FXSBSE チューニング開始

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FXSBSE ブレイクアウト到着。
東京から陸送にて送っていただきました。これからインジェクションチューニングです。
 
チューニングにかかる前にチェック。
現状でどうなのか? まあ、良い訳ないじゃん、とご想像の人も、多いかと。
 
エアクリ洗ったらアフターファイアーしくなったけぇ、いいじゃん、という人もいらっしゃいますね。
 
でも、どの程度か??診てみなきゃ解りませんね。
その為の、シャーシダイナモ!!!ぜーんぶ、解ります。
 

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こちらが「初めのロールオンテスト」
仕様はストックのSE110エンジンでEXのみバンスのスリップオンにクワイエットバッフル入りです。
 
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で、こちらがトルク値をフットパウンド表示に変換とフォーススケーリング機能ON。
 
パワーカーブが、すこぶるガタガタですネ。
特筆すべきはA/F 通称エーエフと呼ばれる空気と燃料の混合比率 空燃比(クーネンヒーっひっふー)です。
 
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空燃比グラフの方を大きくしてみました。14.82とか、15.31と書かれている方です。
ロールオンテスト時なのでアクセル全開で、100kPaの時が、コレです。非常にマズいですね。つまり何が言いたいかというと、チューニング必須状態でした。
 
SE110エンジン搭載車は、こういう感じの車輌、たいへん多い。
 
で、アクセル全開なんてしないから・・という人へ、更に驚く事実。このスロットル全開と言う、100kPa付近。アクセル全開にしている訳でもないのに、使っているギア、路面状況、負荷状況によっては、かなり多用して、使っている領域です。
 
今回は、ロールオンテスト時で、ローラー上でリターダー未使用、無負荷で全開なので、測定時間も7秒と、なんら問題無しです。
 
これが実際の路面で、相当に負荷が高く、また、長い時間継続して負荷をかけ続けていた(という自覚なくても実際にはよくやってるパターン)ならば・・・恐らく、ピストンとピストンリングが仲良くなりくっついて、圧縮が抜けて、エンジンブロー。だったでしょう。まぁ、焼き付いてリアタイヤがロックするとまではいかないので、大した事ありません。あれ、なんか調子おかしいぞ、程度です。そのピストンが実際にあるので今度写真載せてみましょう。
 
 
もうそんな事にはならなく、チューニング後は遠慮なくアクセル開けてお楽しみ頂く為にも、チューニング続行中です。
 
 
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ではでは
 
 
 
masa
マサでした。