外装カスタム 完了 / 74スプリンガー / 1988Y FXSTS

その1
 
https://www.45degree.net/blog/?p=25321

その2
 
https://www.45degree.net/blog/?p=25438
 
 
1988y FXSTS の外装カスタムが完了致しました。
 
 

前回の記事は、塗装に出す…. で終わってましたね。
 
 
 
 
 


続き。先ずはブレーキラインを取り付け。安定のスゥエッジラインでも、PRO仕様。目的がはっきりしているなら、PRO仕様の方がもっと良いんで、ね。車検対応のブレーキラインでも、「純正同等の固定方法」が満たないと検査でNGを食いますので要注意。
 
 

取り付け、移動さすにブレーキが効く状態にし。
 
 

オイルタンク・新たに取り付けるシーシーバー・ベルトガード、この3点は、粉体塗装(パウダーコート )により、HDブラックを纏いました。粉体特有の塗膜厚増により、有機溶剤系よりも遥かに、艶が深いですね♪
 
 

ベルトガードは純正加工し再利用。
 
  

次は、配線です
 
 

 

タンク下には、巨大なカプラーが…。思い切り見えてしまうので、これは無くさなきゃいけんのですがね。
 
配線って初めと終わりのシナリオを描くんですが、
 
この配線を使って、ん〜あれをこうして….電源系の配線はこう取り回して….ブレーカーはあそこに納めて…. ここから初めて、ここでカバー通して、ここでドイチェカプラー繋げ、AMPカプラーをここにつけて、最終的にここで終わって、なんて考えてたらね……
 
ああああ、、、、もう、申し訳ないくらい、なんかもう、めんどくさい…..。となりまして….苦笑
 
 

もう、既にあるものをモディファイするよりは、やりたい目的がはっきりしているので、あっさり、車体の配線は全てやり変えることに….この方が早いよな、という判断。
 
もちろん、あとの故障探究とかで、素早く追えなくなる事は避けたく(自分もですし、後に他の人に渡った時も考慮し)、基本は純正色で纏めた。オレンジはACC / ライト系はブルー / イグニッションはグレーと白黒といった具合で、基本に忠実に。
 
 

配線で、大きく集合する箇所はシート下に。表に見えてるのは各ブレーカーと、スターターリレー。ここにETCの配線やLEDウインカーヘの対処で用いるイコライザーを納め、バッテリーは1997年以降に標準的に用いられるバッテリーに変更し、バッテリーケーブルもそれに合わせて変更をした。
 
 

一連の色々は、シートカバーを取り付けると、見えなくなります。
 
 

メインキーは左サイドへ。セルのスタータースイッチは、車と同じく、最も右に回した時がセルモーターをキュキュッと。
 
 

リアのフラットフェンダー裏の様子。あっちこっち、色んな穴とか、ナッター加工とか、あります。フェンダーを外して、配線類を取り付けて、カプラーやらをパチパチっと付けての脱着工程を10分以内で終わらせる事が出来るように、考えました。
 
専用のゴムカバーを用いて配線を通したり、強力な両面テープを用いて貼り付けるにも、両面テープが最大に接着力を出す地味な作業も怠らない。後の整備性への配慮は、ここから始まり….
 
 

これは右ウインカーのプッシュスイッチ。
 
この年式の純正ウインカースイッチはON OFFの切り替えスイッチで、ウインカーリレーで点滅させていましたが、ハンドル周りのシンプルさを念頭に、ウインカーリレーからモジュールに変更。これにより、プッシュ式でも継続点滅出来るように致しました。
 
 

ハンドル、ライザーに挟まれる形で中央に取り付けしたのは、ホーンスイッチと、ヘッドライトのHi-Lo切り替えスイッチ。
 
 

必要なものはハンドルに集中さすも、スイッチの質感も考慮し、極力シンプルに纏めるように致しました。
 
 

ブレーキマスターはグリメカの11mm(1インチハンドル用)
 
ウインカーはケラーマン R50で、ハンドルに取り付け、ブレーキスイッチもそこから取り回し、ハンドル内部を通り配線。
 
見えてしまうものは仕方がないので、見えるものは違和感なく魅せるように意識。
 
 

方向指示器点滅状態。 プッシュスイッチを用いていても、ハザードに出来るのはモジュールならでは。
 
 

尾灯点灯&方向指示器点滅状態。 ちなみにこのテールライトは、車検的にはほんまにギリギリなサイズです。
 
 

スピードメーターはタンク下に配置。もっと自由な位置に持っていきたいんですが、スピードメーターを駆動さすケーブルがあるので、ケーブルを無茶に取り回しする訳にいかず、ケーブルに負担がかからない&視認性も確保&極力主張しない、という位置で、そこに。ステーはサクっと作りました。
 
 

ビフォーがこちら。1988年の記念モデルでした。
 


アフター。完成ですー。
 
やっぱ、ZEROの74レプリカスプリンガーフォークは、バチっと似合いますねぇ。 実はこの度、このフォーク装着に当たって、しれっとシールドベアリングの21インチホイールに変えました。ちょっと違うという、ちょっとがちょっとじゃない事情につき。業界関係者様には、周知の事実で。
 
しかし。74のスプリンガーフォークは、プロトさんで販売されているスプリンガーフォークが断然良いです。日本で設計&製作されている点も然り、「ディスクブレーキ仕様に”正しく対応”されてる点」でも、フルブレーキしても気持ちの悪い動きをせずに安全に運行できる、74レプリカスプリンガーフォーク。 
 
私は情けなくも身を以て経験した
 
一般的な74レプリカフォークがお勧めできない具合的な理由を経験した訳ですが
 
だからこそ、はっきりと言える事がある。ダントツでお勧めの74スプリンガーフォークです。
 
私のような「苦い経験者」は増やしたくありません。 
 
安全がお金で買えると思うと、プロトさんで販売されてる74レプリカのスプリンガーフォークなんて、安いもんです。
 
本当に、本当に、もう、まじで懲り懲りです。。。思い出したくもないけど、思い出してしまう、恐怖体験。
 
当社では、普通の74レプリカは「ご案内すら致しません」という方針です。
 

posted by M.Yasuura
 
 
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