いつもは単一の記事ですが。
これが、実際の1日の動きに近いかと。
2002年のFLHR / エンジンクリーニングと、S&S Super-E キャブレターのチューニング。
まずはエンジンクリーニングから。
エンジンクリーニング前
エンジンクリーニング後。剥がして落とす、技術✨
次に、キャブチューニング。ブラックエディションのキャブレターですね。
はいっ、こちらが、エンジンクリーニングと、チューニングを含めた、前後比較 / RO TESTです。
その後、20kmほど試乗。
次。1992y FXDBDです。
ガソリンを入れ、スタートしようとしたところ、クラッチが爆発したとか。
クラッチケーブルが切れたか??と思われていたそうですが、やっぱり。思った通り、クラッチハブの爪が折れていました。やっぱりとか書きましたが、このトラブルは初見です。VPクラッチが悪さしたとか、ではなく、走行距離からしても、経年劣化かと。使いすぎということかな。
お客様と協議の結果、社外の部品でご案内しました。
この部品、クラッチハブの入荷を待っていた。10日ほどで届いたが、これでも早い方。
純正部品は、アメリカ本国からのお取り寄せとなっておりましたが、昨年発生したハーレー本社のシステムのエラー(?)と、今年2月から大きく報道されている新型コロナウイルスの影響のダブルパンチで、納期3ヶ月以上にもなる部品が相次ぎ、立て続く納期遅延の知らせで、暫定的な納期の可能性が高く、入荷時期が読めない。
誰が悪いとかじゃなく、ここは耐えるしかないのか…早期の収束を願う!
修理完了。クラッチプレートは、まだ使える状態でした。エキストラプレートに交換してあるので、純正クラッチにありがちなトラブルとは無縁です。
クラッチの修理を終え、場所を変えて、ダイノルーム。
別注で承った、エンジンクリーニング。
エンジンクリーニング前
ここから覗き
エンジンクリーニング前
エンジンクリーニング後
エンジンクリーニング後
ばっちり、回復しました。
次。2010年 FLHXSE / ワンテンを搭載したCVO の SE Pro スーパーチューナー / 再チューニング案件。
当初、「難航」が予想されたので、軽くジャブ打っとこうかなと取り掛かるも、案外順調にいけてしまい、集中力も高い位置で持ちこたえそうだったことから、調子に乗ってフィニッシュさせました。
VCI内のデータを見ると、以前は広範囲でクローズドループ設定されておりました。
これ自体は純正も同様なので悪いわけではないですが、組み合わせていた物が悪かった。
このVanceのパワーデュアルExのエキパイ・フロント側ラムダセンサー取り付け位置が、相当に下流にある。リア側の排気ガスを誤って読んでいるのか、または下流にありすぎる事が原因なのか、クローズドループ制御すると、比較的排気が安定している2500回転Up、60kPa以上でも、フロント側だけ大体10%~12%ほどプラス側に誤ったVEの補正値が入ってしまう。
10%~12%のプラス補正というと、空燃比では2も変わってしまい、VEをばっちり合わせAFテーブルで14.4を狙うよう設定したら、O2が変な補正をかけて12.4~12.0になってしまう、という状況でした。
設定でラムダセンサーの動作をキャンセルし、この度のチューニングで根拠ありのVE値になったのを活かし後に若干狂ってしまうのも視野に入れ、余力を持たせオープンループの設定にした。
↑ダイノグラフは、少々お待ちを。(のちに載せます)
緊急
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posted by M.Yasuura
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