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こちらのFLHRCiですが、驚くほどパワーアップしていましたが、先日のツーリングで非常に良い燃費を出したという事で、わざわざTEL頂きました。
チューニング前でも悪くは無かったのだけど、ブラックボックスチューニング後はリッター30kmいくかいかないか・・・との事でした。燃料メーター壊れているんじゃないかと不安になるほどだったとの事。走りは凄んごい良くなっているのに、燃費まで良くなるとはビックリした!とのコメントでした。
異常に燃費にこだわったチューニングも施していませんし、それぞれの走り方もあるので一概に燃費が上がるとは言えないのですが、一台一台丁寧にチューニングを施している結果だと思います。一台一台異なり、データーもすべて書き直すようなのでかなり手間ではありますが、次も頑張ろうと思えます。
O2センサー無しのモデルでもこのような結果が出ましたのでご報告まで。
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FXDX 外装カスタム オールペイント
1999yのFXDXの外装カスタムです。
タンク、前後フェンダーに手を加え(後ろは純正フェンダーを加工穴埋め)スッキリとした外観とスポーツスターの様なルックスを持たせますが肝心要のペイントではオーナー様と数回のディスカッションを重ねて検討。
最終的にアレンジも加えて完成しました。
オーナー様にはちょっとしたサプライズ?
タンクの「Harley-Davidson」はエッジが効いたフォントに、小気味いいアクセント。
リアタイヤはこの度のカスタムに合わせて交換したミシュラン・コマンダー2(150/80-16)
フロントフェンダーはスチールのショートフェンダー アルミのフェンダーと違い塗装に適したフェンダーです。
「派手じゃないけど地味ではない」・・・・そこを狙ってみました。このペイントではラインがいい役割をしているも 、出来上がればたった一本のライン。しかしこれをどんなバランスで、ゼロから初めて、引いて終わるのかは難しく、最終的にはペインターの感性ですが、趣味のいい、ラインに仕上がりました。
このカスタムペイントと、スポーツスターのようなルックスを持たせたFXDXから、これからどんどんカスタムが加速しそうな予感を感じさせます。
カスタムペイント承っております!
ブラックボックス・チューニング(BBT) ・・・2002y FLHRCi
2002年式FLHRCiのインジェクションチューニング。BBTです。
2002年式ですから、かれこれ10年!このお客様はクルマでもNBロードスターにお乗りなのでソレ系の話はよくご存知。BBTの概要をサクサクとお伝えすると、即答で「やっといて!」とオーダー頂きました。気持ちいいですね〜!!! それよりも、「長年の悩みから、やっと開放される!」と、大変嬉しそうです。
期待に応える様にしなければ!(当然です)
パワーコマンダー装着だったのでコチラを取り外します。今はなきシリアルポートバージョン。レアですね。
オイル交換を済ませる。
燃料ポンプの機能チェック。圧力十分。
これにて準備完了。チューニングにかかりますが、データーを見てビックリ。
チューニング前(パワーコマンダー取り外し後) と、BBTチューニング後の開きが大きすぎてビックリしすぎました。
馬力35馬力からの65馬力(30馬力アップ)
トルク8.14kg-mからの10.37kg-m・・・・凄い(大汗)
過大表現したい願望に駆られたんじゃないかと余計な心配をしている一部の人の為に、念のためにグラフ下部にスロットルポジションを表示させました。
この変化見ての通り、やって良かったと思います。
ちなみに
マフラーはサイクルシャックのフィッシュテール(今は無き良音)
エアクリーナーはKuryakynのツインヴェロシティ
という内容です。
アフターファイアー(アクセル閉じた時にするパンパン音)は無理が無い範囲でなくしました。純正Y型ヘッダーパイプよりは独立管もしくはS&Sのパワーチューンデュアルなどの方が仕上がりも良好です。
DLC(ダイアモンド・ライク・カーボン) 2本立て!
1200SのフロントフォークをDLCで武装します。
装飾目的ではなくて、実用面で確りしたものを、という事でDLCをご指定頂きました。
トリプルツリーはパウダーコートを施し、DLCインナーチューブを入れて組み替えたカートリッチフォーク。内部もリフレッシュ済み。こちらは郵送で送っていただいたので、お客様の元へ発射致しました・・・。
お次はダイナのフロントフォーク一式のカスタムです。
ゴールドバルブに、直巻のレート指定フォークスプリング。
トップのボルトもケースに取り付けるカバーも、元々はクロームメッキですが、こちらも黒くなっています。
もちろんブッシングも新しいものを。
そして組み立て完了の図。
すべて黒く統一する事で纏まった印象になりました。
弊社で行なっているDLCの特徴は、また改めて・・・。堅実なマシーン使ってDLCを施してますので、他とは、ちょっと違いますよ♪
肝心な「走り」ですが、ダイナに関してはフォークの脱着調整まで行いましたのでちょっとインプレを。リアが純正リアショック、という内容ではありましたが、それに合わせてチューニング致しました。
しっとりとした落ち着いた乗り味・乗り心地であるなかにも、機敏に動き、的確に路面の凹凸を吸収してくれます。目の玉を揺さぶる不愉快な振動や、コーナーリング中のフワフワ感は払拭された。これはスプリングや減衰力などフォークの動きに直接作用する所がかなり関係していますし、45ディグリーでこれからリリースするオリジナルのフォークオイルを用いておりまして、このオイルもいい仕事をしてくれていますね。レーステック製品のウルトラスリック・フォークオイルを調べ尽くして、それよりも良いオイルとなりました。ゴールドバルブ入れているお客様に使ってみて頂きたいオイルですね(^ー^)g””
しかし、ちょっと意地悪な事をすると、DLCを施したインナーチューブの威力が解ります。ハードブレーキングしながらのデコボコ通過しつつの路面追従性や、中速コーナーにスピードを上げてアプローチし、あえてコーナーリング中に不要なフロントブレーキをかけつつの、さらに大きめな路面の凹凸を広いながらのフォークの動きなど。こんな状況でもフォークは的確にスッスッと動き、なんともいい動きをしてくれます。
「コイツなら俺の命を預けても大丈夫だな。」という事で、合格です!