「ブラック」カテゴリーアーカイブ

地味な作業を淡々と

 
 
 
引き続き2010年FLSTCのリア回りの作業を進めていきます。
 
 
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こちらのステーを
 
 
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少しだけフラットベースを混ぜてペイントをし乾燥後取り付け。フラットベースを混ぜたのはあまり目立たせない為の工夫です。同じ黒い色でも主役と脇役は区別する必要がありますので。
 
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ツールバッグの取り付けにあたり、サドルバッグのステーも曲げなければ行けなかった為、いったんサドルバッグとステーを止めているリベットを揉んで取り外しステー単体にし、吹管バーナーで炙り曲げを施し、仮り付し位置を確認。ここの位置だしを的確に行わないとサドルバッグ脱着時に難しくなってしまいますので自然と取り付ける位置で、ツールバッグとの干渉もしない位置を割り出し、後にサンドブラストを施しウェットブラストで更に整えペイント。
 
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自然と取り付けが出来ました。よしよし。
 
出来上がったサドルバッグステーとサドルバッグをリベット打ちする前に、ステー側にひと工夫。
 
 
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特殊な材料ですが、これを・・・
 
 
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貼り付けました。丸い材料への貼り付けにも馴染みがひじょ〜〜〜ぉおに、良いのだ◎
 
 
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ステーを見てみると、ステーがサドルバッグを支えている場所だったのでサドルバッグに叩かれて色が剥げていました。そこへ異音を抑える工夫です。
 
 
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ETCを収めるツールバッグ取り付けが完成ですが、こちらのツールバッグは弊社の中古部品で在庫していた物で、どこを探しても鍵が見つかりませんので、作りました。
 
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オールステナイト系SUS304で鍵を製作。紛失防止の為に僕の気に入ってるタグも取り付けました。(特に意味はありません)
 
 
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これでツールバッグは良しとして、次はサドルバッグの脱着容易化です。
 
 
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こうして
 
 
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これで完成です。ボルトの突き出し量も当然計算通り。
 
 

これで一応完成でしたが、更に追加オーダー頂きました。
 
 
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タコメーターの取り付けです。エンジン回転数を視認出来るアイテムです。
 
 
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ステーはオフセットタイプを使用。
 
 
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理由はハンドル内へ配線を中通ししている為です。
 
 
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イグニッションキーをONにし、最終的な確認。いい感じですね。
 
 
と、これが終わる頃には外は雪がシンシンと降り始め、お見送りとなりました。
その後、僕が帰宅する頃には更に状況が変化し路面凍結の中の帰宅となりました。
 
積雪が季節を押し戻した感がありますね。
 
 
ではでは
 

masa 
マサでした。

 

FXDXに魂を吹き込むッ!


ウェブに載せる前にご成約頂きました99年式FXDX。国産Superスポーツからのお乗り換えです。
 
ご高齢により、前オーナー様から買い取らせて頂きましたが、元々は私が乗っていたFXDXです。

 
 
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ペイント&DLCフォーク


久々に1200Sをお預かりしています。
もうじき車検のようで、ご納車してから、もう2年も経つのか・・・と。
 
確かこの写真は撮るだけ撮って載せていなかったはずなので、載せてみます。

 
最近「インジェクションの話」ばっかりだからね(苦笑)
 
狙ったように同じような記事をアップしているように見えるけどヽ(´Д`;)ノ
 
 

 

 
ちょっとウンチクを・・・。
 
おふざけな見かけではありますが、スポーツスター本来の走り以上の「Hotな走り」が共存するバイクに仕上げてあります。
 
外観で判るのは、ローダウンして、高いハンドル。緑色のペイントなど。フロント周りを細かくみると、単純に黒くしたフロント周りではなく、レーシングバイクに施すDLC加工を施してあり、ローダウンの乗り心地の悪さは排除し、しなやかなセッティングに振り、実はコーナーもグイグイ攻めれます。走りもエンジンを塗装する際に、フルに分解し、調整・修正を施しながら組み立直してあり、ハイアップなマフラーから感じさせる「ヤル気感」まんまのエンジンの吹け上がりをします。元気なエンジンを受け止めるクラッチには、扱いやすいクラッチ圧&操作でありながらも、確実にリアタイヤに駆動力を伝えるよう、怪しげなクラッチを軽くするものは一切使わずに、かなり配慮しました。
 
オーナー様はRSDが大好きで、でも身体的な問題もあり・・・・メニューはお任せコース。ありがたい・・・。しかし、ワタシメ側の思想は「形だけで走りにくいバイクは好みではない」ので、ちゃんと乗り倒せ、乗りこなせて貰えるバイクにするためにあれこれ考えて作らせていただきました・・・。このXL1200SのRSD仕様を作るのは楽しかったですね〜(^v^)
 
 

そして、こちらは2007年FXSTBです。こちらもフロントフォークのペイントと、フロントフォークチューブのDLC加工です。
 

完成図です。
 

6月30日お預かりで、7月3日の晩に完成してご納車させて頂きました。
トリプルツリーも黒くしてみたいですね〜(・_・;)
 
 
それでは!
明日は定休日です。お気を付けくださいm(_ _)m
 
ドクマサ

THE化粧直し


こちらの883は車検でお預かりです。
ペイントの様子がおかしく、こちらもチェック要!とのお達し。
 
確かに 前後フェンダーの淵に、ポコポコとふくらみがあり、
フレーム、バッテリートレイ、ベルトガードなどにも、ふくらみがあり。
 
前後フェンダーについては、純正のフェンダーである事に間違いはないが、絶対に再塗装しているであろうと感じました。フェンダーの形で誤魔化せても、塗膜の具合をみればすぐに解るのであります。そして、どうみても下塗りは施していない塗装でありました・・。地金に直吹きブラックにクリアー。一般的にサフなどで下塗りを施すハズでありますが、それはなく、ムラが出来やすいフェンダーの角角の”塗膜の薄い所”から地金にサビが発生し、フェンダー地金に広がり、塗装面をポコポコ浮かせていたのであります。これはもしかすると人災かもしれません。 こちらのタンク・フェンダーが付いている車体のオイルタンクをみてみると、関西にある名の知れ過ぎたショップ様のステッカーが貼ってありました。そちらで購入したんだ〜と聞いていますが、ペイントは違う所で施工したものである事を、心から祈るばかりでございます。
 

そして、すべてペイントし直した前後フェンダーが、出来ました。
 
 

フレーム各部のタッチアップも依頼頂きました。
しかし、サビを見つけ、下地処理を施すも、シンナー当てるだけで、ぶゆぶゆと、取れるとれる取れすぎて困るこまる塗膜たち・・・下がサビて、フレームと塗膜がくっ付いていないから、簡単に浮いて取れちゃうんだ・・・。(大汗)
 
 
歯医者様が、おっしゃっていたのを、オボえています。
「奥歯に、ちっちゃい虫歯があるなと、削ってみると、案外奥まで虫歯だったりするんだよ。」
 
 
まさにその通り!!!
小さいサビの下は、かなり広く「サビ・フィールド」が、広がっておりました!
 
これを整え、タッチアップ。本当は全部塗り直したいのであります。
しかーし、タッチアップであっても、サビが広がるのを食い止めることは、大切です。
 
こちらのバッテリーカバーは、タッチアップは諦め、ガンで全体をやり直しの方向であります。
 
キレイになりますよ〜!