HAPPY Merry X’mas!
99yFXDXのメンテナンスと、車検でご依頼頂きました。いつも有難う御座います。
抜き取ったオイルは、測って履歴で残しています。今回は2リッターですね〜。
さて、車検の受付時にフロントのブレーキパッドが片減りしているのを見つけていました。少々ではなくて、かなりの片減りでしたのでブレーキの集中メンテを行わせて頂きました。
リアのキャリパーです。ブレーキ鳴きもしていましたので念のために・・。
ピストンの動きが渋い・・。開けてみてよかった。
取り外したリアーブレーキパッドは
メンテナンスを施し、動きやすくしてあげて、磨いて組み付けました。
取り外したフロント・ブレーキパッドです。
新しいパッドとの比較。新品はこんなに厚いから、どれだけ摩耗していた事か。
フロントのキャリパーピストン。
フロントのキャリパー内も汚れていました。写真はまだ綺麗にした方ですが・・・。
ピストンを綺麗にして、スムースに動けるようにしてから組み付け。
フロントのブレーキキャリパーが特に固まって動かなくなっていました。
フローティングタイプのキャリパーは構造上、動きが渋くなるとブレーキの機能に多々影響が出てきます。04y以降のスポーツスターや、08y以降のダイナやソフテイルもフローティングタイプのキャリパーに変更され、同じような症状もなきにしもあらず・・・車検時に限らず定期的な点検が大切ですね!
さて、お次はサンダーマックスのセッティングです。
お預かり時からバッテリーが弱っとるなあと思っていまして、パルス充電器にてバッテリーの「肩こり」を、じっくりと、ほぐし、電圧監視のオートウェイクアップモードに以降しセッティングの時を待っていました。
ところで、このような充電器で行う充電方法と、走っている時に行う充電とは、そもそも根本的に種類が違う事は、ご存知ですか??走っている時は、バイクを動かす為の発電であって、バッテリーの保守管理を行う充電は、一般的には専用の充電器でなければ出来ません。
最近サンダーマックス取り付け車のバッテリー上がりの症状をよく聞きますが、純正コンピューター時よりも止まっている時の電気を食うんですかね。どの程度食うのか厳密には調べていませんが、どちらにしても、保管時のバッテリー管理が大切なようですね。
「メンテ大事」カテゴリーアーカイブ
グース350・SR400のメンテナンス
グース350の車検とメンテナンス。
以前は今年の初めに登場しているグース君ですが、ハーレー純正のAGMバッテリー搭載後は順調そうです(^v^)
チェーンの固着(サビ)と、スプロケットの摩耗でそれぞれ交換。原因はチェーンの給油忘れでチェーンのリンクがサビて固着し、無給油で動かしていた為、スプロケットが摩耗。乗りっぱなしにするとこういう事になるけど500km毎にチェーンに給油している人は、よほど可愛がっている人くらいかもしれませんね。3000km毎にチェーンの油を洗い流して(洗浄)給油して・・・とするのが好ましいですよ。(もちろん走る度にするほうが好ましい) 考えてみれば、ハーレーのプライマリー内の1次ドライブチェーンの様にずっとオイルで潤滑されてはいませんからね〜。 それを思うとベルトドライブがなんと楽な事か!
あと、
おまけで
フロントブレーキパッドが全く無くなっていました。
あと、
それが原因で
ブレーキキャリパーが危ない状態でした。
普段のりっぱなしな人ほど、普段見ない所のメンテナンスを次の2年間の走りの為に入念に済ませて、って考えると車検も良い節目だと思いますよ。
SR400です。こちらも車検とメンテナンス。
なつかしい・・・一番初めに乗った(所有した)青春のバイクが95年式の緑色のSR400でした。しっかし、んなに軽いバイクだったんだね!あのころは肩の荷も軽かったからね!!なんちゃって!って、笑えんか!苦笑
こちらはタイヤを交換し・・・
フォークオイルを交換したりと、一通り進めています。
若返り!
若返り!
リフレッシュ!FLT!
