西日本豪雨災害につきまして

お知らせ
この度の災害で、橋が崩落した事で、電話回線が一帯が不通でしたが、7/11には開通しております。

 
この度は、大変な災害が各所で起こっております。
 
見慣れた景色が一変し、まるで爆撃されたのでは….そんな箇所は少なくない。
 
これほどの広範囲での災害になってしまうとは、個人でも想像してなかったのは事実で。
 
広島の地質云々、言うけど。
ここまでの事って、そうそうなかったよ。
 
 
この度は、雨が降りすぎ!もはや、ここまでくると。
 

雨という名の兵器

 
 
そう思うわけで。
 
  
7/5から、それなりの大雨が降り続いていたのに加え、
 
いわゆるゲリラ豪雨級の大粒の雨が、数時間に渡り降り続くという異常事態だったのが7/6。
 
 
避難勧告が鳴り響く中。
 
過去の事例から。 まだ大丈夫….と、信じていたが。
 
夕方に差し掛かる頃に明らかな異常を感じ。
これは….どうなるか解らない。そう認識を改めていた。
 
 
 

またしても線状降水帯。 4年前にあった広島での災害と同じだが、今回のは大きい。これを見て、嫌な予感はしていました。
 
 


これが午後8時前くらい。
 

日付が変わる前頃。この辺りで、三篠川が、少し漏らしました。
 

一夜明け。JR芸備線のレールが曲がっている。
 

 

 

 

 

戦ったものだけが訴える写真の数々。
危ない….そんなこと、解りきった話。
  
 
  

 

 


ここで戦わなければ、排水溝に土砂が詰まり、弊社は確実に水没。ギリギリの所だった。
 
 

なんとか、 周辺は、復旧しましたが、旧道の昭和初期に建造された橋と、JR芸備線が完全にやられてしまいました。芸備線新見—下深川間の復旧には、相当な時間を要すると察してます。
 
 

 

向こう岸は堤防が低く、浸水してしまった。
 

 

この度の災害で、弊社隣にある旧道の、旧鳥越橋は、濁流に流され落ちてしまった。
 

歩行者用の橋。今年架け替えたばかりだが、濁流の力で、曲がってしまった。
 

ここにあった大木の痕跡。
 

弊社隣にある橋に、横たわる。こんな大木が流されることから、そうそう無い増水だったのだと伺わす。
 

こちらも歩行者用の橋、流されてしまった。
 

芸備線白木山—狩留家間では川の増水で長さ約85メートルの橋桁が流されていた。復旧には時間を要すか、廃線か…..。
 

JR芸備線の狩留家駅周辺。こちらも大雨の爪痕が残る。
 

そんなこんな。少し外に目を向けると、小さな川に、大量の土砂と木片が堆積し、そこから溢れ出している箇所は無数にあり。 局部集中ではなく、広範囲で、災害の痕跡を見つけるのは容易。
 
 
今日、災害から一週間経ち、道路の不通は、大幅に解消された。
 
納車がてら、馬木を通るも、いまだに川の水は茶色く濁り、川は、それなりの勢いを残す。一週間、まともな雨は降ってないのに、まだ濁ってる。
 
 
この、異常な雨量の中では、どこでも起こってしまう災害のように思うこの度の西日本豪雨災害。
 
 
 
2011年の東日本大震災の際、海から津波が押し寄せました。
 
この度は、山から土砂と濁流が押し寄せました。
 
 
 
いまだに山の斜面からは多量の水が出ている箇所がある。
 
まだまだ警戒が必要です。
 
 

明るいニュース

本日、山陽道が再開しました

 
 
高速道路が不通なの、身に沁みました。
 
所用があり、再開したての高速を走る。
 
上り線・志和トンネルの、トンネルに入ると、砂埃があり、土砂があったことを伺わせる。
 
内部をみるや、高さにして1メーターほど。土砂があった痕跡が、トンネル出口まで、実に2キロも残っていた。
 
高屋のあたりも、とてつもない土砂が堆積していたが、もう無くなってる。
 
 

これに、尽力された関係者の皆様

ホンマにご苦労様でした!!

 
 
プロジェクトXで紹介されても良いくらいの、話だと思うわ。
 
でも、そんな話、テレビじゃ、まず、しないので、ここで小さくも讃えたいと思う。
 
 
 
そこから、浸水地域へ向かい、車両のピックアップ。
 
災害の大きな爪痕を横目に
 
砂埃が舞う ぬるい臭いが漂う街の中へ。
 
氾濫したことで、一帯が浸かってしまった地域。
 
そこに派遣された自衛隊の方々の姿も多数。
 
そこに住む人々…..。
 
僕が見てきた広島は、確実に明日へ向け、歩んでいます。
 
頑張ろうニッポン。頑張ろう西日本。
 
<ありがとうございます!>
 
7/7 ご心配頂いて、来店くださった 
FLHRのM様、FXDWGのM様、FXDLのO様、ありがとうございます。
陣中見舞い頂いた、先日隼でチューニングご依頼頂いたK様、冷たい飲み物とアイス、沁みました。ありがとうございます。
 
Posted by M.Yasuura