「Shovel Head以前」カテゴリーアーカイブ

ショベル用のマーレピストンも、一年が過ぎ … 改めて / ショベルヘッド ピストン


こちらは先にアップロードしたYotube動画です。 
 
1:代表的な支柱付きピストン
2:希少な当時物の純正マーレピストン
3:当社販売中のマーレピストン 

 
贅沢な、比較動画です….. 特に、希少な当時物の純正マーレピストンが含まれる事がレアすぎますね。
 
純正マーレピストンについては、当時、あのピストン良いぞ、とザワついて いたとか。 
→こちらで見ました。 (リンク)
 
 
 

SHIUN CRAFT WORKS(シウンクラフトワークス)様とコラボした記事も、掲載からもう少しで一年。改めてリンクを! / https://customfront.jp/feature/45degree-mahle/
 
 
 

今年の10月に、松村さんを尋ねた時のpic。 
 
SHIUN CRAFT WORKS様でも オーバーホール兼ねたピストン交換(80ci)で、マーレ組み込み車両が次々と誕生してます!
 
 
 

エンジンを組んだ直後、動きがとても硬い感じがする….の原因はここにあります。ショベルなど組んでいる人の 多くが感じた事のある具合。
 
こちらの動画にあるピストンとシリンダーは、アメリカより買付た車両から取り外した物。
 
1984年のFXEなので本来ならマーレピストンが標準で入っていた頃ではありますが、なぜか代表的な支柱付きキャストピストンに入れ替わっておりました。
 
簡易的に測定するとクリアランスは7/100mm〜8/100mmほどで、ピストンそのものが動きが渋い原因になってない。つまり、ピストンリングの比較動画という事。
  
 
そのピストンリングの比較動画では、鉄シリンダーが持ち上がってしまうほどのリングの張力と、そうでない物。
 
マーレピストンに標準で付属する「ウルトラ フラット リング」は常時張力が高い物ではない事が、簡易的に動かしても分かってしまう。
 
(ちなみに現行のミルウォーキー8も、こんな感じ。ショベルの人は新しいエンジンの性能が…と聞くと過敏に反応してしまうかも?? そこは単純に、新しいエンジンの性能が付与されてるとお考えください。とてもいい事です。)
 
マーレの「ウルトラ フラット リング」について。長い距離(10万キロ以上)を走った後においてもピストンリングによってシリンダー内壁をいたずらに削らない性能については、組み立て時の寸法と、走行後の摩耗量から確認し。
 
オイル消費についてもコントロールされていることを、10万キロ以上走行した頃にオイル消費量を計測し確認済み。
 
ピストンリングの性能はとても重要な要素です。
 
 
https://www.45degree.net/blog/?p=22434
 
 

このピストンに興味はあるのだけど…というお問い合わせ、どんな些細な事でも良いので、お問い合わせください
 
プロショップ様でも、エンドユーザーさんでも、歓迎します!
 
 
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
 
 
Posted by M.Yasuura
 
 

 

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超特急で納車整備 / 1984y FXE スーパーグライド / ショベルヘッド

9月にご成約いただいたFXEスーパーグライド。
 
増税前に名変まで….というスケジュール。が2台。
 
9月8日からスタートして9月中に国内新規登録とオーバーホールの公認も絡めて、支局で検査を済ませて名変…。
  
記事の都合上、一台に絞りますが。
 


ドンとエンジンを下ろしクランクケースを割ってシーリングをやり直す。

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7年ぶりのご来店….. / 1980y FXS 80

「兵庫県の◯◯さんがフォークオイルの交換でご来店です」
 
「あ〜っ、物凄いお久しぶりじゃない!」
 
 
そう、遡って見たら、7年前の9月末ごろでした。ちょうどその時の写真。
 
 

2012年9月28日撮影。リア周りとキックアームとオイルタンクとロッカーアームの目玉とリアタイヤ以外は、ほぼ、まま。ですね。
 
(バックでボヤけた整備場 今と様子が違うのが分かるね) 続きを読む 7年ぶりのご来店….. / 1980y FXS 80

ワイグラの続き….. / 1980y FXWG改


あたー。ギアが欠けちゃってます。こりゃ、変えんといけんですわ。
 
 


ここ、スプロケットナット。締まってなかったデス。周り留めで辛うじてその場に居ました。その為、メインドライブギアがスムースに遊んでおりました。 続きを読む ワイグラの続き….. / 1980y FXWG改

なかなか、、、立て込んできました…..

社内での話ですが、私にしか出来ない系の整備系のお仕事がドカドカっと増えてしまった直近の話。
 
そういう話自体、少なくは無いのですがいつもは5速2000回転の低回転で高い速度で安定して走行しているも、今多いのは2速5000回転の高回転・低速度域で高負荷で走る様な案件で。
 
つまり、順調には終わらない案件というニュアンス。うーむ….。
 
 
 
 

リジッドフレームのショベルさん。フレームに打ち付けられた純正同様の羅列だがオリジナルの字体では無いVINナンバーから推測するに、元は1980年式のFXWG 80ci。お客様のご紹介での入庫ですが、こちらも色々と。
 
 
エンジンかからない、暖まると調子が悪い、オイル漏れる、、、などで、御見積に正味一日かかった車両。色々ありすぎる上、初見なので、調査は慎重すぎるほどかけた。
 
エンジンを始動させ、様子をみている最中。
 
空吹かし時に無操作で急にギアがガコーン!
 
突如と入ってしまうトラブルもあり。
 
恐ろしい…..。 続きを読む なかなか、、、立て込んできました…..