2004年式FXDL ローライダーのブレーキ強化と、キャブのチューニングでご依頼頂きました。
フロントブレーキの心許無さでのご相談で、PMの6ポッドなども射程に入れて考えていましたが、ブレーキの効きを良くするとノーズダイブといってフロントフォークの沈みこみが、より酷くなってしまいます。
フォークのダイブが軽減されても、ブレーキの効きがよくなったような「安心感」が得られますが絶対的な効きには変化ありませんから、効きと安心感の両面を考慮。
13インチ・ブレーキディスクと、純正キャリパーを用いての13インチ化アダプターでブレーキを固め、効きを高めたフロントブレーキと、FXDLの車重、ライダーの体重、乗り心地、安定感を含めたフロントフォークのチューニングを行い、13インチディスクに合わせたリアのブレーキディスクに交換する内容に致しました。
ついでに摩耗していたタイヤも交換。ミシュランのコマンダー2を履かせます。
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「Brake ブレーキ」カテゴリーアーカイブ
レンタルバイクのメンテナンス(2006y XL1200R)
レンタルバイクのメンテ。
9月1日より、45ディグリーではレンタルバイク業務を始動しています。
http://www.45degree.net/information16.html
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ABS付きハーレーのブレーキフルード交換・エア抜き
エビスさんとテレビCMで流れていたのが懐かしいです。
いまや車では標準装備なABS(アンチロック・ブレーキ・システム)ですが、2008年以降のFLHT系・FLTR系と、2011年以降 ソフテイル系とVRSCモデルに採用されています。
これら、ハーレーのABSという制動力制御装置形式の場合のブレーキフルード交換にはABS装置を動かして中のブレーキフルード交換を行います。これにて完璧なブレーキフルード交換が行えます。ABS付きハーレーの場合、弊社でメンテナンスまたは車検整備を行う場合はこの内容が含まれます。
動画にしましたのでご覧下さい。
ガチガチじゃ動けないよ!・・ブレーキメンテ
HAPPY Merry X’mas!
99yFXDXのメンテナンスと、車検でご依頼頂きました。いつも有難う御座います。
抜き取ったオイルは、測って履歴で残しています。今回は2リッターですね〜。
さて、車検の受付時にフロントのブレーキパッドが片減りしているのを見つけていました。少々ではなくて、かなりの片減りでしたのでブレーキの集中メンテを行わせて頂きました。
リアのキャリパーです。ブレーキ鳴きもしていましたので念のために・・。
ピストンの動きが渋い・・。開けてみてよかった。
取り外したリアーブレーキパッドは
メンテナンスを施し、動きやすくしてあげて、磨いて組み付けました。
取り外したフロント・ブレーキパッドです。
新しいパッドとの比較。新品はこんなに厚いから、どれだけ摩耗していた事か。
フロントのキャリパーピストン。
フロントのキャリパー内も汚れていました。写真はまだ綺麗にした方ですが・・・。
ピストンを綺麗にして、スムースに動けるようにしてから組み付け。
フロントのブレーキキャリパーが特に固まって動かなくなっていました。
フローティングタイプのキャリパーは構造上、動きが渋くなるとブレーキの機能に多々影響が出てきます。04y以降のスポーツスターや、08y以降のダイナやソフテイルもフローティングタイプのキャリパーに変更され、同じような症状もなきにしもあらず・・・車検時に限らず定期的な点検が大切ですね!
さて、お次はサンダーマックスのセッティングです。
お預かり時からバッテリーが弱っとるなあと思っていまして、パルス充電器にてバッテリーの「肩こり」を、じっくりと、ほぐし、電圧監視のオートウェイクアップモードに以降しセッティングの時を待っていました。
ところで、このような充電器で行う充電方法と、走っている時に行う充電とは、そもそも根本的に種類が違う事は、ご存知ですか??走っている時は、バイクを動かす為の発電であって、バッテリーの保守管理を行う充電は、一般的には専用の充電器でなければ出来ません。
最近サンダーマックス取り付け車のバッテリー上がりの症状をよく聞きますが、純正コンピューター時よりも止まっている時の電気を食うんですかね。どの程度食うのか厳密には調べていませんが、どちらにしても、保管時のバッテリー管理が大切なようですね。