい。^^

エキパイ部は、この行程の繰り返しにより、エンジンに対しての負圧を生じます。その作用は、まるで排ガスを出口から、掃除機で吸い出すような効果を生みます。実は、排ガスは出ていたのではなく、エキパイにより吸い出されていたのです。排ガスをエンジン内から、吸いだす!これがエキパイの役割です。

マフラーとは、別名エンジン保護管と言われる所以です。マフラーとは、排気ガスをスムーズに吸いだす役割を持っているのは、もうお分かりですね。この機能が働かないと、まるで*かんぺいちゃん*のような足取りのエンジンになります。

この作用により、エンジンはスムーズに回転できます。マフラー、排気系が変わると、排気圧が変化します。英語ではバックプレッシャーと言います。太いエキパイは、排気圧を失います。

ハーレーのエキパイサイズは1と4分の3インチがベストです。これより細くても太くても、スムーズなエンジン機能は損なわれます。ハーレー純正のエキパイサイズは、こうして決定された基本的な事として認めなくてはなりません。