103キュービック・インチエンジン搭載のFLHX 入庫。
インジェクションチューニングのご依頼ですが、もう一歩踏み込んだ内容で!という事で
ステルスヘッダーパイプを組み込み
元々スーパーチューナー使用だったので、そのままチューニングに使用。
ステルスヘッダーパイプは、音質の改善と共に、ライダーの走行環境改善にも適した商品です。ここまで熱くならないのはステルスヘッダーパイプのみです。その他色々な社外品ヘッダーパイプまたはエキパイで乗ってみても、純正の方がまだ熱くないわ〜ってのもあるくらいです(汗)
で、チューニング前後での比較です。
青色グラフ:純正ヘッダー&SEプロ・スーパーチューナー(45ディグリーでのチューニング前)
赤色グラフ:ステルスヘッダーパイプ&SEプロ・スーパーチューナー(45ディグリーでのチューニング後)
ちなみに青色グラフ、つまり弊社でのチューニング以前の状態。デフォルトのデーターから人の手を加えた形跡が見られた。このサンプリングから得られたデーターを見ると、全開領域でのA/F値はスーパーチューナーでの目標空燃値になっていました。そのほかの所ではやたらとリーン傾向にありましたが、これは恐らくこの方法でチューニングしたのだろうと想像される機能を用いた場合と、「その機能を用いた場合の機構上」仕方がありません。ここもシャーシダイナモを使った時に出てくる差です。
赤色グラフでは、ステルスヘッダーパイプという素材を活用し、103キュービックインチエンジンでも大台の出力を得る事が出来ました。
こちらはトルクをフットパウンドの値にしたものです。
今後、このグラフも合わせて掲載していきます。(意味が判ればフットパウンドの方が見易い事が判りました)
余談ですが・・・
この度のチューニングからパソコンを改良したものにしてみました。
チューニングルームのダイノウェア専用PCを改造してHDDからインテルのSSDを用いてSSD化。SSD化に伴い一度取り外したCドライヴのHDDはDドライヴにしてSSDの負担を減らすよう設定。立ち上がり速度は変化無しの様子だが、ソフトの読み書きが抜群に速いのは分かった。ダイノルーム内の環境の影響で、壊れるはずが無いと言われたHDDの動作不良でだんだんと性能が落ちて一年に一回HDD故障していました。さぁて。SSD化後がどーなるか楽しみっ。故障しにくい物に仕上げたい!狙いが外れて半年で壊れたりすると泣けてくるでしょう(微笑)
加えてチューニングソフト専用PCはレノボNotePCのハートをSSDに交換してみたカスタム仕様。起動&再起動に20秒以内と驚速!言語交換のストレスともオサラバ。昨年4月に頂いたTunersNationとHiro Koiso Racingステッカーを貼り貼りチューンしました。
という事で、チューニングとは、パソコンにもある程度以上は精通している必要があるのです・・・・
好きこそ物の上手なれ・・・とか言いますが、アレ、少なくとも僕には違うと思います。こう見えて、パソコンはめちゃくちゃ苦手で、好きでもなんでもないんですが、「あ〜コイツ パソコンオタクか!笑」ってなノリで、よく誤解されてしまいますけどね(笑)
って事で。
ほな、さいならー
マサでした。