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【 スポーツスターで実際にあったトラブル1 】

これまでに実際にあったトラブルを載せていきます。実際にあると困ってしまうものばかりですけど・・・。参考にして頂ければ、トラブルの回避はできませんが、故障修理(診断?)は早くできると思います。


 : 電圧があがらない

94年式のXLH1200で起こったトラブルです。

はじめレギュレーター不良と思われた故障でしたが、元のステーター(発電機)の異常かと思い、専用のステーターテスターを差込みエンジンを始動して診断をしてみる。発電はしていないとの数値がでる。

ん??なんだ?と疑問に思うが、普通のアナログテスターを持ってきて、ステーターの端子と端子の間の抵抗値を計測してみる。すると、抵抗が無限大。導通がない。ステーターの端子とエンジンとの間の抵抗値を測ってみる。すると抵抗値が0Ω。導通がある。つまり配線が途中で「たんらく」している。これでステーターの配線が内部でなんらかの原因でエンジンと接触しているという事実が発覚。

早速プライマリーをバラし、内部を確認してみると散々な結果だった。

赤丸がしてある部分がステーター。そこから上に延びる配線が2本見えるのがレギュレーターへ向かう配線。

配線が切れ、焼けています。そしてエンジンにこびり付いています。これでは発電されてもレギュレーターに送られるワケがありません。さて、まずなぜこの様な配線の切断が、なにもしていないのに起こってしまったのか。原因が特定できなければ再発するのは当然。

原因はこれ。シワシワにみえる物です。エンジンを作る際に使用した金型からなるものなのか、それは解りませんが、あのシワシワになっている部分だけは異常に突起し、普通に手で触っただけでも切れそうな勢いがあります。

対策としては、配線が当たる箇所の突起した部分をすべて取り除くこと以外にありません。

ちなみに98年以降は突起物はなくなっています。金型が変わったのか、製法が変わったのか。恐らく両方だと思いますが、とりあえず91年〜97年までの5速スポーツスターにはあるトラブルと判断しています。

この症状が起こる前から、オイル交換の度に異臭が発生していました。吐気を誘うほどの臭さです。この異臭がではじめていたら、ステーター配線が切れ掛かっているのかもしれないと疑ったほうが良いかもしれません。