カテゴリー別アーカイブ: 転ばぬ先

DynoJet パワービジョンでトライクのチューニング / 2008y FXSTC

ゴールデンウイークが、1ヶ月前だった事に驚くばかり。
 
さて、トライクにカスタムされた車両の、チューニングを承りました。
 

デバイスはパワーヴィジョンを用い、8つ備わったデーター保管のスロットを生かせる点が良いね!という事で、パワービジョンを選んで頂きました。
 
 
 
これに、パターンの違うデーターを作り、
一つは走り心地重視の「強め」
一つは燃費重視の「エコ」
最後に、バランス型の「標準」
この3つを作リマス。
 
 
 
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「103ん??」事件  / 2011y FLHTCU 103

まずはじめにお礼。

インジェクションチューニングの実績台数が、2015年9月だけで14台!先月のインジェクションチューニング実績は合計14台と、45での過去最高でした。皆様の間にチューニングってした方がいいんだという事が浸透してきたお陰であります。
 
シャーシダイナモを用いた本格的なチューニングを始め、一台一台、計測・ロギング・手打での打ち込みを行い、検証、試乗、変わらず行っておりますが、その方法を忠実に保ったままで、手抜きなしで一ヶ月に14台。これまでで、最高値となりました。ブログやFaceBookには載せてないだけで、他の業務も合わせて同時進行させながらの、14台には、ほんと、驚きました。
 
そして、10月。10月は、も・もしかすると・・・・今月は15台・・・いっちゃうカモ?!!! な勢いで、ほとんど毎日チューニング行っております。45ではチューニング熱、まだまだ右肩上がりに上昇中でございます。(インジェクションチューニング、気になるお客様は、一度お問い合わせ下さいネ。お電話でもOKですよ)
 
そんな事で、毎日引っ切り無しに回し続けてはいますが、その一方で、今月はじめにお見積もりの依頼を頂いてるお客様、もうチョットお待ち下さい。指で数えるほどの数日内には、随時お返事できます。
 
 


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キャブ車。エンジン始動不良。その原因。

お客様から2006年式のFLHXの引き取りの依頼を承りました。

バッテリーを新品にしたけれども、エンジン始動するも、チョーク戻すとエンジンストール。チョークを引いていればいいが、戻すとエンジンストール。動かす事も出来ない。

まあ、こんな症状で伺っておりましたが・・。

引き取りにいったものの
新品のバッテリー、見事にあがってまして。聞いてないよー(大汗)

いやいや、先日購入した、お助けグッズが役に立ちました(^^)

当初から疑っていた所が的中。
犯人は「ガソリン」でした。

1年〜? ん〜?
兎にも角にも、あまり乗っていなかったそう。

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キャブのフロートボウルを剥ぐると、なんとも毒々しい色の「ガソリンらしきもの」。臭いが特有なので、これは使えないと判断。こいつは廃油入れにバシャっと捨てて。

これが決定打となり、タンク内のガソリンを全て出し、新鮮なガソリンに入れ替える。

そして、燃料コックON,にて出してみる。

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この金属トレイの中、実はうっすらとガソリンで満たされています。が、赤い斑点がポチポチ見当たりますね。僕はこいつを「赤いスライム」と呼んでいます。こいつが、エンジン始動不良の犯人です。

成分分析した訳ではないので、あやふやですが、ガソリンを弾いて、ガソリンの下に潜り込むので、もしかしたら・・たぶん・・・いや、そうだと思うのだけども・・「水」かもしれない。ウォーターです。

これで、赤いスライムが出切った・・かと思いきや・

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まだまだ、出るわ、出るわ。

出切ったと思うも、まだ出るわ・・・なんという、タチの悪さ(泪)

この「水らしきもの」。ガソリンの下に潜り込むので、キャブのフロートボウル内で最下層に堆積する。すると、加速ポンプのガソリン取り込み入り口から、加速ポンプ内に入り込み、水らしきものを、加速ポンプから吐出すると、水らしきものは燃えない。燃えないという事は、エンジンストールしてしまいます。チョーク引いてないとエンジンかからない、とありました。チョークは、CVキャブレターの燃料系統ではスロー・メインとは独立しているので、チョーク引いたら大丈夫というのとつじつまが合う。

しかしなんだ、この赤いスライム。
スライムが出ないようにするには、どうしたら良いだろう。

一番の予防策は

しっかり乗る事です!

これに尽きますね。

そして、新鮮なガソリンを入れておくように。

修理代は、超・高額ですよ!

