「サンダーマックス」カテゴリーアーカイブ

キャブとかインジェクションとか…..その4….「作り込むもん」

このシリーズの冒頭で

結論から言うと
チューニングって、「作り込むもん」やと思う。

 
 
と記載しました。
 
 
作り込むって、何に対して作り込むのか。
 
チューニングとはオモロい事への提唱であって
 
トラブルは、そもそも。あってはならない。
 
トラブルにならない為に、作り込む。
 
 
 
だからこその、純正CVキャブであって、純正ECMの書き換えですが
 
 
双方共通しているのは「純正」
 
 
純正って、お前随分保守的じゃないか
 
 
って思われた人もいらっしゃったら。それは全然に違う。
 
 
 
 
そこで純正のECMやCVキャブレターって。大切なとこを満たしている。
 
チューニングが作り込めるだけの、堅牢な土台が備わっているから。だから、使いたいもの。 続きを読む キャブとかインジェクションとか…..その4….「作り込むもん」

サンダーマックス 復帰したぜ!

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2010年式のFLTRX 入庫!島根県かのお客様です。
 
サンダーマックスのチューニングでご依頼頂きました、が!ここでワッツ・ハプン!
 
アイドリングも安定せず、走りも全然面白くなく、決して調子は良くないにしても、45までは自走出来たにも関わらず、おまけに僕も試乗して、走れたのは確認済み。ところが、イザ!チューニングにかかろうとすると、結論から言うとファームウェアがぶっ壊れてしまっています。パソコンで接続して内部を確認しようとしたときに起こったかと思われますが・・・エンジンすら始動不可。まさか手順を間違えたのかとも思うも、いや、あのプロセスで良かった。だけど、writeしようとすると、ナローバンドがウンダラクンダラというホップアップが出ます。ナローバンド用は確かにあるけど、んなモン選んでないぞー!んー??と原因を見つけると、ファームウェアが壊れてしまっているという感じ。
 
これはまさかの予想外の展開で、ソフトの入れ直し、アップデート、その他その時思いついた出来ることは色々やってみましたが約束の納期には間に合わない事が明確となりましたので、オーナーさんと納期の件で了解を得て、原因究明していき、なんとか「レディ・トゥ・ゴー!」になりました。
 
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それにしても、こんな事で、大切なファームウェアがぶっ飛んでしまうとは、コンピューターとしてはデリケートすぎる気がしてならず、ソフトとしてもまだまだ未完成なのではないかと首を捻ってしまいました。ま、復帰出来たから、とりあえず良かったよかった。
 
てな感じで、またひとつ勉強出来て楽しかったです(笑)
 
さー これからチューニング ばしばし進めて 行きます! こりゃ、 チューニングしなきゃいけない所、 多いなあ!と言うところまで見極めて、今日はダイノ禁止時間になりましたので、明日に持ち越しです。
 
 
ではでは
 
 
 
masa
マサでした。
 

インジェクションチューニングの番外編!? XL1200RのECM交換

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2008年式XL1200Rご入庫。兵庫県からのお客様です。
サンダーマックスを使っていて、おかしな症状が出て・・・・と詳しく症状を伺うと、ふむふむ、なるほど・・・あー、それは、もしかして、あれだろうな・・・という事で、念の為に純正のエンジンコントロールモジュールを持ってきてもらうようお願いしていました。 
 
サンダーマックスを使った後、他方にてT社のモジュールに交換すると格段に調子が悪くなり、その後サンダーマックスに戻して今に至るという経歴ですが、いずれにせよ、インジェクションで、あってはならない、とても疲れて、とても不安なトラブルを経験されているので、最も安定したチューニングにしたほうが良いと判断。サンダーマックスはとりはずし、デルファイのエンジンコントロールモジュールに換えましょう、もうこのトラブルの類はなくしましょう、という事で、出来るだけ理解して頂きたい思いでご説明した後、ご提案させて頂きました。
 
・・・・設定値を、自由に変えることが出来るものは、結果として、良い方にも悪い方にも、どちらにも、行くことが出来るのですが、この手のトラブル、グッときますねぇ〜。はい、僕はガッツリ経験者です!
 
 
((((これはすべてのインジェクションチューニングに、全く同様に言える事!怖いところもあるんですよ))))
 
 
フルコンへの交換は、「熟成されたチューナー」が手を加えることでの完成度の高さの要因も、相当にある事が認識として、少しづつ浸透しつつあります。
 
しかし今回の問題は使っていく間の経年変化が原因。
その事を含めた「特徴」をオーナー様自身が、とても理解してサンダーマックスを使っているのなら、なんら問題ありませんが、経年変化によって生じる変化や、それによって消耗部品で生じる必要経費、例えチューニングをきちんとしていたとしても、安定して走って欲しい末端のユーザー様の意見を取り入れると、それは難しい所もあるのではないか??というのが僕の持論です。オーナー様も思い当たる節や感じておられた部分もあったのかもしれません。その日のうちにご提案の内容を快諾頂きました。
 
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こちらのデルファイECMに交換し、内部を書き換えてチューニングしていく事になりました。
 
 
つづく。
 
 
masa
ではでは
 
マサでした。

FLHXSEのサンダーマックス チューニング


FLHXSEのチューニングです。
 
 

サンダーマックス取り付けの状態でお持ち込み頂きました。
まずは診断を・・という事で、診ていましたが、そのままチューニングでお預かりしました。
 
 

必要なセンサー類を取り付けて、チューニングを行います。
サンダーマックスを扱った事のある人なら不思議な光景に映るでしょうね〜
 
 

こちらが、チューニング前のロールオンテント。
 
このチューニング前と、チューニング後のロールオンテントを、オーバーラップさせます。
 
 

赤いグラフがチューニング後です。
パワーもトルクも上がっていますが、過剰に供給されていたガソリン量が適正に合わせなおされているのが判ります。
 
サンダーマックスを真剣にチューニングしようと思うと、大変です(笑)
なんとなく走るぶんには、なんら問題はないように、感じるはずですけどね。
時間には余裕を持って、お持ち込み下さいね〜
 
 
でハでハ!
 
 

マサでした!