「BBT ブラックボックス・チューニング」カテゴリーアーカイブ

XL1000 負荷状態スロットル100% “動画”

インジェクション仕様のスポーツスター883を1000cc化した弊社デモ車をダイノに載せ確認している動画。

ギア5速・時速120km以上で増して来る風圧など「走行抵抗を擬似的に再現」するにダイノマシンに取り付けたリターダーを用い70%の負荷状態(電磁ブレーキを強制的にかけている状態) に設定しスロットル100%にて全開走行。 

かなり高い負荷の状態のまま、スピードの上昇は緩やか、かつ100%のスロットルで、5000回転の高回転域で回り続けるエンジン。途中登場する画面は、車輛状況とECM内プログラムがリアルタイムで表示されています。指示した空燃比の通りに動いている事をご覧下さい。あと、吹け回るエンジン音も!

9月23日は秋分の日。祝日。

感覚的には「火曜日」ですが、
さすが祝日となるとご来店の御客様も多い一日でした。ありがとうございます!

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こちらのファットボーイ 朝一発目にエンジン始動するも・・・やや??もしや??? エンジン不調。あーこりゃ二次エアだな。マニとエンジンのとこ。試験ガス使い確認すると回転上昇。つまり悪い予感的中。御客様に確認後、ガスケット類は全て在庫有りにて、すぐに交換に取りかかり、修理完了にて、絶好調となりました。

ファットボーイの下回りを洗浄し試運転を行いショップに戻ると、一台のダイナ到着の直後。10:30頃。ウインカー交換の依頼が前日に入っていたそう。

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早速検車台に載せ

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いきなり交換の図。

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そうこうしていると、お馴染みのデラックスHiroさんご来店。2007年式のFLSTNだ。
タイヤがヤバいと思うんよ〜どうかね〜と。そのタイヤを見て、営業のカズも苦笑いで首を傾げる。

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そのタイヤがこちら。交換したほうがツーリングは楽しめますな。で、交換となり。

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ついでにブレーキパッドも交換。
http://www.45degree.net/Brakepad/27R.html
http://fortyfive-degree.ocnk.net/product/1322

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リアタイアはキャンペーン中のコマンダー2。

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ついでにフロントキャリパーのブレーキパッドも交換で前後新調!
http://fortyfive-degree.ocnk.net/product/1322

これにて安心して走れますね。

最近ブレーキパッドの交換に、タイヤの交換に、まるでバイク屋さんみたいです!

まるでバイク屋さんって、カスタム屋さんよりも一般的にはハードルの高いお仕事なので、バカにした言い回しではないんですね。

この手お仕事は黄色い看板を掲げた「認証工場」であれば、できるお仕事です。2級以上の国家資格整備士が在籍していれば「認証工場」になれます。

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次はチューニング! 2004年式のFLSTCi。
いつもながらの純正コンピューターの書き換えですが、トラブリュー!

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こんな画面出てきて焦ったわけですが。。。
大丈夫!いまは問題解決して、明日からチューニング取りかかれます!

今日はこんなとこで。

FXDL 再チューニング

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続々と45にスポーツスターが集まってきています。陸送されたバイクが集まる広島の拠点デポと45をピストン往復。お預かり車輛を進めるダンドリもありますし、6月も予定埋まっちゃうかなあ?といったところ。

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“MAHLE 1000cc ピストンキット”は、昨晩、出荷出来るまでに整いました。合わせて進めていたウェブページの作成が遅れています。(申し訳ない)詳しい事は、今のうちはお電話頂ければ対応致します。

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さてさて。チューニングのご依頼もたくさん頂きまして、ありがとうございます。

こちらのローライダーは通販型で純正ECM書き換えをされたそう・・なのですが、ノッキングが酷く、不快な振動が増え、これをどうにかして欲しい、との事でご依頼頂きました。(日帰りチューニングでの案件・要予約です)

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通販型で純正ECM書き換えをされたのは「ダイレクトリンク・フラッシュチューナー/FlashTuner」でした。このUSBが重要なキーとなるチューニングツールです。

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再チューニング前に、ダイノに載せローラー上でデータ解析。このFXDLの御客様が訴えていた色々の意味がよーく解りました。にゃーるほど、こりゃイケてない。

アイドリング800回転の内容で、走り易さ、フィーリング、パワー感、そして心地の良い振動・・の内容で再チューニング。馬力は4馬力アップでフィニッシュです。チューニング完成し試乗された御客様からもグッドのサインを頂きました。

インジェクションチューニングというものは、別名データチューニングとも呼ばれますね。データは形で見えるものでもなく、そのデータ内容の仕上がりの具合を、体感・フィーリングなどで感じとることでしょう。

形として、例えばシンメトリーじゃない、という具合で、同じ物差しでデータチューニングを見ようものなら、シャーシダイナモ程度は当たり前に最低限必要なキッチンとなる事は、御客様の間でも、最近ずいぶん浸透してきたように感じます。 そのデータチューニングが良い仕上がりでなくても、乗ってる本人さんが納得し満足しているのなら、まあ、それでいいんじゃないの、という具合。

ところが、どうしても納得出来ない、という人は、こちらのUSBをお持ち下さい。当社にて再チューニングが行えますヨ。

ではでは。

2013y FLHTCU (103ci) ウルトラ インジェクションチューニング

ブログご覧の皆様
お世話になっております。

ご存知の通り、久しぶりに筆をとってみた次第。おかげさまで毎日お仕事に勤しんでおります。

久しぶりにブログ書くせいか、妙にカシコまってしまいます。こういうものは継続は力なり、でコンスタントに書き続けるに限るのでしょうね。

あっ、そうそう。ホームページから入ってこられている人はお気づきかと思いますが、セールス用のブログを別に立ち上げました。メカブログとの二本立てとなっております。

http://45degree.net/IMO.blog/
筆をとっているのはセールスのカズです。是非、覗いてみてやってください。

セールス用のブログを立ち上げた〜という事は、メカブログを再始動させる!という事です。どうにも、僕が書いたブログ記事は一部の御客様からは「面白い!」とご好評頂いておりましたようで・・・。また、書いてくれんかのぉ〜?というご要望もあったりで・・・。まあ、一人でも「面白い!」と思って頂ける人がいるなら、また書いてみるかーという感じです。

