前回の「THE化粧直し」の続き。
スイングアームのサビが発生していたところのアップですが、オーナーさんも、想像されていた以上に「サビ フィールド」が広がっていた様子が伝わるかと・・。
使う塗料です。
塗りやすいように調整を施して使います。
シート下にもサビがありました。まあ・・・よくある事です。
出来る限り、外観と腐食防止の良い塩梅にしてみました・・・。
ベルトガード・バッテリートレイ・バッテリーカバーおむすびカバー等々。腐食の進行も食い止めました。いい感じに仕上がっています。
GW中、遠方のお客様にも多くご来店頂きました。
高速道路はとても混んでいる様子で、こんなときにご来店頂いた事に感謝しています。
明日も頑張りますよ!
「Paint ペイント」カテゴリーアーカイブ
THE化粧直し
こちらの883は車検でお預かりです。
ペイントの様子がおかしく、こちらもチェック要!とのお達し。
確かに 前後フェンダーの淵に、ポコポコとふくらみがあり、
フレーム、バッテリートレイ、ベルトガードなどにも、ふくらみがあり。
前後フェンダーについては、純正のフェンダーである事に間違いはないが、絶対に再塗装しているであろうと感じました。フェンダーの形で誤魔化せても、塗膜の具合をみればすぐに解るのであります。そして、どうみても下塗りは施していない塗装でありました・・。地金に直吹きブラックにクリアー。一般的にサフなどで下塗りを施すハズでありますが、それはなく、ムラが出来やすいフェンダーの角角の”塗膜の薄い所”から地金にサビが発生し、フェンダー地金に広がり、塗装面をポコポコ浮かせていたのであります。これはもしかすると人災かもしれません。 こちらのタンク・フェンダーが付いている車体のオイルタンクをみてみると、関西にある名の知れ過ぎたショップ様のステッカーが貼ってありました。そちらで購入したんだ〜と聞いていますが、ペイントは違う所で施工したものである事を、心から祈るばかりでございます。
そして、すべてペイントし直した前後フェンダーが、出来ました。
フレーム各部のタッチアップも依頼頂きました。
しかし、サビを見つけ、下地処理を施すも、シンナー当てるだけで、ぶゆぶゆと、取れるとれる取れすぎて困るこまる塗膜たち・・・下がサビて、フレームと塗膜がくっ付いていないから、簡単に浮いて取れちゃうんだ・・・。(大汗)
歯医者様が、おっしゃっていたのを、オボえています。
「奥歯に、ちっちゃい虫歯があるなと、削ってみると、案外奥まで虫歯だったりするんだよ。」
まさにその通り!!!
小さいサビの下は、かなり広く「サビ・フィールド」が、広がっておりました!
これを整え、タッチアップ。本当は全部塗り直したいのであります。
しかーし、タッチアップであっても、サビが広がるのを食い止めることは、大切です。
こちらのバッテリーカバーは、タッチアップは諦め、ガンで全体をやり直しの方向であります。
キレイになりますよ〜!