□ 何事かと思えば….またFP3 / 2014my FLHTK


ご成約の車両の整備時。ダイアグを見ると、「アクティブエギゾースト」のエラーが。この機能、日本仕様にはそもそも有効ではなく、備わってません。
  
車検整備担当のTDM君からの報告を受け、「またFP3の仕業じゃろ〜」 と冗談を言っていたら、
 
おいおい、おいおい。まさにその通りじゃないかと汗
 
またお前か〜〜!!のやるせなさ。
 
 

こちらの2014年 FLHTKには、FP3で標準で備わる、バンスのデータが入ってましたが、バンスで用意しているデータはロクでもない。バグしかない。バグだらけ、バグのデパートでございます。
 
 
 
 
 

一応付属品ですが、データだけは純正に戻しました。
 

バンス提供のデータは消去の処方。仕方なし。
 

ディーラーログイン用に、617のツインクール用@純正データは抜き出してアップロードさせて頂きました。次の備えで使いますので。
 
私がFP3でチューニングをするときは、純正データを変換し、それを用いております。
 
と言うか、それしかやらない。まあ、それでも、ダメなときはありますが..。
 
エンドユーザーさんにおいては、FP3で用意されている豊富なデーターを目的として導入されているのが大多数かと思いますが、バンスで用意しているデータはロクでもない。バグしかない。バグだらけ、バグのデパートでございます。もう、こんなの売りに出してるのかと考えただけで悲しくなる。
 
近頃は、ディーラーログインにて、チューニング業務の改善が行われた事で、プロチューナーさんが関わる事が増え、バグだらけだった件のトークが盛んです。
 
FP3を導入検討する前に、一度踏み止まり、ご相談ください。 
 
 
 
 
 
・注意点 / チューニングデバイスを乗り換える際には、注意点があります。

既に他のデバイスでチューニングを行われていると、一度純正に戻す必要が生じます。 

それは同じ様に見えるチューニングデバイスでも、微妙に書き換える箇所が異なっており、そこでバグが生じてしまうケースが多発しております。その為に、一度リセットを行うのが目的です。

スーパーチューナーでは不要です。

そのほかのデバイス(TTS / FuelPak3 / PowerVision)では必要となります。
 
この中では、故障が起因した場合は、それが行えません。

 
 

TTSが故障した場合は、かなり厄介です。
 
TTSによって強制的にパスワードロックがかけられてしまう事で
 
TTSと車両が接続不可となった場合は、通信する手段がなくなります。
 
その場合、ECMを交換する他、手段がございません。
 
TTS本体が故障したことは数例確認されております。
 
 
 

PowerVisionでも、故障により他のデバイスへの乗り換えを経験した事もあり。
 
故障すると中に保存されている管理されたデータも出せない状態になります。
 
目立ったバグはないので、本当は戻したいですが、とりあえず良しと。
 
それ以外で、PowerVisionから乗り換えるときは、
 
アイドリング部分でしょうから、その際はPowerVisionをお持ちください。
 
 
 

問題はFP3です。これはバグが多すぎるので、戻さなければなりません。
 
FP3においては、純正データに戻す事がデバイスを変えた場合のチューニングの条件です。
 
もしも、FP3が故障していた場合は、クラウド上にアップロードしてある純正データってどうなる??
 
そんなときは、バンスに相談してデータを出してもらわなければなりませんが
 
そのデータ、どうやって入れたらいいんでしょう? 
 
保証が効かなくて、もう一個買ってくださいなんて状況も、並行品の場合はあるかもです。
 
最後の砦、ディーラーさんにて、リフラッシュをお願いして純正データを入れてもらう方法ですかね。リフラッシュしても上手くいくとは限りません。
 
本当は元々のデータをFP3によって埋め戻す方法が望ましいです。
 
 
 

ユーザー様が、デバイスの故障と無縁なのはディレクトリンクの、マスターキーのみ。2018年の3月より、ウェブ認証を行う仕様(マスターキー)に変えました。
 
キーが壊れたときは、それは弊社にあるマスターキーの故障。
 
ウェブライセンスになり、物理的なキーはウェブ上での保存により、ユーザー様への負担は無し。
 
その為、弊社で現在支持しているチューニングデバイスは、ディレクトリンクです。 
 
これに欠点があるとしたら、ウェブに繋がってないといけない点ですかね。
 
 
 
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
 
 
posted by M.Yasuura