「対策アイテム」カテゴリーアーカイブ

04y スポーツスター with チェーンドライヴ

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事の発端はブレーキパッド交換後に試運転したときに聞いた異音。加減速時に発生し、走り出して温まった頃が特に酷い。音は、キュイキュイキュイ・ギーギー・・・・といった、黒板を引っかいたような、不快な音。
 
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異音の発生場所は、04年以降のスポーツスターに採用された「日本仕様純正プーリー」の中央部に取り付けられたベアリング。
 
プーリー本体を手で動かしてみる。通常プーリーをベルトの進行方向に対して動かすとダンパーとの隙間があるので僅かに動きますが、横方向、スラスト方向に動かして動いてしまいました。こちらは動いては×。壊れてますな・・・。
 
これは、リアサスペンションを変更した際、車高アップorダウンとなる場合はベルトドライブの張り調整が必要ですが、この調整が適切でなかったため、ベアリングが破損してしまい、ベアリングが悲鳴を上げている音だった。 
 
・・・・弊社に持ち込まれる以前はDで点検されてたようですが・・どこを見てるんだか。
 
 
 
 
さて。
 
修理しましょう、とかかるもエラー多発。
 
 
 
 
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Groundをしっかりとろう

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よく見かけるウインカーですね〜。
今回は配線に絡んでみます。
このウインカーは「配線がウインカーボディ内から一本だけ出てる」タイプ。ポジティブ線だけで、あとはボディGroundで済ませる簡潔なやり方。
ラバーマウントモデルでは「リア側ウインカーへはGround線を取る」と明記されてます。
まぁ普通につければ「○型」の圧着端子を取り付け、ウインカーを固定するとき、同時にGround線をフェンダー裏で接続、となっちゃいます。
けど、5年先は、わからないですねー。
雨風塩容赦ない環境では、Groundの接続部が接触不良になっちゃうかも。
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ここはあえてウインカー内でGround線を取ることに。そうすればGroundの接点不良でウインカーが点滅しないなどのトラブルを最小限にできると思いますよ。
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という事で。
ウインカーボディから出る配線は2本になりました。
より良い状態で長く使うちょっとしたコツでした。

その時既に遅し

「走ってみてナンとも無いから。」

 怪しげな事をすると決まって出る台詞。オイル・三拍子etr・・・内燃機関では、走ってみて症状が出ては遅いトラブルもございまする。三拍子が大好きで、刻むほどアイドリングを落としていたその人が、それを手放した際、恒例のリフレッシュをする為にエンジンを分解してみて派手な修理が必要だったエンジンもありました。幸か不幸か音でハッキリと解るほどの症状は出ていません。しかし持ち主が納得の上で壊したのだから文句は言えない。ただ、持ち主が納得出来ない壊れ方も、中にはある。

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暑さ対策

本格的な暑さに備えての対策は万全でしょうか?
例えば・・・

□ カウル

 ウルトラ(FLHTCU)の、エンジンガードに取り付けられた”アンダーカウル”を外されていますか?あれを付けたままの街乗りはエンジン的にも乗り手にも厳しく、高速走行をしない場合は、アンダーカウルは外して、走りましょうね。これをしてない人が意外に多くて、よく我慢できるなぁと関心して見ています。

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