エボのクランク 修理案件 / 1999y FLSTC


大粒の雨が降りしきる中、トラックに積まれ運ばれてきた当該車両。
 
受付からあまり詳細を聞いてなかった私、ダイノマシンを操った直後でダイノルーム入り口。フレッシュエアに包まれ、ぼんやりしている所でのご来店。
 
エンジンから異音がするとの事で聞いてほしい…と。では早速お願いします…..と始動して頂くと、これまで聞いたことが無いほどの激しい異音。
 
エンジンの中で、金属を引っ掻き、部品が外れて暴れまわっている音と表現しましょうか。 
 
  
この時点で。このいずれか。

クランクが逝っていて、ピストンもかなり激しいダメージがある。
 
もしかするとコンペンセーターが、とんでもなく痛んで、緩んで、擦れて回っているかもしれない

 
 
この2点が同時で起こっていると見受けました。(その位の激しい異音だったのです)
 
 
音から想像した、エンジン内部の想定ダメージから、悪い方で想像して、大体のざっくりとした概算をお伝えすると、げげげっと。そりゃそうですよ。エンジンは開けないと御見積は難しいので、まずは開けます。 続きを読む エボのクランク 修理案件 / 1999y FLSTC