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2010y FLSTFBをブラックボックスチューニング


2010年式FLSTFBをブラックボックスチューニングです。
マフラーはバンス&ハインスのRSD仕様で、エアクリーナーもRSDとRSD固めです。
 
アイドルは800rpmにとの事で、あとはオーナー様の走り方を伺ってお任せ頂きました。
 

ブラックボックスチューニングをする前と、後での比較です。
青い方がブラックボックスチューニング前のロールオンテストで、赤い方がブラックボックスチューニング後のロールオンテストです。
 
続々とブラックボックスチューニングが控えています。BBTは2011年式以降のソフテイルも対応しており、サンダーマックスが販売されなくてお困りのお客様からの熱い注目を頂いております。
 
只今、45は沢山のご入庫で、エンジンのモディファイや修理、チューンアップ、外装のカスタム、パウダーコートなどのご依頼頂いている状況です。大忙し!各、お預かりのハーレー随時取り掛かっていますので納期通りで、行なっております!

2011y FXCWCのブラックボックスチューニング

土曜・日曜と沢山のご来店ありがとうございました!
バタバタしてまして、十分な応対が出来なかったお客様、色んなご相談などあったと思います。これに懲りずまたお立ち寄り下さい。
 
さて、土曜の朝から日曜のお昼までお預かりでインジェクションチューニングを進めて行きました。
 
Black Box Tuning!
 
☆お持ち込みデーター
マフラーはビッグラディウス 2-INTO-2
エアクリーナーはタイフーン
 
当初はパワービジョンでのオーダーでしたが、BBTで行う事が決定しました。元々はツインテックを視野に入れていたそうですが、なかなか販売されないとの事で見送られたそうです。(11年式用、出るんですかね??)
 
それは置いといて・・・。

シャーシダイナモでの個別チューニングで、日本仕様の800回転・専用データを入力するだけより間違いないとの事で弊社でのチューニングを依頼して頂きました。ご理解頂けて誠に有難い限りです。
 
チューナーズ・ネイション加盟店の名にかけてもご期待に応える様にしなければ!(当然です)
 
手を抜くなんて事は出来ません(全く当然です)
 
ま、それは置いといて、と。
 
「ソフテイルが全然面白くないと感じております。面白いバイクにしてください。」
 
との事で、これは重大です。そして、「ハーレーらしく」とのオーダー。ちょっと腕を奮って頑張ってみまSHOW!
オーナー様から詳しい使用条件を聞き、それを頭に叩き込んで走っている情景をイメージしながらのチューニングです。
 

 
加えて、アイドリングは770rpm〜750rpmを中心にアイドルさせる内容でオーダー頂きました。
 
車体側へハーネス無加工で取り付け可能なヘッドライトのON-OFFスイッチを作成。低アイドル時における発電不足のトラブルを減らすようにしました。
 
アイドリングを下げると色々な弊害や、半クラッチ時の扱い辛さ(クラッチを不意にトンと繋げるとエンストする恐れ大)、渋滞でのストレスが出てきますので、希望されたお客様のみ行います。そのほかは、アイドル時の不要な発熱を防ぐ目的で不具合が起こらない、扱い辛さも感じにくい程度のやや低いアイドル設定にしていますが、もちろん希望されれば回転数はストックと同じ内容にも出来ます。
 
さて、チューニングを行いまして、ロールオンテストでの比較がこちら

 

青いグラフがチューニング前
赤いグラフがチューニング後(BBT)
 
チューニング前は、低い回転域でアクセルをグッと開いた時に、特に物足りない様子だったのがグラフからも見て取れますし、チューニング前の試乗でも感じとれました。BBT後は1,000回転からレブリミットまで燃料はエンジンへ十分に供給されています。(グラフ2段あるうち、下は空燃比を表示してあります)
 
土曜・日曜の二日間で行なったチューニングですが、先ほどメールで感想を頂きました。
 
「とてもいい感じに仕上げていただいて、ありがとうございました。
 パンパンという音もしなくなりました。
 アイドリングもいい感じです。
 これからどんどん乗れるようになりました。
 本当にありがとうございました。大満足です」
 
どんどん楽しいハーレーを増やしていきたいですね!
 
