「Bore Up ボアアップ」カテゴリーアーカイブ

45第3ファクトリーより ”こだわりのBore UP” アッセン3


エンジン組み立て後、新油を入れて回し、ヒートサイクルの慣らし後、すぐにオイル交換。見ての通りギラギラしているのが、「出来立てエンジン」の証拠です。汚いオイルを綺麗に撮ってしまい申し訳ありません。新しいオイルを入れて、エンジンを冷やし、再びヒートサイクルの慣らしを繰り返す。
 
 

プラグコードは、ACCELのレースワイヤー。長さを決めて作りました。
 

順調に走行を重ね、250km以上走りました。
 
 
 

エンジンランニング中〜ッ
これから最終調整。狙い通り流速が上がっている。
 
キャブレターのセッティングを決めていく作業中。とんとん拍子で決める。「ボアアップしたから、どのくらいジェットが大きくなっているか?」って?んな事はないですよ(笑) ま、それはさておき。このエンジンは、XL883純正エンジンでキャブレターのセッティングをきちっと決めた状態と比べ、馬力が60%アップ・トルクは70%アップしている883→1200ccボアアップ。アクセルのツキにも元気があり、前進力は「ぶ厚く」なりました。
 
IST(イグニッション)はブレイク・イン・レブリミットを設定しました。これにより、慣らしをオペレーションします。
 
○ いちおう解説
ブレイク イン レブリミット設定とは、慣らしを手助けするモード。ある時間以上走行しなければ****回転数以上は使用できなくなります。エンジンが稼動している時間、イグニッションキーを入れている時間ではなく、エンジンランタイムアワーのみ記録されます。時間の経過で、使用できる最高回転数を自動で変えていき、一定時間以上走行すれば、このモードは自動で解除されます。解除されれば、あらかじめ決めたレブリミット設定になる。
 
(詳しくはコチラをどうぞ:http://www.45degree.net/Tuning/ignition/ist_custom.html
 
 
それでは、ご納車ですね。

スリーブダイエット


こちら、スポーツスター883のシリンダーです。
883と1200のエンジンって、どっちが重たい・・・なんて思った事があります?
 
まんまイメージなら1200の方が重たい・・と思われがちですが、(このくだりで判るか・・笑い)
 
実は883エンジンの方が重たいんです。それはスリーブの厚み分だけッ。
 
 
 

この厚みのスリーブが・・・
 

ボアアップするとこの厚みになります。(MAHLEピストンが見えますか〜?<Tomさん)
正しい計測方法ではなく、かなり曖昧な数値ですが、だいたいこんなモン。
 
アルミシリンダーに鋳鉄のスリーブが嵌められていますが、スリーブ厚がこれだけ薄くなればわざわざ天秤で比較しなくても解りますね。「883シリンダー」は片手で持つのも重たいが「改1200シリンダー」はヒョイヒョイ持てる軽さです。
 
883をボアアップすると耐久性が・・と問われます。クリアランス不良やリング不良などの基本的なミスは論外として、スリーブの厚みだけで言えば、市販されているXL1200エンジンと同じようになり、スリーブが薄すぎて起こるトラブルはまず無いと言えます。むしろ「883シリンダーを使う事でのメリット」の方が僕には輝いて見えますが具体的な内容については割愛します。
 
ボアアップ用ピストンの中にはスリーブ厚が1mmを切ってしまうものがありますが、それは大変危険ですのでご注意あれ。「排気量の数値」ばかりに目が行ってしまわないように祈るばかりです。
 
 
Does size matter?
 
でかけりゃ、良いって、モンでも、ないぜ ベイベー 

黒い真珠….”こだわりのBore UP”

どもども。
いやあ、昨日のHIROSHIMAはビシバシ ボカボカと News に流れている通り、テーヘンでした。
 
三篠川が隣を流れる45周辺は、ちょっと北の三田地域に行けば道路が冠水して通行止めになるわJR 芸備線は運行見合わせになるし山陽道は通行止めになるからすんごい渋滞で・・・。交通は「マヒッ」。
 
以下の状況で何度、何度、近くの自動車学校へ預かりのH-Dを避難させようとしたか・・・。
 

 

 

 
んな心配をしていた、とうの本人は出勤に通常20分でOKのはずが1時間以上かかり、遅れまいと入った裏道が軽く冠水していて、うっかり、トンでもなく低い車だ〜って事を忘れて飛び込んだところ、危うく車の床上浸水にあいかけて「赤いカメ」が出来上がっちまうトコロでしたわ。
 
まっ、遅刻したのはここだけのヒミツでお願いしますネっ。(大汗)
 
冗談が言えるほどなので大したことはなかったんですが。
 
下らない話はさておいて、と。
 
 

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