ポリス仕様のカム&チューニング / 2018y FLHP

ミルウォーキーのロードキングで、ポリス仕様というのが販売されていましたが、その車両が入庫。
 
ミルウォーキー でポリス仕様が復活!も、台数がかなり限られていたので、ご相談でお越し頂いた時に所有しているのはポリス仕様のロードキング…と仰っておられたので、「えっ。ミルウォーキーですか?」と伺ったほど。
 
 

新しいポリス仕様は特徴的なところはサドルシートなど、他にもあるも、ひと目見て、「あっ」と気付くのは、視認性に優れたスピードメーターとタンク上面に設けられた巨大なタコメーター。標準的にこんな大きいタコメーターは他にないでしょう。
 
 
 
 
 

ズババッと分解。カムを乗せます。
 

2019年以降に採用されているシール付きにも変更。
 
 

こちらのカムに。現在のセットアップを鑑み、最適なカムシャフトをご案内しました。
  
 

タペットが問題なければいいんだけど…と見ると、おっ! 霜降り状態ではない。 いいじゃん、このまま使おう。
 
 

走行は3000km未満ですが、ノット霜降り。 
 

走行500km未満でも霜降り状態で出てきたりする事もある。そもそも、ミルウォーキーも、ツインカムも、共通のタペットなのに、ミルウォーキーから多発していることに疑問を持たないといけない。
 
 
 

タペットカフスに交換。
 
 

オイルまみれの中でも有効的な緩み止めワッシャーを滑り込ませてますよ。締め付け時のトルク以上の緩む力が働かないと緩まない…ということは任意で緩めないと緩まないという、素晴らしいワッシャー。
 
 

組み付けた勢いそのまま、場所をダイノルームに移し、チューニングにかかる。
 
もちろん、リニアスロットル化も行う。
 
 

カム乗せ&チューニング前後のダイノグラフ。最高トルク&最高馬力狙いではない、セットアップ。これ、かなり好評頂いてます。乗りやすく、ドドっとパルス感高めであり、トルキーで、良い感じ。
 
 

チューニング時の動画と、走行動画です。
 
 

 

完成です。が、納車時に、お客様にご試乗頂き、「1速ギアでの発進時が唐突」いう事で、穏やかになるよう微調整を加えました。調整を加えた結果、ちょうど良くなったとOKサイン頂きました。
 
 
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
 
 
posted by M.Yasuura
 
 
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