エアエレメント その2

883Rの進行とは関係ありませんが関連記事で載せます。
K&N純正交換タイプ・リプレイスメントフィルターの続編。
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ブリーザーボルトとの接合部が割れてしまう問題発生。
これが一台二台ならずどんどん発見されてしまう。
半永久的に使う目的でK&Nにしても、これではムリだ。
原因を調べなければ。


明らかなのはエレメントがブリーザーボルト部に突き過ぎてしまい、結果割れる事までは判っているが、装着直後はまだ割れていない。
純正エレメント・割れたエレメント・新品のエレメントと高さを測定。
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純正・新品K&Nエレメントの高さはほぼ同一。
だが割れたエレメントのみ高さが変わってしまっている。
これから推測するに
一つは材質。
純正は硬質プラスチックに対しK&Nは硬質ラバー系。
締めると硬質ラバーでも若干の形状変化で突き過ぎになる可能性もある。
だがしかし装着直後はまだ問題が出ていないとなれば?
あとは熱が考えられる。
小さな亀裂が装着直後に入ったとするとエンジンの熱で柔らかくなった硬質ラバーが小さな亀裂から裂けたのかもしれない。
壊れたエレメントから余分な高さが何mmあるのかを計測。
そこからどれだけマイナスしたら丁度良い当たり具合になるかを判断。
そして削る。
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なるべく平らに削り、元の形状に戻すべくテーパー形状に
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これでどうかなと装着してみる。
外す・・・
まだ割れてない。
その後走行テスト。
エンジンが通常温度になり、停止後、冷めるまで待ちバラす。
どうやら良い結果が出たようで亀裂も割れも見られない。
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K&Nフィルター装着のみなさんも注意してみてください。
もしも、外のカバーの指指す部分が浮いている場合、
それはブリーザーボルト部の高さ不良が起こっているカモしれません。
確かに、アメリカ製品は「おぃっ!」という事もやや多いですが、
これも醍醐味でございます。
末永く醍醐味をお楽しみください・・・m(_ _)m

「エアエレメント その2」への15件のフィードバック

  1. ○GR71F883Rさん
    ありがとうございます。
    確かに樹脂タイプから金属に変更されてきました。割れることはありません。しかし、よーく見てみてください。もう一つ、アレッ?って所がありますよ。金属だから余計に手間がかかる・・・。このフィルターに関してはK&Nの駄作ですね。残念です。

  2. 先日K&Nのリプレイスメントフィルターを購入しました。現在のフィルターは樹脂ではなくスチール製になっており、当BLOGに紹介されているように割れてしまうことはないと思います。
    がしかし!普通に取付けてもクリーナーカバーの上部後方が浮いてしまうので、良く観察してみると・・・取付けたフィルターの後部のカドがクリーナーカバーに接触していることを発見し、フィルターが接触している部分をハンマーで優しく叩いて潰してやると・・・
    見事カバーの浮きもなく、きちんと密閉されることが確認できました。 少々時期はずれかとは思いますが、ご報告まで。

  3. ○sizuoka 1200Rさん
    弊社から購入頂いたK&Nなら直してありますが、他社様からの購入なら、購入元に打診された方が良いと思いますよ。
    手直しが必要な製品を気付かずそのまま出しているのなら、みんなが迷惑してしまいますから・・・。

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