ソリッドマウントXLH883

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弊社新製品である MAHLE 鍛造1000ccボアアップピストンに早くから興味を持って頂いていたS様。

 ピストン到着とほぼ同時に開始したボアアップのカスタム。

 

ボアアップの処方箋を

mahle-topimg2-1のコピー

https://www.45degree.net/Tuning/engine/02.html

 45ディグリープロデュースの新製品・MAHLEピストンを用いて1000cc化のボアアップ仕様。1000ccの素晴らしい走りにすると同時に、国土交通省の公認を取得した公認改造車とする事でそのまま車検もOK、という内容。

 御客様にトータルでご満足頂ける内容に致します。

 

 

作業開始といきますか

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 作業開始とは言っても、エンジン腰上の分解。

 その後 883のシリンダーを用いてのボアリング&ホーニング。

 シリンダーは別に用意する必要はなく、純正シリンダーを加工することでこの1000ccピストンを使う事が出来る。

 他の加工は?モディファイは?? 実は、これ、一切必要ない。

 エンジンについて回る永遠のテーマは、エンドユーザーにとっての、ちょっと頭が痛い悩み。「ピストンを換えるから、ヘッドもアレもこれもやらなきゃ本領が発揮できません」・・・エンジンについて詳しくないユーザーからしてみれば、まるで底なし沼のようなエンジンのエンドレスエピソード。これにハマると、ウン十万単位の出費は覚悟して頂く事になるでしょう。

 ところが、この1000ccピストンでは、それがない。

 もちろん、ある一定の特別な仕様は別にしても。

 通常、街乗りや峠で求められる一定性能が満たせ、883エンジンのパフォーマンスを最大限活かせるよう、883を1000にボアアップする「ピストン交換のみ」で、ダイノグラフ(以下参照)からも見て取れるバランスの良い出力特性、街中での使い勝手などで、レベルの高いバランスになるよう、ピストンをデザインした。そのため、「ピストンを換えるなら、アレもコレも、換えなきゃ本領発揮出来ないよ・・・」を無くす事に成功した。

 エンドユーザーにとって、性能向上とエンジン単体での出費の点で、かなり大きいメリットであると同時に魅力ある商品にした。

 

45定番のキャブチューン × 1000cc

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 キャブレターはコンスタント ヴェロシティ・キャブレター。

 ベンチュリの開口面積はスロットル操作に直接的に影響を受けないため、エンジン出力のスロットルに対するレスポンスはほかの方式よりも緩やかであるこのキャブレターを、美味く、ハーレーに適したチューニングを施したキャブレターが、そう。Full-Tune CV。Touring加工を施しXL1000のパフォーマンスを最大限活かす一翼を担うものとなる。

 エアクリーナーのインサートは往年の1000ccモデルに採用されていた新品。凸とされた1000のインサートはマニア必須なパーツ。

 

エンジン組み立て後

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 エンジン組み立ての余韻が残る中、ならし運転を開始。からの、チューニングに移行。

 

エンジンの外観

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 エンジンの分解ついでに、シリンダーと、シリンダーヘッドのペイントを施した。

 シリンダーは半艶消しブラック。シリンダーヘッドはチタニウムシルバー(艶無し)。それぞれ耐熱/焼付である。

 ボアアップとは別注扱いとはなるが、エンジンを分解する良い機会。一手間加える事で見た目も大きく変化する。

 

改造申請

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 ボアアップと同時に必要となる改造申請。

 国土交通省の公認を取得した公認改造車とし。

 そのまま車検もOK!という内容となりました。

 1000ccの素晴らしい走りを公認改造車でお楽しみ下さい。

 

これにて1000cc化 完了でございます

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