ミルウォーキーのロードキングで、ポリス仕様というのが販売されていましたが、その車両が入庫。
ミルウォーキー でポリス仕様が復活!も、台数がかなり限られていたので、ご相談でお越し頂いた時に所有しているのはポリス仕様のロードキング…と仰っておられたので、「えっ。ミルウォーキーですか?」と伺ったほど。
新しいポリス仕様は特徴的なところはサドルシートなど、他にもあるも、ひと目見て、「あっ」と気付くのは、視認性に優れたスピードメーターとタンク上面に設けられた巨大なタコメーター。標準的にこんな大きいタコメーターは他にないでしょう。
ズババッと分解。カムを乗せます。
2019年以降に採用されているシール付きにも変更。
こちらのカムに。現在のセットアップを鑑み、最適なカムシャフトをご案内しました。
タペットが問題なければいいんだけど…と見ると、おっ! 霜降り状態ではない。 いいじゃん、このまま使おう。
走行は3000km未満ですが、ノット霜降り。
走行500km未満でも霜降り状態で出てきたりする事もある。そもそも、ミルウォーキーも、ツインカムも、共通のタペットなのに、ミルウォーキーから多発していることに疑問を持たないといけない。
タペットカフスに交換。
オイルまみれの中でも有効的な緩み止めワッシャーを滑り込ませてますよ。締め付け時のトルク以上の緩む力が働かないと緩まない…ということは任意で緩めないと緩まないという、素晴らしいワッシャー。
組み付けた勢いそのまま、場所をダイノルームに移し、チューニングにかかる。
もちろん、リニアスロットル化も行う。
カム乗せ&チューニング前後のダイノグラフ。最高トルク&最高馬力狙いではない、セットアップ。これ、かなり好評頂いてます。乗りやすく、ドドっとパルス感高めであり、トルキーで、良い感じ。
チューニング時の動画と、走行動画です。
完成です。が、納車時に、お客様にご試乗頂き、「1速ギアでの発進時が唐突」いう事で、穏やかになるよう微調整を加えました。調整を加えた結果、ちょうど良くなったとOKサイン頂きました。
https://www.45degree.net/order.htm
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posted by M.Yasuura
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