「ステルスヘッダーパイプ」カテゴリーアーカイブ

ラスト!WEST JAPAN<ウエストジャパン>MOTOR CYCLE SHOW 2013年  

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45ディグリー。ウエストジャパン・モーターサイクルショー 出展してきました。
 
まず、スタッフ&関係者の皆様、お疲れ様でした!
また、来場されました皆様 有難うございました!
 
 
 
上の写真は45ディグリーのブースですが、周りは煌びやかなカスタムバイクだらけの中、一台だけ、ポツンと、あえて、説明書きもなく。何をカスタムしているのか、判らないヘリテイジ。
 
これ、実は45ディグリーから発信する新しいご提案です。
もちろん、このバイク、せこい手を使わずとも、日本国内で合法に、車検も通るバイクに仕上がっている。きちんと、実用面、車検面、日常的に走れるように考えてあります。
 
一体何人の人が気付くのかなぁ、と、失礼ながら見させていただきましたが、いました、いました。一度見て、一歩歩き、首をかしげながら、二度見して、更に首をかしげて、三度見したときは、シリンダーの間に顔が入っちゃいますよ〜というくらい、まじまじと見て、少し離れてじっくりみて、というお客さんも。  
 
「エンジンかけて、音(排気音)が聞いてみたい」、と言う人も多かったですね!このバイクは、走れるバイクとして見てくれてるんだなーとも思いました。
 
 
これですね、何をしているか、といいますと
1994年式のソフテイル・ヘリテイジに、パンヘッドのエンジンを搭載しています。
 
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もちろん、あの、困った感じなオリジナルのパンヘッドのエンジンではありません。この、ヘリテイジの為にスペシャルオーダーしたALL NEWな新品エンジンを用いています。
 
知っている人には、70年以降のクランクケースで、ジェネレーターもデスビも無しのオルタネータースタイルで、さらにはエグゾーストの取り付け部がショベルと同様だ、と、一発で判りますね。
 
こちらは、近日中に、ウェブへ詳細を掲載致します。
 
 
 
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意味を解って頂けた人には、印象深いバイクになっただろうと思います。
 
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残念だったのが、ステルスヘッダーを展示出来なかった事!運送中で、ショーに間に合わなかったのです・・・。これ目当てで遠くからご来場頂いたお客さんもいらっしゃったので、本当に申し訳ない思いです・・・。
 
 
 
個人的に、かなり関心したのは、ロードホッパー。
このロードホッパーのタイプ9のリアショックの機構が素晴らしい!
 
僕、プロトさんの、営業でもないのに、6回も、勝手に営業させていただきました!
 
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私、元々、リジッドフレームのバリバリなチョッパーからハーレーライフが始まりまして、あのかっこよさと、あの疲労感(大笑)は、だいぶ身に沁みています。このアイディアは素晴らしいですね。一台買おうかな〜。
 
他のバイクは心に焼き付けておりますので、全然撮ってないんです。Sorry〜。
 
 
では、この辺で!
 
 
masa
坊主頭のマサでした。

ステルスヘッダーの本領 如何に

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はい、こちらのヘッダーパイプですが、いま、写真で見ている様子では「銀色やん!」ですが、純正装着のヒートシールドがそのまま使えますので、「銀色やん!」は無くなります。覗き込む人にしか「ステルスヘッダーパイプじゃ!」とは判りません。まさにステルスです。
 
まずは、ステルスヘッダーパイプに施されたセラミックタービンコーティングの効果で感動している動画からです。
 

少し前にフェイスブックの45ページに上げていたのですが、このヘッダーパイプ、本当に熱くない!
 
昨日、ご来店された方々が
 
クチを揃えて 僕の
「全っっっぜん熱くない!」がツボって何回も再生しました!
 
とか
 
嫁が横から、なんなん、この人???って言いよったよ(笑)
 
などなど、ご意見お寄せいただきました。結構皆さん見ていらっしゃるのですね。
 
ま〜、ぶっちゃけ言って、後でシラフで見返すと自分でも恥ずかしいので、改めて見ません。
 
まるで、タカタ社長みたいじゃん、と自分でも思いました。(まだまだ甘いですが) でも、それも過去の事です。
 
 
そう、過去とは「過ぎ去る」と書きます。

 
 
あ・・・シラフで、と書くと、「酒呑んでたんかい!」、と突っ込まれそうですが、念の為に飲んでいたわけではありません。もちろん、そういう意味ではシラフです。ただ、言いたいのは、ノンフィクションです。僕が感じた、その時、その感動、その気持ちを、そのまま声を大にして、伝えたかっただけなのです。
 
まあ、ここで一本取れたな!
と思ってポジティブに居ます!
 
