「FX FL ショベル」カテゴリーアーカイブ

晴天の日曜日

朝からオイル交換で始まりました
 
オイルを販売しようとしておりますが、試作オイルの検証のため、オイルを交換して確かめますので、Kさんにご協力頂きました。
 
ローライダーの化粧直し1 / 1980Y FXS ローライダー
https://www.45degree.net/blog/?p=27270

ローライダーの化粧直し2 / 1980Y FXS ローライダー
https://www.45degree.net/blog/?p=27336
 

エンジンオイルは変えて間もない、との事
確かに抜いたオイルはショベルにしては透明感がある。 続きを読む 晴天の日曜日

新商品のご案内 / ショベル用 CVインテークマニホールド 1


新製品として
2021年内に発売を控えているインテークマニホールドです。
 
2021年において
ショベルヘッド専用の新商品を作り出すという狂気。
 
このインテークマニホールドは
1966年〜1984年までのショベルヘッドにCVキャブを取り付ける際に使うことが出来ます。
 

バンドタイプ
 

Oリングタイプ

この、2種類を設定。
(隙間を埋めるものを用いず、完璧な取り付けが行える商品とした)
 
 

AC4C-T6を材料としたアルミ鋳造品
 
フランジ形状ではない形状の特殊性からロストワックス鋳造にて製作することを選定。
 
エンジンとの間に設けられるシール面はガスケットの密着性を考慮しマシニング仕上げ。
 
 

従来は。このようにアダプターを介し、CVキャブを取り付けていました。

この度のマニホールドは、アダプターを必要とせず
 
ダイレクトにマニホールドに対し、キャブが取り付けできます。
 
ダイレクトになると、キャブが、よりエンジン側に取り付けができる。
 

実測で20mm shorterです。
 
不思議なことに、こんな商品が、今まで世に存在していなかったのです。
 
(なぜ、存在していなかったかの理由は、当商品を製作に取り掛かることで理由が分かった次第。)
 
メリットは確実にあり、キャブレターよりもエンジン側でマニホールド長が短いことが、どれほどのものか…特にエンジンからの負圧でバキュームピストンを動かす機構を持つCVキャブにおいて、この事は重要すぎます。
 
そんなこんな、体感も伴いますが、まずは取り付けの具合から。
 
 
 
 

1983年式のFXWG
 

バンドタイプ(通称イカリング)のマニホールドから。一般的には79年〜84年までのショベルヘッド用とされる。
(80年式でOリングタイプのシリンダーヘッドだったりすることも確認されており、一概には言えない)
 

うん。隙間もなく、完璧っ。
 
 
 
 

 

そして、Oリングタイプのマニホールドを。車両は1970年式のFL
 

Oリングタイプのフィッティングの様子を示した動画です(Google Chrome推奨。Safariでは表示されません)
 
ここには、純正マニホールドを用いても隙間が生じてしまい、エンジンの組み立て時には極力隙間が無い位置でシリンダーヘッドを締め付けるのは、あるあるな所作。隙間が無いのは、ガスケットの痛み方が全然違うので、とても大切なことなんです。Oリングタイプも、完璧!でした。
 
 
販売に向けての準備もあり、2021年の12月ごろから発売予定です。
 
マニアック過ぎるものばかり作ってしまい申し訳ありません。
 
 
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
 
 
posted by M.Yasuura
 

ショベルで感動レベルの軽さ / VPクラッチ / 1982MY FXB

3月にご成約頂き、納車整備でお待たせしているT様のスタージス
 
ほんま色々お待たせしておりますが、みなさん静かにお待ち頂いて頭が下がる思いです
 
 
この車両は前オーナーさんの時、国内新規登録をする際に前タイヤの先っぽから後ろタイヤの先っぽまでゴリゴリでフルフルのオーバーホールを行なっており、ツインカムの車両を乗るくらいのイージーな感覚で乗れるよう仕立ててある。
 
 
追加整備する箇所はショベルにしては
 
 
最&小。優&秀✨
 
 
前オーナーさん、うちで買い取らせて頂いてありがとうございます!の車両です。
 
 

そんな前置きありき、今回はVPクラッチを取り付けです 続きを読む ショベルで感動レベルの軽さ / VPクラッチ / 1982MY FXB

ローライダーの化粧直し2 / 1980Y FXS ローライダー

https://www.45degree.net/blog/?p=27270
前記事

いや〜… 1週間って、1ヶ月って、ほんとあっという間で….
なんなら、えっ、もう11月??? という感覚。
 
このローライダーもなんとか10月中に形になった。

お待たせを、しました。
 
塗りの案件でご依頼頂いております
前後ホイールの再塗装
エンジンの再塗装(クランクケースとシリンダー)
その他、小物の塗装

大きくこの3つ
 
 

うち、エンジンは完全に分解しなければ出来ないのが、クランクケース。
 
クランクケースは、ホットロッドブラックという、昨今ハーレーが純正で採用している塗料と同じもの。ショベルの純正塗装はリンクルブラックという、結晶塗装で施されている。ここは、あえての選択で、リンクルではなく、ホットロッドのブラック。
 
理由は「整った雰囲気を付与する」為。
 
もちろんリンクルブラックの粉体塗装もございますし、そちらでも可能です。 続きを読む ローライダーの化粧直し2 / 1980Y FXS ローライダー

ローライダーの化粧直し / 1980y FXS ローライダー

ミルウォーキーからショベルまで 
 
全部エンジン開いちゃってます。
 
一台のミルウォーキーはクランクまで開ける内容…..
 
その他のミルウォーキは、カムとか、ほとんど毎日
 
 
いろんな案件を同時進行中
頭ん中 “わっしょい” しそう
 
 
です
 
 
そんな中。
 
 

1980年のショベル ローライダーFXSの化粧直しを承りました
 
 
エンジンのクランクケース
前後のホイール
 
一度は離陸。致しました。 続きを読む ローライダーの化粧直し / 1980y FXS ローライダー