|
【 ガバナの潤滑 】 機械式進角装置であるガバナ。 ここの潤滑を怠るとシャフトの偏磨耗やアドバンス・ウエイトのガタつきなどが発生します。給油方法は一回分解して直接潤滑する手段しかありません。エンジンオイルを交換する度(おおよそ2,000km〜3,000km)くらいに潤滑するのが望ましいです。 では、どのような潤滑剤がガバナの潤滑に適しているのでしょうか。 1: 長期間、安定した潤滑効果が期待できること。
まさに、モリブデン系の潤滑剤がピッタリ。という事で当店ではスプレイ式の二硫化モリブデンを使用して、お勧めしています。そこまで過酷な使用条件ではありませんが、なにが良くて、これは駄目だとはかけません。ただし、グリース系と、遠心力で飛んでなくなってしまうサラサラな潤滑剤だけは避けたほうがよさそうです。 ちなみに、80年以降のショベル・エボリューションモデル(86y〜03yスポーツスター含)では、標準の純正イグニッションを使用している場合、機械式進角装置は使用されていません。点火系をカスタムされている場合は使用されている可能性がありますがポイント点火やダイナSなどといったセミトラ系にのみ使用されていますので、ご注意ください。
|
珍しいイグニッションを題材にしてしまいました・・・。まずはイグニッションから取り外します。現在の点火時期はマーキングなどをしておきましょう。これはポイント点火でもダイナ-Sでも同様です。
矢印部分と○でマークした部分が主に潤滑する箇所です。潤滑後、アドバンスユニットとウエイトを仮組みし、まんべんなく潤滑剤がいきわたるよう、十分に慣らします。
最後にスプリングも組み付け、もう一度動作確認を行い、スムースに動くことが確認されましたらガバナを車体側へ組み付け、イグニッション回りを元通りにして終了です。 |