お知らせ:ガバナースプリング(仮)

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5月頃記事で取り上げたガバナのスプリングが完成しました。
 

Made in Japan


耐久性についても考慮し、腰のあるばねをご用意しました。

 

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シルバースプリングとゴールドスプリングの2種。
組み合わせは3通りできます。
シルバー / シルバー 
シルバー / ゴールド 
ゴールド / ゴールド 

シルバー〜ゴールドでほぼすべてのエンジンを網羅する内容。

ゴールド / ゴールドは4-5/8ストローカー向けです。いままでイニシャルの点火時期が決まらずノッキングの嵐で調子が悪かったエンジンにはてき面。シャープで鋭くトルクフルな加速を味わえます。

エヴォ・ショベルなど、セミトラ/ポイント点火でガバナーを使っている車両が対象です。
エンジンの点火の要素で進角のカーブを決めるスプリングです。いくらキャブレターの調子が良くても、エンジンの調子が良くても、点火の要素が不十分では、本領は発揮できません。これで皆様のお悩みが解決できると同時に、ハーレーの奥深さを味わっていただければ幸いです。

チェック!実測

 

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エヴォのカム交換です。

社外品のカムに交換すると当然の様にギア(歯車)のサイズが変わります。

カムはクランクの回転軸よりピニオンギアを介してドライブされカム側はドリブンギアとなります。ところがこのドリブンギアは、ドライブギアであるピニオンギアと対であるため、片方のギア寸法が変わると、合わせ直さなければなりません。

技アリな裏技が、あります。それは元々付いている純正カムからギアを抜き、圧入すればギアの寸法は変わりません。

 

「なぁんだぁ〜!!それって、カムシャフトだけ使ってギアは何の問題がなければ使いまわしもOK・・・・??」

 

いえいえ。それはギアの歯面を検査して良ければ、の話。研究機関に持ち込むワケにもいかず、多くは組み付けをする人の目視検査になりますね。圧入を少しでも間違えばバルブタイミングまで変わってしまいますが、ここでは割愛。

・・・ところが、今回は「ピニオンギアをオニューに交換」

従い、長年馴染んだギア同士の組み合わせを変えれば、ギア同士の当たり面にもよろしくありません。新品カムに付いているギア寸法に合わせたピニオンギアを選定してインストールしました。

ここは、色での組み合わせがマニュアルで表記されてますが、色での選定は、実のところあてになりません。ギアはすべてサイズが異なります。45では異様なほどギアがたくさんありますがその為です。ベストマッチな寸法を実測あるのみ。

ライドポジション&フィーリング

雨がよく降りますね。カレンダーが湿気にやられてうな垂れてきました。
こういう日は、いいインスピレーションが浮かぶので個人的には好きですケドね。

 

こちらもだいぶ先日になりつつあるWorkな記事です。
09年のFLHRCの、「パワーコマンダー取り付け」と、「ハンドル交換」です。

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マフラーはモーターステージサンの物に換えられていました。
エアクリーナーはコチラの物です。

Oxygen Sensorは使わないので外してプラグを取り付けてマフラー回りもスッキリさせました。
「アフターファイアーもほとんどしなくなり、走り易くなった!」との感想を頂きました。

 

 

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そしてハンドル交換♪
FLHRCに意外なチョイスで「粋」です。
ライディングポジションとフィーリングが変わると、とても楽しいですヨ。