という事で久々の45ブログです。
前回が10月19日ですね。
気がついたらこんなに日が開いていました。
気がついたら繋がりで、たまー・・・・に、ある事。
ツーリング中、その人のバイクから「臭う」ので、ちょっち気になって質問。(気づいたのは職業柄だろう)
「オイル交換したの、いつですか〜?」
「おー、この前よ」
「この前って・・・・(考え中)
「この前の車検のときよ」
「車検・・・ですか?」
ナンバーを確認中・・・・
数字をみて、カレンダーを見て・・・
げっげっ
げげげーのげー ((((;゚Д゚))))
よく見たら今月が車検満了で、
前回の車検の時、つまり2年間無交換だったってオチ。
その間走った距離は・・・・・・・ んー(苦笑) 伏せておきましょう。
抜いてみたら200ccも出てこない・・・。
エヴォのエンジンは強い!!なんて笑い飛ばしていました。10年ほど前の事です。
で、話は戻り今回の若返りプロジェクトのFLTさんは1990年式の四捨五入の20年選手のツーリングモデル。
試運転させてもらったり、診断したりチェックしたりで、どこをリフレッシュするか検討、打ち合わせ。エンジンの方もオイル漏れが多いので気になるとの事でしたが、今回はシャーシのリフレッシュをする事になりました。
このFLTさんは、フワーンフワーンとしたゆるーい乗り心地で、ツーリングモデルの割に直進・カーブでの安定性があまり無い印象。ゆったり流して走るというよりは、コーナーの度に緊張するような感触。でも、これはこの頃のツーリングモデルにありがち・・・現状で走っている80年代・90年代のツーリングモデルに乗る人は思い当たる所があるのではないでしょうか。
経年変化による老化現象と、元々抱えている問題点。これをビシーッと若返らせ、シャキッとさせた。ツーリングモデルは大きい車体とは裏腹に整備は細心の注意と丁寧な作業を長時間に渡り要求されます。でもその甲斐あり、フワンフワンした感触は100%消え去り、ビシーッとした安定感、鉄馬と呼ばれるハーレーと、ライダーとの「人馬一体感」が、ひしひしと感じられる仕上がりになりました。目を瞑って乗ると20年選手には到底思えないでしょうね。
そして更に細かいアライメント調整を施し、本日納車です(^▽^)
今回の作業内容は丸2日ががりの内容なので、いつものような記事は割愛。ごくごく一部を抜粋してお伝えしますね〜。
摩耗し、腰が失われたベルト
強化型の、鳴きにくいベルトへチェンジ!
ぺったんこになったエンジンマウント。
10年10万キロの耐久性を持つマウントに交換致しました。
スイングアームのブッシング、その他諸々も傷んでいます。これらも軒並み交換していきました。
ブレーキディスクも摩耗が著しく交換。ブレーキパッドも交換。当然フルードも交換。
試運転後、調整の為にもう一度リフトアップした時に確認。ブレーキの当たりも良好なようです。
準備完了です!(^^)!
THE化粧直し
こちらの883は車検でお預かりです。
ペイントの様子がおかしく、こちらもチェック要!とのお達し。
確かに 前後フェンダーの淵に、ポコポコとふくらみがあり、
フレーム、バッテリートレイ、ベルトガードなどにも、ふくらみがあり。
前後フェンダーについては、純正のフェンダーである事に間違いはないが、絶対に再塗装しているであろうと感じました。フェンダーの形で誤魔化せても、塗膜の具合をみればすぐに解るのであります。そして、どうみても下塗りは施していない塗装でありました・・。地金に直吹きブラックにクリアー。一般的にサフなどで下塗りを施すハズでありますが、それはなく、ムラが出来やすいフェンダーの角角の”塗膜の薄い所”から地金にサビが発生し、フェンダー地金に広がり、塗装面をポコポコ浮かせていたのであります。これはもしかすると人災かもしれません。 こちらのタンク・フェンダーが付いている車体のオイルタンクをみてみると、関西にある名の知れ過ぎたショップ様のステッカーが貼ってありました。そちらで購入したんだ〜と聞いていますが、ペイントは違う所で施工したものである事を、心から祈るばかりでございます。
そして、すべてペイントし直した前後フェンダーが、出来ました。
フレーム各部のタッチアップも依頼頂きました。
しかし、サビを見つけ、下地処理を施すも、シンナー当てるだけで、ぶゆぶゆと、取れるとれる取れすぎて困るこまる塗膜たち・・・下がサビて、フレームと塗膜がくっ付いていないから、簡単に浮いて取れちゃうんだ・・・。(大汗)
歯医者様が、おっしゃっていたのを、オボえています。
「奥歯に、ちっちゃい虫歯があるなと、削ってみると、案外奥まで虫歯だったりするんだよ。」
まさにその通り!!!
小さいサビの下は、かなり広く「サビ・フィールド」が、広がっておりました!
これを整え、タッチアップ。本当は全部塗り直したいのであります。
しかーし、タッチアップであっても、サビが広がるのを食い止めることは、大切です。
こちらのバッテリーカバーは、タッチアップは諦め、ガンで全体をやり直しの方向であります。
キレイになりますよ〜!