こちらこそ、遠いところを、ありがとうございました。
 
 

2010y FXSTC 和風インジェクションチューニング


ソフテイルカスタムのインジェクションチューニングです・・・
A/C Kuryakyn・ハイパーチャージャ
EX はポールヤフィーデザイン Crossbones Supertrapp X Pipeです。
 
見た目の過激さから想像する音圧よりは低い。
 
デルファイ製のECMをマスターチューンでのチューニングとなりますが、いつも通りのチューニングの他にアイドリング回転数を800回転以下に落とし、趣のあるアイドリング(ズッパカ ズッパカ)をリクエスト頂きました。こういうストレートパイプ形状のEXはアイドリングの歯切れ感は大切ですから解ります。アメリカでアイドリングを下げたいという様なリクエストはない・・・と聞いてますので、この辺の感性は日本独特と考え、「和風チューニング」と呼ぶことにしました。
 
もちろん無理の無い範囲での調整となり、持ち込まれた現状をダイノ上で測定し、チューニングの方向性を探ります。
 

アイドリングはTC96のその音よりは、どちらかと言えば「懐かしい、往年のハーレー的」なリズムとなりました。
某フルコンの様な三拍子の為にやや無理のあるマッピングをしなくて済むのもデルファイ製のECMをマスターチューンでチューニングする特徴です。ただしシステムを完全に理解する必要があるので難易度はダントツに高いのも特徴です。
 

こちらがチューニング前後の比較データーです。
こちらも、先日のXL1200X同様、トルクの落ち込み(1500rpm〜2000rpm位の間)はかなり改善され、5速でドドドドッとのんびり走っている所からの、ダッダッダダダッと加速させる際に起こりがちなおっとっと〜〜〜な、トルクの落ち込みにかなり効いたと見れます。また、スロットルOFF時のマフラーからのパンパン音(アフターファイアー)も以前は賑やかでしたが、改善しました。
 
ところが、最高値が対して変化が無い通り、スロットル100%でのFuelは十分足りていました。目標A/Fの値からはやや外れていますが、極端な違いではありません。そのほかの所も、それなり。A/Fの乱れはさほど。ただ、これで「このマフラーなら変えてもセッティング必要無いじゃん」と考えるのはちょっと短絡的です。
 
・・・・・
 
インジェクションチューニングと言えば、エンジンの為!ガソリン少ないで!などと、煽られてしまう事もありますが、乗って楽しめるチューニングも大切。そちらの方向性を探りました。グッドアクセレーションなハーレーです。感覚との擦り合わせですから、グラフには現れないのが特徴ですが・・・(^^ゞ
 
実際に乗って楽しめたかの感想はお時間の関係でまだ頂けてませんが、また感想を聞かせてくださいね!

ご納車前の色々 / 車体整備 / チューニング / 08y FLHTCU

次は車体整備に移ります。
まずは、リア回りから・・・と、スイングアームやリアタイヤ交換をしていこうとする前に、ここでエラー発生。リアのアクスルシャフトを抜き、スイングアームを上げると、プーリーに圧入されているシールドベアリングのシールが無くなった姿で出てきた。
 
しかもそれを隠すかのような、薄っぺらい丸い形の板で、蓋をされていました。明らかに意図的にされています。
 

スイングアームを上げなければ全く見えないベアリングですので、おそらく前回のタイヤ交換時にやりかぶったのだろうと推測。外観を目視確認するだけでは到底見つけられるようなものではありませんが、どうも責任はこちらにあるようです。私はこの事については伝えられてない事実だったにもかかわらず、早く確認しなかったアナタが悪いとなりました。これ以上話しても時間が勿体ないので自らの責任で直していきます。(こんな事もあるんです)
 
 

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