 
 
さて。なんの話でしたっけ。
 
 
 
あ、思い出しました。ステルスヘッダーパイプの件でしたね。
 
 
 

手前味噌ですが

パワーは相当に、上がりました

 
 
 
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まずは、こちら。ステルスヘッダーパイプに交換したのみのロールオンテスト結果です。
即ち、以前のエキパイで作ったチューニング内容のまま、測定したデーターです。
 
それと、以前のエキパイでのロールオンテスト結果をオーバーラップさせてみると
 
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なんと、以前のエキパイの方がパワーは上回っています。
 
勘違いして欲しくないのは、このステルスヘッダーパイプは「素材が良いものであって、それを引き出すも引き出さないもチューナー次第」という事です。先の結果を見てのとおり、ステルスヘッダーパイプに交換しただけ、ではパワーは下がってしました。しかし、幸いな事に、このFLTRXのオーナー様はこの辺りの、僕がしつこいまでしてきた、この説明をきちんと理解して頂いており、
 
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「排気はエンジンにとってとても重要な要素なので、交換してハイおしまい、という訳にはいきません。写真のようなシャーシダイナモという測定器を駆使してエンジンを作動させるコンピューターをプログラムし直さなければならないのです。エンジンが壊れてもいいんだったら、ボロくなって新車に買い換えれば端折ってもいいことなんですが、これから次の4万キロが、安全で特別であるために、メンテナンスとチューニングを惜しむ言い訳は僕の中にはありません。」
 
 
そう、理解していただいている御陰で、そのぶん、いい仕事をしなければならないと思う気持ちになります。
 
 
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こちらのグラフのそれぞれの色説明をば。
青=ステルスヘッダーパイプのチューニング前
緑=割れたM社製エキパイ
赤=ステルスヘッダーパイプのチューニング後
 
ステルスヘッダーパイプでは、ヘッダーパイプのみ交換しただけでは、明らかにパワーが下がっていましたが、チューニングする事でこのようになりました。
 
 
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このグラフにすると、もっと判りやすいですね。これが、純粋に、ヘッダーパイプでの、出力特性を表したパワーカーブです。このステルスヘッダーパイプという素材を生かしたチューニングにする、これが大切です。料理に似た側面があるかもですね・・。
 
 
さてさて、本日納車です。
乗っていただくのが楽しみですね。
 
 
ではでは
 
 
masa
マサでした

HKR ステルスヘッダー(ツアラー専用)

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先の記事にアップしたFLTRXへ取り付ける噂のヘッダーパイプとは、この「HKR ステルスヘッダー」です。

マンバ製バックギアと併用可能な数少ない高性能ヘッダーパイプです!
  
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ステルスヘッダーの特徴として、パイプの内外両面に特殊セラミック タービンコーティングを施しています。
 
このコーティングはジェットエンジンのタービンのブレードに使用されている高級なもので、耐熱性、断熱効果、ともに最高の部類に入ります。特殊セラミック タービンコーティングは、これ、排気温度の低下を防ぎ排気の流速を保つため性能アップもしますが、夏の渋滞で、熱々の熱気が右足を攻撃するアレにも効果的!ということです。
 
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2010年以降、ラムダセンサーに変更され、ヒーター内臓のためハーレーではエンジンから遠い場所にラムダセンサーを取り付けても良いと判断されていましたが、このセンサー取り付け位置を・・・・ステルスヘッダーでは変更しています。
 
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ステルスヘッダーではO2センサーの取り付け位置をシリンダーヘッド付近の上流へ取り付け、センサーの取り付け角度も水分が溜まらない様に考慮したものとなっています。これにより、抜けのよいマフラーやカム交換した際のセンサーの誤った読み込みを防ぐことが出来ます。ラムダセンサーという優れたセンサー(ワイドバンドO2センサーより日常用途に特化しています)を純正採用しましたが、このセンサーをより正確に働かせることが出来ます。
 
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そのセンサー取り付け位置変更に伴い、ステルスヘッダーにはフロントのO2センサー用の延長ハーネスが付属します。コネクターも純正のフロント02センサーと同色の灰色を採用。
 
 
マフラーだけ変わっているお客様にもかなりお勧めです。
 
 
<価格>
価格はレートにより変動致します。直接店頭へお尋ね下さい。
 
 
取り付けに関して、セラミックのコーティングが施されますので、それにより、ちょっと変わった注意点がある以外は、あとは何ら変わりありません。
 
  
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と、こちらのヘッダーを、FLTRXへ取り付け、その後、チューニングとなります。
 
 
楽しみですね!
 
 
ではでは
 
 
 
masa
マサでした。

FLTRX 「エキパイ終了」

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あらー・・アソコが、あんな事に・・・。
 
 
11yのFLTRXですが、奈良から帰る時に、高速道路の追い越し車線走行中から、エラく元気な音になったとの事。
オーナーさんが見て、エキパイが割れているとの事でご入庫頂きましたが、これ、更に見てみると、割れているどころかポッキリーニ!ポッキリーニ!
 
 
裂けています(大汗)
 
 
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見てお分かりかと思いますが、このエキパイは交換してあります。
エキパイを取り外して、なぜ??こうなってしまったのか、自分なりに検証してみます。
 
 
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割れた断面をじっくり観察
 
 
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むむむ・・・・

溶接のキワから割れて、部分的に腐食が進んでいる所も見受けられた。

割れてしまった所から、初めて覗く事が出来る溶接箇所の、様子が全て判ります。みてみると、溶接の溶け込み深さが浅くて裏まで接合されてないところと、逆に溶け込み過ぎて突き抜けている所も確認出来ました。
 
つまりは、溶接不良と、作り方の問題では、ないかと判断しています。

大阪のメーカーへ送ろうかとも考えましたが、オーナー様は交換して欲しいとのご要望。
 
元々、オーナー様自身は、更に高性能な「エキパイ」ではなく「ヘッダーパイプ」への交換を希望されてました。
 
 
 

なんと、このタイミングで、あるんです!

 
 
 
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トーマスが持っている、この、ヘッダーパイプです。
 
 
ではでは、続きますよ〜
 
 
masa
マサでした。
 
 

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