またまた、ツインカムでカム乗せ、ご依頼頂きました。96キュービックインチのツインカム。
Runout値をチェック。中心点を確認。
分解の度に具合は確認してますが、おっとっと?気になるムラが。
やはり。タペットローラーも。表面がメラメラっとムラがある感じ。わかりますか。表面の処理層が、剥がれています。剥離(ハクリ)です。
これが進行すると、ボロボロになってしまう。カムが逝ってたら、タペットも。またはその反対も、なのが通例ですが、ミルウォーキーに関してはタペットだけ逝ってる率がとても高い。
カム乗せと同時に、タペットも交換となり。ちょっと、いい、タペットにしました。ガッチガチのレース仕様ではなく、ストリート仕様。
こちらの車両で「ナゼこうなる?」の原因と思われるのは、ドロっ….とした粘度の高い、減少したエンジンオイルから察するに、かなりの劣化具合。オイル管理です。
念のため、追加でフラッシング専用のオイルでフラッシングする事に。とりあえず一回ほど。オイル交換、気を遣いましょうね。
ダイノルームに場所を移し、チューニング開始!チューニングは既に済まされており、ディレクトリンクのハードウェアキーでの再チューニング。
順調に進み
ダイノグラフはこの様になりました。トルクカーブのコブが4000回転付近にあり、トップエンドまで伸びやか。こりゃ、かなり気持ちいい感じになってます!
https://www.45degree.net/order.htm
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posted by M.Yasuura
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