「Workないろいろ」カテゴリーアーカイブ

印象

ハンドルで面白いほど印象が変わる一例。
スプリンガーにエイプは永遠のテーマ。ドラッグバーは男の証。


純正ハンドルから変更すると見える回りの景色がヘッドライトのクロームに写り込むソレが綺麗に見え2度美味しいのであります。

大手術前の儀式

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大きな故障をした車両の修理前にする「儀式」があります。
それは 「キレイ・キレイ 大作戦」
普通に考えて、今から手でベタベタ触って、言い方は良く有りませんが汚そうとしている、汚れようとしているバイクを、触る前に綺麗にするのは可笑しな話ですよね。
この意味はというと。

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エンジン(お疲れ)マウント


99年TC88ツーリングモデルのエンジンマウントです。
本来、エンジンの下で重みに耐えて支えているものですが、完全に潰れ、下に垂れ下がっていた所を発見しました。
エアクリーナー側からみて、タンクの左右の繋ぎホースとロッカーカバーとの間に指一本以上の隙間があれば要注意です。
もしくはマウントがやる気なく「クゥニュ〜」っと潰れて下にゴムが突き出しているか。
走行中の症状として、約100km前後で、ネック部分を境にリアが踊り始め、それ以上での走行はほぼ不可です。それはラバーマウント特有のリアがフレームに直接マウントされてない構造からくるもので、前側のマウントがブランブランになれば、その後ろ、エンジン〜スィングアームなどなどが遊んでしまう。
気をつけてみてくださいね。

快感


95キュービック
570ギアードライブ仕様でのセットアップが完成した。
周りのセットアップ状況次第では、このエンジンを生かすか・殺すかも関ってくる。
その中でも50%ほど占める所。マフラーだ。
排気量を上げると、パワー思考で仕上げたエンジンなら、当然の様にそのエンジンのパワフルさがマフラー側にも出てくる。
音が大きくても気にしない人であれば特に問題でもないだろう。
しかし、パワーを上げつつも、音の問題が生じる事を好ましく思わないユーザーがいらっしゃることも事実。
この相反する課題。
騒音問題も視野に入れてのこの仕様では、このエンジンのポテンシャルを生かしつつ、解消する事はなかなか難しいものであった。アメリカ人にこのようなセットアップは出来ないであろう。”日本人の持つ独特の部分”があってこそ出来たものだと、感じている。
音は静かに出来ても、570仕様 本来の走りは存分に楽しめる。
好き者には堪らないだろう。
もう96キュービックに引け目をとる必要は無い。
“命の危険が快感”
そう言われた2スト3気筒エンジンまでとは言わないが、快感度は、甲高く狭い、パワーバンドに突入した時の250cc2スト並列2気筒エンジン並。これが、2,000rpm付近から始まり、レブ付近まで続く。
鋭く、弾けるように回るエンジン。
ビートを刻むエグゾーストノート。
小刻みで小気持ち良い鼓動感。
日常と非日常がアクセル一つで隣り合わせ。
初心者ライダーには全くお勧めできない仕様だ。正直、危ない。
飼い慣らしたければ、いかにコントロールするかを、オフ車で磨いて頂きたい。
脳髄を引っ張られる快感。
この570仕様には、ある。