「インテーク(吸気)」カテゴリーアーカイブ

ズコズコマシン!

08yのFLSTFを、もっと気持ち良く走るようにしたい、という事でご相談頂きました。
 
すでにギアーカムと44mmCVキャブを取り付けされていますが、更に、です。
 
カム交換やボアーアップや、色々な具体的に変更を行なっての方向性もありますが、今のいい特徴はそのまま残し、欲しい所だけを強調さす方向性なので、今の部品たちはそのまま使う方向性で決定。
 
オーナーさんの理想は、「ドカドカっと低回転域で蹴るように加速しつつ、そのままのギアーで引っ張り、ツインカムならではの勢いの良い吹け上がりで車速を乗せていく。」・・・と、たしかこれに近いニュアンスだったと思いますが、これに近づけていきましょう。
 
どちらにしても、とても繊細なチューニングが要求されます。
 

とりあえずエンジンを開けまして、チューンアップを施す。
 

シリンダーヘッドのシートカット。
 

シリンダーやピストンも修正を施し・・・・
 

そして出来たパワーチェックがこちら。トルク13.6kgをマークしています!
青いグラフはビフォー。赤いグラフはアフター、ですが、キャブレターセッティングし、マフラーはサンダーヘッダーなので、こちらにもチューニングを施した結果、2200pm〜3000rpm付近に見られたトルクの落ち込みが大幅に改善されました。
 
また、トルクの大幅アップと、少しでもリアタイヤへ滑り無く伝わらせる為、クラッチスプリングも強化型を入れ、よりダイレクトにリアタイヤへ一直線に駆動力が伝わるパワートレインへとなりました。
 
その走り味は、ドコドコ・・と言うよりも、ドカドカ・・・というよりも、ズコズコ!!!!と言う方が、近い仕上がりです。ちょっと、口元緩んじゃいますわ。
 
 

 

実はこの度ハンドルも交換しました。なかなかいいシルエットになりましたね!

インジェクションチューニングで 883らしさを!

2台の883をチューニングしました!
 
 
□ 2011年式 XL883N
 

S&Sエアクリーナー45オリジナルキットのブラック で S&SテーパードEXの内容で・・・・ 
 

セッティングにかかります。
 
続きを読む インジェクションチューニングで 883らしさを!

03yFLHTCUiのインジェクションチューニング

2003年式FLHTCUiのブラックボックスをチューニング!
02年〜05年までのデルファイEFIでもインジェクションチューニング可能です。

 

独立菅でインデペンデントさせ、エアクリーナーはクリヤキンのHI-FIVE MACH 2をチョイス。
 
HI-FIVE MACH 2は・・・・
 

こんなのや
 

こんなのがありますが
 

こちらのMACH2は真ん中のオネーチャンが微笑んでいます。
 

このセットアップでインジェクションチューニング。
シャシダイナモ上でセッティングを進めていきます。
 

 
パワーカーブはこちら☟
 

最高馬力75.74hp  最高トルク11.34kg-M
  
この度はアイドル回転数900rpmと、乗り味についてもお伺いすると「スロットルに対してのツキが良すぎないよう、ほどよいダルさ加減で乗りやすく 歯切れの良さを出す」とご希望がありましたので、そのようにセッティング致しました(^v^) 排気音は低音が響き、歯切れありつつの乗りやすくという内容になり、ご納車致しました。  インジェクションチューニング時にはオーナー様の好きなフィーリングをお聞かせ下さい。御希望に沿えるよう致します。

Full-Tune CVとDyna-S(96y FLSTC)

キャブと点火のチューニングで1996年のFLSTC(エヴォリューション) ご入庫。
只今繁忙期という事もあり少しの間お預かりさせて頂きチューニングとセッティングを行います。
 


キャブ・点火交換前後での比較がしてみたいとの事でまず先にシャシダイナモで測定。
その測定後、パワーカーブ見ながら、ん・・・?と思ったのですが・・・・。ま、とりあえずサクサクッとキャブを取り外しまして。
 
続きを読む Full-Tune CVとDyna-S(96y FLSTC)

95y FLSTN エンジンリフレッシュ! チューンアップでみえる基本性能の違い

お久しぶりです。
 
お久しぶりで突然ですが、突然は何事も突然やってくるのです。只今聴いてるmusicはFF5の第3世界のフィールド曲「新しき世界」 懐かしい。リアルタイムにやってました。たまぁ〜〜に、無っ性に聴きたくなるのはこの頃のFinal FantasyのBGM(4・5・6)。この頃のFFは今思うと神秘的でしたね。いつでも再プレイ出来るよう5・6のスーファミソフトを隠し持っていながら、今だ実現ならぁ〜ず!ギルガメッシュに、会いたいぜ!!
 
 
 
  
はい、懐ゲーが好きなDrマサが綴る45ブログの時間です。
 
 
 
□ □ □
 
 
 
 
95年式エヴォリューションエンジン搭載のFLSTN(ノスタルジア)ご入庫。
エンジン始動一発で、なんら不具合なく快調そのものですが、この度は今年の走りに向けてのエンジン不安要素の払拭!
 
 
 
要するに、簡単に言い換えれば腰上のオーバーホールという事です(^v^)
 
ワタシメはガスケット交換しただけではオーバーホールとは言いません。それではただ単に「ガスケット交換」(苦笑)
 
エンジン関係は、よく知らない人からしてみると「エンジン!凄いじゃん!」と思ってしまいがちなようで、オーバーホールという言葉に安心しきってしまい、肝心な所に気づかない事があります。

 
  
ところで。
 
オーバーホールをググッてみると
「通常の点検作業では出来ない清掃作業や劣化部品の交換、調整を主目的とし、機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことである。」とウィキペディアには載っています。
 
ところが、これから行うのはチューンアップも含めたオーバーホールです。チューンアップ(TUNE UP)とは「本来あるべき性能を取り戻す事」です。この本来あるべき性能とは、ちょっと深いな、と思う。本来あるべき、という事は、潜在的、ポテンシャルが隠れている。つまりは、いま使っている部品ですら、組み付け次第ではもっと良く出来るというニュアンスも含まれているという事だと考える。この度はこのコンセプトで、新品時の性能状態以上に仕立て上げていきます。
 
そのため、今回は腰上を開けて、不具合無ければ綺麗に組み直していきましょうという方向でしたが・・・・!
 
開けてみましたら・・・・
こういう事もあるカモですよ、と事前にお伝えしていた事が起こってました(-_-;)
 
 
続きを読む 95y FLSTN エンジンリフレッシュ! チューンアップでみえる基本性能の違い