組み立てに入ります。
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posted by M.Yasuura
月別アーカイブ: 2021年8月
ショベル FXRS の案件3 / 1983MY FXRS
分解を済ませると、次は化粧直し。
パウダーコートを内製化した環境になったのが昨年の7月以降の事
分解など終えて全体の具合を確認し、オーバーホールのついでに「本格的なエンジンなどの化粧直し」が行える旨をご案内しました。
色々な打ち合わせの後に、各々の塗装のトーンと風合いを決定して頂きました。
全体をズラっと並べた図。 続きを読む ショベル FXRS の案件3 / 1983MY FXRS
新商品のご案内 / ショベル用 CVインテークマニホールド 1
新製品として
2021年内に発売を控えているインテークマニホールドです。
2021年において
ショベルヘッド専用の新商品を作り出すという狂気。
このインテークマニホールドは
1966年〜1984年までのショベルヘッドにCVキャブを取り付ける際に使うことが出来ます。
バンドタイプ
Oリングタイプ
この、2種類を設定。
(隙間を埋めるものを用いず、完璧な取り付けが行える商品とした)
AC4C-T6を材料としたアルミ鋳造品
フランジ形状ではない形状の特殊性からロストワックス鋳造にて製作することを選定。
エンジンとの間に設けられるシール面はガスケットの密着性を考慮しマシニング仕上げ。
従来は。このようにアダプターを介し、CVキャブを取り付けていました。
この度のマニホールドは、アダプターを必要とせず
ダイレクトにマニホールドに対し、キャブが取り付けできます。
ダイレクトになると、キャブが、よりエンジン側に取り付けができる。
実測で20mm shorterです。
不思議なことに、こんな商品が、今まで世に存在していなかったのです。
(なぜ、存在していなかったかの理由は、当商品を製作に取り掛かることで理由が分かった次第。)
メリットは確実にあり、キャブレターよりもエンジン側でマニホールド長が短いことが、どれほどのものか…特にエンジンからの負圧でバキュームピストンを動かす機構を持つCVキャブにおいて、この事は重要すぎます。
そんなこんな、体感も伴いますが、まずは取り付けの具合から。
1983年式のFXWG
バンドタイプ(通称イカリング)のマニホールドから。一般的には79年〜84年までのショベルヘッド用とされる。
(80年式でOリングタイプのシリンダーヘッドだったりすることも確認されており、一概には言えない)
うん。隙間もなく、完璧っ。
そして、Oリングタイプのマニホールドを。車両は1970年式のFL
Oリングタイプのフィッティングの様子を示した動画です(Google Chrome推奨。Safariでは表示されません)
ここには、純正マニホールドを用いても隙間が生じてしまい、エンジンの組み立て時には極力隙間が無い位置でシリンダーヘッドを締め付けるのは、あるあるな所作。隙間が無いのは、ガスケットの痛み方が全然違うので、とても大切なことなんです。Oリングタイプも、完璧!でした。
販売に向けての準備もあり、2021年の12月ごろから発売予定です。
マニアック過ぎるものばかり作ってしまい申し訳ありません。
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ショベル FXRS の案件2 / 1983MY FXRS
FXRS 入庫頂き、分解するも。おやっ、そんな遠くない過去にエンジン開けた痕跡
インマニのシール(通称イカリング)が裂けてました。
実は、エンジンの始動すら、困難な状況で、購入から一度も乗らずに広島に送り込まれてました。
こんな状況じゃ、乗りたくてもまともに乗れん。
ガスケットの状況から察するに、コメ○ィック製のガスケットキットを使ったのではないかと推測。
コメ○ィックはゴム系のガスケットが弱い傾向にあるんだよな。
どこそこのキットが一番良い、でもないのが旧車の世界。
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https://customfront.jp/feature/45degree-powdercoat/
カスタムフロント様にて、記事がアップロードされました
弊社のパウダーコートは、実は女性スタッフが行っております!
活躍を取り上げて頂きました!宜しければご覧ください。
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