タペット交換 / CVキャブ化 / 納車整備 … FLHTKSE .. FXS … FLHR…進捗


3/27。朝一発目は、タペット交換から。
 
エンジン始動時に、ガラガラガラッとエンジン前方から異音がしていたのを以前から気にされていました。
 
冷間時が最も大きく、温感時も短時間での再始動時においても異音が多発する。
 
音も確認しましたが、こりゃタペットだね、と。
 
2014年式で走行も3万キロ程度、 10万でオーバーホールしたSE110エンジンでも無かった、タペットからの異音(念の為交換しましたが)。
 
CVOに搭載されるSE110エンジンに標準で組み付けられるバルブスプリングは強化品なので。この辺りも関連があろうかと。
 
 
 
 
 

手際よく分解し、タペットが顔を覗かす。
 
 

これがタペット。左がアップデート品。純正品の入れ替えではありません。
 

下列の4本が純正品。上がアップデート。
 
 

分解した時に気になったこれ、オイルが滴る。
 

原因はエアクリーナー・バックプレートに取り付けされるブローバイボルト部に、入ってるはずのOリングが無い。 このサイズ、持ち合わせがなかったので制作し、対処。
 
 

げげげ! 少ない! 
 
エンジンオイルは交換のご依頼があって、抜いてみたら1リッターしか出てこなかったという。作業者のミスか、今、・・テックのオイルを使っていたとの事で、(当社では使ってません) オイルに原因があるのか、オイルを食いやすいエンジンになっているのか、この3つの可能性は、次回のオイル交換で掴める予定。
 
タペット交換を60分少々で完了。異音も無くなり、お客様喜んでおられました。
 
 

ショベルにCV!
 
1979年式 80ciのローライダーのキャブ交換・イグニッション交換をフィニッシュさせ納車。…こちらの記事はまた改めて。
 
 


2006年式FLHR ロードキングの納車整備に取り掛かる。
 

フロントのブレーキ・キャリパーからオイルが滴っていたのを確認、オイルシールを左右キャリパーともに新調。…こちらの記事はまた改めて。

 


次はご成約頂いた1982年FXBスタージスの納車整備。ささっとEG腰上をバラす。
 
 

シリンダーヘッドはバルブガイドの打ち替え、ピストンはマーレに入れ替えの内容で納車整備。 ここで書いてたら長くなるので…こちらの記事はまた改めて。
 
 
今日もなかなか濃い1日。1日のうちに色々あるので日記感覚で纏めました。
 
 
Posted by M.Yasuura