さあ、これだけ「ポン」と置かれて “フロントフォーク” と気付く人。何人いたかな・・・?いや、このBlog見てくれてる人はマニアックな人が多いけぇ気付いたかな!
でも、チタンコーティングじゃ、ねぇぞ?とまで気付いた人は数人だろうね。笑
マニアックではない人は、どーいうノリで見てもらえばいいか、考えました。
「へえ〜。見た目も変わるし、性能とかも良くなるんだ〜へぇ〜」
如何でしょうか。
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色が少し黒っぽくなっている、このフロントフォークには、ある「処理」を施してあります。
「ダイアモンド・ライク・カーボン(Diamond-Like Carbon)」という皮膜処理の類で、耐摩耗性及び耐焼付性などのトライボロジ特性に優れた硬質皮膜です。
純正のフロントフォークは硬質クロムメッキが施され、その表面硬度はビッカースで800程度ですが、ダイヤモンドライクカーボンコートの場合の表面硬度Hvは軽く2500にも上ります。(当社比) 同じフロントフォークでも、表面処理を変えるだけで、こんなにも変化してきます。
硬質クロムメッキや窒化チタン被膜より大幅な摩擦力低減をし、特にサスペンションに横荷重が掛かった状態、コーナーリング時や、ブレーキング時などが特にその状態ですが、荷重がかかった状態でも、作動性が飛躍的に向上するため、安定したサスペンションの作動と、それによる路面接地力を発揮します。
「大幅な摩擦力低減」については、フォークシールが動く際に起こる抵抗についても軽減でき、実際、この「ダイアモンド・ライク・カーボン」の処理を施したフォークにフォークシールを通す際に、スルスルと通ってしまい、笑いが出るほど軽く動きます。
10万キロに近づくにつれ、フロントフォークも、この摩擦によってフォークが削れて「小さく」なっていきます。そうなってくると、オイル漏れが発生しやすくなり、フォークシールをいくら交換してもオイル漏れが止まらなくなってきます。
フォークと、フォークブッシュとの間の摩擦が軽減されれば、耐久性も、上がってくるでしょう☆
ちなみに、レース用などのかなり良いサスペンションでも使用されている処理です。
ま、硬い皮膜だけに固い話でしたが、これを実際に組むと・・・・
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これを、バイクに組み込むと・・・・
まずはビフォーの状態で。
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どうでしょう??
磨り減ったフロントフォークとのリプレイスでも、ゴールドバルブ組み込み時に同時にでも、ルックスを変えたくて、といったさまざまなニーズに応えられるよう、フォークチューブごとの交換(2本1set)で、考えています。オモシロそうでしょ?
2009年10月1日 @ 2:52
りゅうちゃんさん
1200Sでも問題ありません。処理費用は・・・¥28,000@each。2本で¥56,000です。新品のフォークチューブも含めた場合は一式10.5万。組み込み費用は含まれておりません。
1200Sの、純正ショーワ・カートリッチフォークも、ゴールドバルブと、クロムシリコンのスプリングでチューニングもできますし、走りがとても面白くなりますよ^^;
ぐぐっと、興味ある話題ですねぇ!!
F・フォークにオイル染みが出てきて、F・フォークのオイルシールとフォークオイルの交換を考えているところなので・・・でも、費用は???
ちなみに、Myバイクは、’00の1200Sなんですが!?