インジェクション・スポをボアアップ

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皆様に1000ccを体感して頂けるよう、デモバイクをご用意することに致しました。

このウェブページで掲載しているハガーはキャブ仕様に対して、こちらの883Rはインジェクション仕様(2007年モデル)です。2万キロ走行後のオーバーホールをする感覚で、1000cc化を「ついで」にすることに。

 

mahle-topimg2-1のコピー

http://www.45degree.net/Tuning/engine/02.html

 

 

エンジン 分解・組み立て開始

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サクッと分解しまして

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オーバーホール感覚で組み込んだMAHLE1000cc鍛造ピストン

純正シリンダーを用いて適切なクリアランスに仕上げる。

 

シリンダーヘッドもついでにオーバーホール

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 走行は2万キロ未満。皆様が想像しているよりも、使用感のある様子ではないでしょうか。

 腰上を分解したついでなので。シリンダーヘッドのオーバーホールをする事に。

 そういえば、スポーツスターで、このバルブと、ステムシールに変わってから今年で10年も経ってしまったのか・・。良い機会なので、ちょっと振り返りたいと思います。

 2004年モデルからは、ラバーマウント化され、エンジンではシリンダーとシリンダーヘッドのフィンが大きくなり、シリンダーヘッド内部も変更された。それまでの5/16インチステムから、7ミリステムのバルブとなり、さらに外径が徐々に変化し円錐状のコニカル・タイプのバルブスプリングに変わり、バルブステムシールの形状なりました。

 私も2004年モデルのXL1200Rを購入し、即分解してエンジン内を観察。当時は「おお、すげえ変わったじゃん」と思っていました。実は2004年以降からは、それまで対応出来なかった高いリフト量のカムシャフトが、加工無しで組み付け出来るようになっています。

 ところが、いいことだけではなかった。定番のキャブチューンを行うもプラグが綺麗に焼けない・・・という事から始まり、シリンダーヘッド、主にインテークバルブからのオイル下がりが判明、2004年モデル・・・2005年モデル・・・と、御客様のスポーツスターでもかなりの高い確率で、続発することに。

 オイル下がりが原因で燃焼室内で過剰にオイルが燃えると、オイル・カーボンデポジットが蓄積し、それらが過熱して異常燃焼が発生する原因となり、キャブのチューニングが上手く決まらないなど、いろいろとありました。

 ところが、2006年スポーツスターからはその症状がピタッと収まった。オイル下がりの原因だったステムシールが変更(アップデート)された事で、オイル下がりが大幅に解消されたのです。(あくまで大幅に解消、です)

 2004年・2005年モデルは、この時に、アップデートされたステムシールに交換さえしてあれば、さほどの問題もありませんが一度もエンジンを開けていない場合は、チューニングをする、しない、に関わらず、バルブステムシールの交換は必須と言えます。確認方法は簡単で、ロッカーカバーを取り外し、ステムシールがオレンジ色のゴムに変わっていれば、アップデートされたステムシールに交換されています。

 話はそれましたが、弊社45ディグリーでは社内でシートカットが行える設備を有しています。 このシートカットでは、シート面を正確に整えるツールで、バルブと、シリンダーヘッドとの接触面を整え、気密性をバツグンに高まる事が出来るチューンアップともいえる。その結果、部品交換せずとも、トルクや馬力が増し、燃費も向上、排気音もパンチが出て、と体感出来るチューンアップのひとつ。

シリンダーヘッド インテーク&エグゾーストポート内と、シリンダーヘッド・チャンバー内のカーボン除去はもちろん、バルブのカーボン落としを行い、ヘッドの徹底洗浄を行う。

 後に、 バルブのリフェースと、バルブシート面のシートカット。バルブステムの適正化とステムシール交換。シリンダーヘッドの基本性能を高めるに必要な行程を踏んで行く。

 

ギア比の変更

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 1000cc化したことで厚みの増したトルクを生かして車速に振るモディファイを行う。

 高速道路などのクルーズ用途が多いユーザーには快適になり、大変嬉しい変化があります。

 街乗りで60キロ辺りをトコトコと歯切れ感を伴い、低い回転数で走りたいユーザーには外せないモディファイ。ボアアップ費用とは別にプラス15万円ほどで可能だ。

 

インジェクションチューニング/1000cc Sportster

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 ボアアップするならば絶対に外せないインジェクションチューニング。排気量変更となるとインジェクションチューニングも相当高度な技術が必要となるが、45ディグリーでは1000ccスポーツスター用のオリジナルマップを作成済みである。ギア比変更に伴いスピードメーターの校正(キャリブレーション)も同時に行う。

 

改造申請 / 排気ガス試験

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 ボアアップと同時に必要となる改造申請。 

 排気ガス規制値が設けられた年式の為、排気ガス検査を実施。

 排気ガス検査は専用の設備を用い検査員さんが実施。一発合格であった。

 最も厳しい排気ガス規制の年式ですら、クリア出来る値だった事を確かめる事も出来た。現行の新車では、少し緩い規制値に変わっているのはあまり周知されていません。新しいものが一番厳しい規制ではないんですね。

 排気ガス検査も無事通過し、改造申請にも合格。

 車検証にも排気量は1リッターと記載されました。

 安心の公認改造車でご試乗下さい。

 

1000ccダイノグラフ

□ ストック 883 × 1000ccの北米マフラー仕様

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 チューニングを施しほどよくフルパワー化するだけで馬力は60馬力にもなり、トルクは8.1キロにもなる。ストック883からでは20馬力アップのトルクは2.5キロアップで、馬力は50%・トルクは44%それぞれ向上している。

 

ムービー

 

これにて1000cc化完了でございます

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