では、本題に入るとしませう。

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いきなりですが2013年のウルトラマン。FLHTCU 103キュービックインチ。
ステルスヘッダーに、S&Sのエアクリーナー これに加えて・・・

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S&Sのテーパード/クワイエッドのEXという組み合わせ。
程よい音量でジェントルな音質で快適ツアラー化ならこちらのマフラーでしょう。

これでチューニングに取りかかります。
チューニングに用いるのは純正コンピュータ書き換えの「リ フラッシュ・タイプ」です。

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いきなりチューニング後。

ステルスヘッダーという素材の良さを引き出してやる事を念頭に、まずはチューニングを進める。
御客様からのご要望にある「低速域での乗り易さ」のニュアンスを飲み込み、「乗り味」で表現してみる事に。

ここで重要なのはFLHTCUの重たい車両を前進させる前進力の表現、これが乗り味です。
アクセル開度に対しての加速感とお尻に伝わってくるトラクション、そして排気音。

これらが、いい具合の「あずり加減」になるよう致しました。

ちなみにアイドリングの設定下限回転数は800rpmのご指定です。

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チューニングが終わり、測定具を外して納車です。

納車前にお客さま、試乗して頂きましたが、大変満足されていた様子でした。

2008y XL883 再チューニング

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 2008年式のXL883を、チューニングしていきます。
 
 こちらは、すでにインジェクショチューニング済み車両でディレクトリンク・フラッシュチューナーの再チューニングとなりますので、お持ちのUSBをお持込頂いて、それを使用して再チューニングに取り掛かります。
 
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 ディレクトリンク・フラッシュチューナーの再チューニングの場合には、こちらのUSBをお持込頂ければ再チューニング可能です。
 
 以前は通販型でコンピューターチューニングをやり取りされていたようですが、これまでに2度、そのやりとりを、したとのこと。初回は純正からの入れ替えで、結果良好で、二度目に、エアクリーナー変更でデーター交換を依頼された際に、上手くマッチしていなかったようで、走りと燃費が悪化したそうです。それで45ディグリーでのチューニングを、という流れてご依頼頂きました。ありがとうございます。
 
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こちらが、45ディグリーでのチューニング前後比較です。
(赤)弊社チューニングデータ 最大馬力 50.47PS 最大トルク 6.54kg-M
(青)弊社チューニング前  最大馬力 46.05PS 最大トルク 5.98kg-M


 
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(赤)弊社チューニングデータ 最大馬力 50.47PS 最大トルク 47.28
ft-lbs
(青)弊社チューニング前 最大馬力 46.05PS 最大トルク 43.24
ft-lbs
 
 やはり、一にも二にもチューニング前の状態を把握する事から始まります。ディレクトリンク・フラッシュチューナーで再チューニングする場合、既存データを抽出して、それを用いて再チューニングする事は不可能な為、余計でもチューニング前の状態を把握する事から始まるのです。そして、元々施していたデータが適切であれば、出来ることなら引き継ぎたいとも考えているからです。が、このたびは、ほとんど引き継がずに新たに作り直したデータに置き換えました。
 
 時に気になったのは、エンジンが温まりきる前からのアイドリング回転数のローアイドル。せめてこの温度までは・・という所までに届かず、ただでさえ冷え性とも言えるスポーツスターエンジンが十分に温まる事が出来ずにいました。夏場を思うと低く抑えるに越したことは無いが、冬場ではエンジンオイルに対して良くない作用を及ぼすと判断している。オールシーズン通してともなると、この辺りのさじ加減は難しいが、既にデータ豊富な45ディグリーでは、ここのデータは実績のある数値を用いた。
 
 あとは点火マップの作りこみにも疑問を感じた。具体的なコメントは差し控えさせて頂きます。ここに関しても、データ豊富な45ディグリーでは、883での実績ある数値を用いてチューニングをスタートさせた。
  


 
こちら、すでにお客様からレビューをご投稿頂いておりますので、ここにも掲載しておきます。
 
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マンシュタイン 様 
車種年式:2008年 XL883L
詳細:トランスファー再セッティング
マフラー:北米12ミリパンチアウト
エアクリーナー:S&S ティアドロップ
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 2年ほど前に他のショップで、北米12ミリパンチアウト:SEステージ1でチューニングを行い、馬力・トルク・乗りやすさがノーマルより格段にアップして満足していましたが、 昨年エアクリーナーをS&Sに交換したので再セッティングを依頼したところ、どうもフィーリングがイマイチで乗りやすさも低下し、燃費が大幅に悪化してしまいました。

  以前からホームページや雑誌で気になっていて、初回チューニングのパワーチェックもやってもらったこともある当店(45ディグリー)で再セッティングをお願いしましたが、別物の如く変貌した内容に大満足でした。二度目のセッティングは相性が悪かったようで、初回チューニング時よりもパワー・トルク共に低下して乗りにくくなっていましたが、今回の再セッティングで初回チューニング時よりも大幅に性能数値が上がっており、常用回転域でのチカラ強さも相まって非常に乗りやすく、乗って楽しいセッティングとなっていました。また、気になっていた燃費も回復し納得の結果となりました。
 
http://www.45degree.net/review/injection_review.html
 


 
ではでは
マサでした
 
 
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