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【 スポーツスターで実際にあったトラブル2 】

これまでに実際にあったトラブルを載せていきます。実際にあると困ってしまうものばかりですけど・・・。参考にして頂ければ、トラブルの回避ができるかもしれません。


 : シフトできない?

走行1万5千キロ 2002年式の883であったトラブルです。

「シフトに違和感がある」とのことでお預かり。

大体予測はついている。手術台に上げプライマリーケースを開けると・・・。

勘の良い方、もしくは経験者ならすでにどこが壊れているかお気付きでしょう。

もっと接近。

 

 

愉快な方がホームページを運営されていると、

このあたりで「 ほわ〜っと?」とついてるはず。

 

見るも無残な姿となっていますが、このDetent Plateと呼ばれる止め金板を外に飛び出ないようにするためにその場に留めさせるスプリングの要素も併せ持つリテーニングリングが金属疲労により真っ二つに破損。

ブラブラになったDetent Plateはその役目をしなくなり、結果シフトの違和感へと。

 

これが本来の姿。

この部品はシフトに対する節度感やシフトミスなどを防ぐための重要な部品なのにも関わらず、あのリング一つで止めているのです。しかし、起こる人には1万キロそこらである場合もあり、ない人は3万、4万走行しても起こらない。

大抵早くここのトラブルとなってしまうのは、883カップなどで頻繁にシフトチェンジをしたり、レースですから気持ちが熱くなってくると荒っぽく操作することもあります。そういった方にはよく見かけるトラブルなので、もしかしたらレース以外でこういったトラブルになる場合はシフトチェンジが荒っぽいのかもしれません。

ちなみにこの形式は、5速へ変わった91年から03年まで使われています。

ここのトラブルは割と多いので、もしもの修理でもすぐに対応できるよう、常時在庫で対応しております。

一応、パーツ#も記しておきます。

# 33656-90A PLATE, detent
# 11019 RETAINING RING