「TwinCam, ツインカム」カテゴリーアーカイブ

オーリンズ S36DR1L FLHTK


リアショックをオーリンズS36DR1Lに交換!
高価なリアショックですが調整をすることでもっと良い具合になります。
 
続けてフロントサスペンションをセッティングし、更に一枚上の仕上がりを狙います。
このリアショックとの組み合わせなら、どんなセッティングにしたら、いいかなぁ!?頑張りまーす。

タイヤ交換と雑談


11月7日 日曜日はタイヤ交換日和でした。上の写真は出来上がり吹き上げOKの図でござる。「このダイナは○○の中の××が△△でそれが原因で引きちぎれるので、注意してくださいねー」とか言いながらのタイヤ交換。冗談っぽい感じだったカモだけど、あれはホンキのマジメな話だったので、お忘れなく〜 トラブルは突然来ますから〜^^;

またまたTC96です♪


 
09年のFLHXです!
もっと楽しく走りたい!との事でご相談頂きました。
 
先日の、「110ciのFLHXSE」に施したような、ecoスイッチも取り付けました。
 
今回はテイストを変えて「ドコドコ鼓動感スイッチ」です。これはFull-Tune CVのPepperを作る際に得られたものをインジェクション用にアレンジしてみたものです。(構造がまったく違うので、あくまでアレンジに留まります)主に高速道路や郊外でのツーリングで、使ってみてください!
 
フルコンを使おうがサブコンを使おうが、調整範囲であればやろうとしている事は同じものですので、馬力であったりトルクの最大値「MAXパワー」に開きはありません。仮に開きが(大きく)出たとしたら調整が悪いとも考えられま〜す。ま、普通に考えたら当たり前田のクラッカーな話ですけど。
 
もう、どっちでもドンと来ぉい!なんちゃって。
 
これからも末永いお付き合い、宜しくお願いしまぁす!>K氏へ
  

走りやすく致しました


10年式の中に103ciエンジンになったウルトラがありますが、そのリミテッドのチューニングでご入庫。
 
96ciが純正ストローカーなら103ciは純正ストローカーのボアアップとなります。
ちょっと期待しますね。かなり期待です。
 
 
まずは試乗チェック。
あれれ???バイクが重たい・・・! 
 
 
そしてショップに戻り「パワーチェック」
 
 

 
ああ・・・やっぱり・・・。体は正直に反応していました。
 
 

サンダーマックスECMを用いてセッティング中。実走行に近い状態で負荷をかけて動作チェックをしているところです。走ることに集中しなくても良い環境であればサンダーマックスから送られてくるモニターに集中できます。こうすると意外な事が判るのですよ。
 
 


赤いグラフが「走りやすく致しました」の図です。マフラーは引き続き「純正」を使っています。
純正状態で最も良いデーターだけ残し(緑色のグラフ)、それとオーバーラップして比較。結果は「馬力は20ps」、「トルクは約4kg-m」それぞれアップしました。
 
ものすごくアップしているように見えますが初めからこのくらいはあっても良いハズです。ワタシメの知っている103キュービックのエンジンなら、77馬力&トルク13.11kg-mのデーターはむしろ少ないくらいですが、純正マフラーの割によく出てるほうですから、ムズかしいところですね。(^^;)
 
数値とデーターばかり並べていますが、実際に走ってみて楽しいかどうかはまた違った話でありますので、あらかじめ。
 

 
以上、大人なチューニングでした。
 

TC96を楽しもう


TC96エンジンに変更されたのが2007年。
2010年10月の今。2011年モデルの登場。2007年モデルからTC96エンジンも5年。純正ストローカーだ!とか大げさに言っていたのも5年前。はやいものですね。

そんなTC96な愛馬を新車で買い、しかし想像と違うビッグツインのデフォルト状態に驚いて(色んな意味で) 改造をされた人も多いハズです。その改造もときには「改悪」になってしまう事もあります。
 
 

上のグラフはTC96エンジンのツーリングモデルです。大変参考になるデーターなので使わせて頂きました。グラフが波打っていますので「約」、としますが、馬力は約53hp ・ トルクは9.7kgの出力。バイクの変更点は、変更点はマフラーはエンドキャップが黒い装飾が施されたマフラーで音が大きすぎる為に音圧を殺すための詰め物を施され、O2センサーには空燃比の読み取り値を変える為のものが取り付けられていました。狙いはなんとかエンリッチナーというものに近いです。そのバイクのパワーチェックを行ってみたときのデーターが上の緑色のグラフとなります。
 
どノーマルTC96とのデーターでも「58馬力以上・トルク10kg以上」は出ています。ノーマル状態と比較すると、ちょい改造TC96は少なく見積もってもも5馬力&0.3kgのマイナスとなっていました。TC96のデーターは持っていますし載せることもできますが自粛します。だからと言って純正で乗ってください、と伝えるつもりは全くございません。「1+1=2」にはならないという事を伝えたいだけです。
 
 

こちらのグラフは、先と同一のバイクのマフラーのみ、元々静音重視に仕立てたマフラーに交換して、再度パワーチェックを行った比較データーです。音が大きいマフラーでバッフルを詰めて静かにしたものよりも、初めから静音設計のマフラーをチョイスしたほうが優れている、という事が判ります。
 
 
せっかく1500cc以上もあるエンジンを生かせてない・・・それは、もちろん、ハーレーらしさ、という点で、あえてのデチューンで、テイストを求めての事は私も止めません。しかし、改良(パワーアップ)を目的として施された事なら、思うようにはなっていない、ということですね。それは、色んな意味でもったいない、ですね。
 
 

 
 
 
 

で。こちらはTC96エンジンのまま、弊社にてファインチューニングを行ったものとの比較です。双方同一の車両にての計測です。緑は改良前、赤は改良後です。改良後は馬力は70hp・トルクは11.2kgとなりました。一般的に、これが同じ排気量の、同一エンジンから得られたデーターか!???とも思われますが嘘偽り無いデーターで御座います。実際に走ってみると、溢れんばかりのパワー感というよりは、とてもスムースで、どこからでも扱い易いトルクが得られるパワー感・・・という感触であると思われます。エンジンの、カムシャフトをギアードライブ化する・・・・のもロングライフ化や高性能化には大切ですが、そもそもの「基本」を押さえたファインチューニングもオススメですよ。
 
それでは。