もしも、乗らない車両ありましたら
当社にて買取もしております(^^)

燃料ポンプの故障 / FLHTCU ウルトラ

インジェクション車は壊れませんっ!
って昔誰かが言ってたなあ・・・と、フト思い出す。

インジェクション車には、インジェクション車らしい故障が有りますわ…。


2008y FLHTCUウルトラクラシック エンジン始動不可にて、トランポでご自宅訪問し、ショップまで持って帰りました。セルはギャンギャン回るも、全くかからないし、燃料も漏れている。

現地にて、燃料ポンプの作動音がしなく、加えてガソリンから異臭がしていた為、ほぼほぼ、間違いないな、という判断です。

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早速開けたのは、ガソリンタンク。出てきました。燃料ポンプ。

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こちらが新品。

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使用済みのポンプASSYのほうは少し茶色っぽくなっています。

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劣化し、異臭がしているガソリンが左側。抜いて出てきた量は、タンク容量22リッターに対し、5リッター程度。・・・新鮮なガソリンが右側。色でも違いがありますね。

業界人は、あの臭いを嗅ぐと「これ、ガソリン腐っとるわ」となりますが、厳密には酸化による劣化。特有のやる気のない異臭がし、衣類に付くとなかなか取れない臭い。拾ってきたスクーターのガソリンタンク内が、この手の臭いに仕上がってます。「うわ〜くっせ〜 とりあえず洗うか、灯油もってこい、灯油、」って。

新鮮なガソリンは、フレッシュで異臭らしい臭さは全くなく、香りも爽やか。

ガソリンが劣化していると、セットになっているのが、ガソリンタンク内のサビ。今回は、ガソリンタンク内にサビなどの腐食はなく、燃料ポンプのみ、動かなくなっていました。

新品の燃料ポンプに交換。
 
 
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ガソリンが漏れていたのは、経年変化によりこのOリングの弾性が失われた事によるもので、Oリング交換で漏れは止まりました。こんな小さなゴムの部品一つで、ガソリンが漏れてくるかもしれません。最新のハーレーは定期的な点検をすることで防ぐことができます。
 



お客様に「取り外した燃料ポンプは・・・?」確認後、「不要」との事で。壊すぞ。

開けてみる事に。開けるという事は、元には戻せません。

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ホース類は遠慮なく切断。

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これがポンプ本体。

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古いEPカー使いには見慣れたブラシモーターが出てきました。ブラシレスしか知らない新米には難解だろう。はっはっは。
 
(いまや、時代はブラシレスですねえ・・・いい時代だなあ!羨)
 
テスターを用いるとコミュテータの導通が怪しく。分解して表面をサラッと研磨すると、導通が安定した。ちなみにこれで5万キロほどの走行だ。

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ブラシは問題なし。原因は酸化により劣化したガソリンによる、コミュテータ部の酸化が原因と判断しています。(この部品も正常に使って、もって20万キロって所かな・・・)

燃料が酸化した事で劣化し、酸化したガソリンの影響で燃料ポンプの電気接点がやられてしまったのが、今回の故障の原因とみている。この燃料ポンプは、モーターですが、ガソリンに常に浸っており、同時にガソリンの通り道でもある。
 
どうやったら防げるか? 劣化しにくいように、燃料タンク内にガソリンを満たしておく・・・空気が少なければ酸化が遅らせる・・?? 等々、色々考えたのですが。
 
 

一番の予防策は

 

しっかり乗る事です!

 
これに尽きますね。
 
そして、新鮮なガソリンを入れておくように。

修理代は、超・高額ですよ〜

 
 
 
以上っ。

先代の背中を垣間見る

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ショベル4速フレームのスイングアーム ピボットシャフトが走行中に脱落。言って見れば、リアタイヤが外れそうなのと似たようなもんですからね。一言で「恐怖」ですな・・・。

ピボットシャフトは脱落するも、スイングアームから抜けず抜けず抜けず。必殺技で「おりゃアっっ!!」と抜いてみるとフレーム側の穴が若干楕円になっとる。リコイルでやるのは吉じゃないなあ。と思い、古〜い在庫品を漁ってみるとレアそうなオーバーサイズのセルフタッピング・タイプのピボットシャフトが在庫有りというお陰もあり、すぐに修理出来ました。

いままでの経験でこういう事例がなかったのですがショップの在庫でオーバーサイズのセルフタッピング・タイプのピボットシャフトがあった、という事は「そういう事」ですね(汗) また一つ勉強になりました。

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スイングアームベアリングとベアリングレースは腐食で傷んでおりましたので、こちらも交換。

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新しいグリースを圧入してまんべんなく塗布。サビ止めの意味も含め。

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ちなみに、ショベルのココは2500マイル(約4,000km走行)毎にメンテが要るんですね。