2012年式スポーツスター・883 スーパーローのメンテと、カスタムでご入庫。
先ずはタイアから交換〜っ。
スーパーローはフロント120/70-18、リアが150/60-17と珍しいサイズで、バイクのキャラに対してのタイア選びはちょいと悩みどころ。
45ディグリーにて、かっこいいタイアをお勧めしました。
リアタイア。純正タイアのガリガリの見た目からムチっと感が増し豊かな外観になりましたね。気持ちタイアが大きく見えるでしょう(-_^)
メンテはこのほか、ブレーキ周りを行いました(記事の都合上、割愛)
お次はカスタムっ。
イグニッションコイルを、横へ移設。サイドマウント・コイル化致します。と同時に、イグニッションキーも横へ移設。狙いはタンク下をスッキリさせる為!
こちらが、一応の完成図。プラグコードが前後でクロスしているのを見かけます。一応は絶縁されているとはいえ、30000ボルト以上の高電圧が流れるプラグコードが接触しているのは、あまり宜しくないと思いまして。そのため、プラグコードの取り回しは変更し、FXSB/ブレイクアウト風に純正っぽく&ちょいカスタム感ある長さに。
お次にプラグですが・・おやおや。真っ黒ではないですか。こんなに真っ黒になるA/Fの値にはしていないんだけどなあ。だとすると、ウォームアップ・エンリッチメント状態が多かったと推測されます。
<ウォームアップ・エンリッチメント状態>
ハーレーのインジェクション車において。エンジン始動直後は、冷間・温間に関わらず、エンジン始動直後から、少しの間は通常よりも多いガソリンがエンジンに送り込まれ、エンジン内が安定するまでの間は継続します。
A/F 11位から始まる事が多く、徐々にガスを絞っていき、設定したA/Fまで徐々にA/F値が上がっていきます。この時に、不用意なスロットル操作でエンジンをニヤスとスロットル操作に対して、さらにプラスαのガソリンを増量させて送り込まれてしまい・・・キャブ車にある、加速ポンプ的な働きですね。すると、めっちゃ濃い状態になってしまい、それは、マフラーから黒煙が吹き出るほど。こうなると、エンジンは苦しいですね〜。
このようなことなので、ちょい乗りが多い・・少し動かす為だけにエンジンを始動させ続けると、断続的であるにしても、濃い混合比で動かし続ける事になり、エンジンのコンディションは徐々に悪くなってしまいます。
この事は詳しくは明記されていませんが、新車購入時のオーナーズマニュアルにも注意書きが記されています。掘り出して見てみると面白いですヨ。
インテークバルブ付近・・・ん〜 点滴したら、いいだろうなあ〜。
イグニッションコイルと、イグニッションキーを横へ移設し、タンク下の配線をスッキリさせる為の案を練ってます。あと少しですよ〜。
ではでは。マサでした。