ショベルをカスタム・チューニング

今回はショベルのカスタムと、チューニング。
 
実は載せきれてない記事も沢山あり…
 
少し遡ります。。。
 
 
 
 

フロント周りをリニューアルすることに。
 
 
 
 
 

ヘッドライトをバイザータイプに。
 

ロングランに備え、手に入ったクォーターフェアリングを装着。
 
この際に、フロントフォークをクロームめっき加工を施した。
 

 
 
 
それから少し経って…
 

リアブレーキの強化…リジットフレームなので、既製品がそのまま入る式ではなく。その時、たまたま買い取った2005年式ツアラー用のブレーキ一式があり。MISUMIさんのとこの製品ですね。これをベースに用い、取り掛かることにした。
 

取り付けの図はこちら。リアディスク径は11.5インチから11.8インチへとサイズアップ。現行車両と同じサイズ。ブレーキラインもバンジョータイプに引き直した。
 

この時の完成の図がこちら。
 
 
 
そして直近…
 
 

 

エキパイの作り直しの依頼。
 
 
 

アップスィープのデザイン。材質はスチールで、クロームめっきの加工も施した。
 

連結管を有する構造に。こうすることで、サウンドは重低音となる。また、連結管を有する構造にすることで、この先、消音性能を高めても、十分な走りが保てる。
 
 

 

 

ささっと組立てまして。
 

やはりの、チューニングです。
 
CVキャブにコンバージョンしてある車両ですが、今回チューニングするにあたり、中速域はどうしても増量するわけにいかずというA/Fで高速域は、より吸入空気量が増し、サンダージェットサイズが既存のものでは足らず、ドリル加工したものを必要とした…320番相当….。ストックのショベル80ciで65馬力ほどをマーク。
 
 


(国内新規登録前の写真)
 
この車両、最初期が28馬力という結果だったものが、小さな積み重ねで現在では37馬力のアップ….
 
日本を走る、ショベルの多くは30馬力未満〜30馬力台が圧倒的に多いんじゃないかな。純正のクラッチでも滑る事なく走ってる様子から、そう見える。
 
それは、元の純正ショベル状態より、パワーが下がってることを意味する。
 
その多くは、改造されている車両。
 
単に調子を崩してるか、カスタムが原因なことも。
 
ワンオフのマフラーくっ付けて、後付け消音バッフル構造のストレート管構造で、キャブ変えて、点火はダイナSか、何故か古典的なポイント点火に変更していたり。
 
エンジンの始動性だけは一応合格点の、ハギレ ズンドコ三拍子仕様。
 
で、高速で100キロで走るのが精一杯とか。
 
「ショベルだからこんなもんだ」
 
「ショベルだから振動多いの普通だよ」
 

….って言うのが従来からの定説ですが、
 
こちらのショベルはそれを覆す仕上がりになってます。

100キロくらいなら、淀みなく吹け上がり、

不快な振動は少なく、鼓動感は増し増し。
 

 
 
「俺のはショベルだから、別にパワーなんて要らないんだよ」って仰る人はなぜか多いですが、おウマさんも、トルクさんも、過剰には要らないにしても、「それなりにあった方」が車速に乗せるのも振動も快適だし鼓動感もハーレーらしさもあって楽しいもんですよ。
 
だから、俺のはショベルだから、別にパワーなんて要らないんだよって聞くと、ただのやせ我慢や、訳のわかんない言い訳にしか聞こえないのね。
 
おウマさんも、トルクさんも増し増しで、エンジンもスパッと始動できて、やっぱ走ったら「以前よりも気持ちいいっ!」てことで、オーナーさんご機嫌です。
 
最後に、動画、貼り付けておきまーす。
 

 
 
 
Posted by M.Yasuura

「ショベルをカスタム・チューニング」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしい!
    自分のもおウマさんとトルクさんを増し増しでお願い!

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