08年のFLHTを、ドコドコ言う仕様に仕立てていきます。
ノーマルは、スゥーッと走っちゃいますからね。ズカダカと地を蹴る不等間隔爆発Vツインエンジンの一面を色濃く引き出してあげます。そのための要でもあるエアクリーナーと、ヘッダーパイプはS&S Cycle製の“Power Tune Dual”!それらを用いてインジェクションチューニング。セッティングしていきます。
DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)式の場合、ズカダカと地を蹴る不等間隔爆発Vツインエンジンの一面と呼ばれる仕様にするには、塩加減とスパイスの配合を工夫してあげると、いい感じに仕上げることができます。
パワーカーブもいい感じで、オーナー様が求めていたズカダカと地を蹴る不等間隔爆発Vツインエンジンの一面に近づいたと、感想を頂きました!
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2005年 XL1200Rのリフレッシュ 2
引き続き2005年式XL1200Rのリフレッシュに取り掛かります・・・・
□ キャブO/H
キャブレターもオーバーホール。
以前加工させて頂いたFull-Tune CV。
加工後も、メンテナンスは必要ですよ。
続きは下をクリック。
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FLHX キャブ交換とセッティング(Full-Tune CV)
2006年式のFLHX ストリートグライドです。
つい最近、乗り換え、ご納車されたそうです。
しかし、ここで問題が一点。キャブが変わっている事で乗りにくいと。
以前はインジェクションモデルに乗っていらっしゃったせいか、納車時から付いてるS&S Super-Eキャブの、あの癖はどうも体に合わないとの事で、ご相談を頂きました。S&Sキャブは、いいキャブレターなんだけど、特徴の一つでもある「アクセル操作でエンジンに対して要るだけ送り込んでやるようにする」ので、ラフなスロットルは厳禁。ところが、インジェクション車は急激な操作や、ラフなアクセルワークでもなんら問題なく反応してくれるシステムですので、体がEFIの方に慣れてしまうと、ここのギャップが激しすぎたのでしょうね〜(・_・;)
扱い易さとパワーの両立、というなら、Full-Tune CV!これをお勧めして、この度交換となりました。Full-Tune CVにしておけば年間通してそのままのセッティングでも乗れるのでS&SやHSRの様な季節事の再セッティングは不要です。(特殊なセッティングをしてなければ、ですが)
元々S&S Super-Eキャブが付いていたのでS&Sのエアクリーナーが標準装備。キャブがCVキャブに変わっても、エアクリーナーごと交換することなく、使うことが出来るよう、しました。S&SキャブからCVキャブへの付け替えを最大限サポートします!
トップカバーはオリジナルの【CV 45° Full – Tune】 ポリッシュ CVトップカバーをチョイスして頂きました。
そして、セッティング。
その、結果は・・・・・!?!?
71.43hp !!!
10.88kg-M !!!!
ほっほ〜〜!! なかなか!
A/Fも13フラット(前後)で、なかなかいい感じにまとまりました。
エンジンに手を加えたんじゃないかと思うほど、良い感じのパワーカーブだったので、ちょっと興奮ッ!エンジンの調子は良好そう。下手に手を加えてるTC96よりも、トルクは出てますね〜!オーナー様も、乗りやすくなって、もん凄いパワーが出た!と、驚いていた様子でしたよ(^v^)
キャブの季節ですね 3
Eキャブ・サンダージェット加工の際に、ついでに診ておいて、という事で診てみると、あちこちガスケットを換えなきゃいけない事に。という事で、加速ポンプのオーバーホールも。
オーバーホールとは関係ありませんが、普通の燃料ホースがそのまま接続出来るよう、ホースを接続するエルボーも交換しました。今回はお客様から直接指名がありましたので交換となりましたが、こういった部品もございますのでサンダージェット加工時と同時に如何でしょうか?
Buell M2にFull-Tune CVのツーリング&サンダージェット仕様のキャブレターを取り付け。
オレンジのチラりずむ。キャブに施したペイント「ファンキーオレンジ」は、アルミのエンジンとの相性抜群で御座います。
ところで走りの方は、純正キャブ時よりも走りやすくなっている上に、Buell仕様エンジンのポテンシャルを余すことなく引き出します。ヤバい加速をする・・・と、メカのトーマス君が感想をこぼしていました(笑)