本格的な暑さに備えての対策は万全でしょうか?
例えば・・・
□ カウル
ウルトラ(FLHTCU)の、エンジンガードに取り付けられた”アンダーカウル”を外されていますか?あれを付けたままの街乗りはエンジン的にも乗り手にも厳しく、高速走行をしない場合は、アンダーカウルは外して、走りましょうね。これをしてない人が意外に多くて、よく我慢できるなぁと関心して見ています。
□ オイル
あとはオイル管理ですね。まだ夏は続きますし、この休暇を使って走りたくる人は距離も伸びるでしょうし、遠出の前のオイル交換をしませんか??夏で、エヴォ&ツインカムオーナーの人は25w60のオイルも使用出来ます。また、高温になると、一部の凄いオイルは粘度があまり低下しないで済みますが、そうでない普通のオイルは粘度が低下してしまいますので、保険の意味でもヒートカットなどを入れてもいいかもしれませんね。
□ 交換時は・・・
交換時には抜けて出てきたエンジンオイルの量を測ってみると、エンジンの健康状態も把握できます。メカニックに任せている人はこの辺りも見てもらえればと、依頼してみるのも手です。適正量から、どの位消費しているor以前入れた量を記録している場合はそれから・・という具合。
今回↑のメンテナンスで入庫頂いたソフテイルはオイル交換時の消費量は、適正範囲でした。エンジンを組んだ本人としてはヨシヨシ、と思いながらメモをつけるのでありました。
消費量でいえば、今の新車のTC96エンジンの消費量は・・・ハンパじゃない。2,000km走行で約1リッターは消費する計算でした・・・2ストかよ!!汗
小まめにオイルの様子を見るか交換するかのどちらかは、必要です。新車だからとか、今年のモデルだからと言って油断してるといけません。ブレーキフルードも同様。27Rへのパッド交換で頻繁にキャリパーを触る関係で判ったのですが、いずれABSが装備されるためのDOT4なのですが、DOT4変わってからは、ブレーキ回りのトラブルが続出しております。
DOT4ブレーキフルードは、一年毎交換+ブレーキパッド交換時には必ず交換するように心がけましょう。命にかかわりますからね。
TC88の純正エンジンでも、初めからピストンとシリンダーとのクリアランスが過大でオイル食いする or オイル下がりで消費する、など、年式によってはありますので、そちらも注意が必要です。