「エンジン」カテゴリーアーカイブ

1986年  FXR リフレッシュ計画 ”シリンダー&ヘッドの仕上げ”


シリンダーとシリンダーヘッドの Medi-Bright処理と、ヘッドのシートカット&バルブリフェースが済みました。
 
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1986年 FXR リフレッシュ計画 ”腰下各部のO/H”

FXRのエンジン Medi-Brightを一方で進めつつ、僕はクランクケースが出来上がれば組み立てが出来るよう準備に取り掛かります。
 

腰下の最大の要素、フライホイール。
 
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09y FLHXのカム交換・・・その後のチューニング(デルファイ ECM)


着々とカム交換が出来上がり、次はECM(エンジンコントロールモジュール)の調整です。が、その前にECMは交換です。元々サンダーマックスが取り付けられてのお持ち込みでしたが、ご要望を加味した上でデルファイECMでのチューニングをお勧めしました。これなら出先のトラブルも皆無です。
 
 
TTSマスターチューンを用いて行います。
 
 

再びダイノルームにて・・・。
 
 

まず、こちらがご入庫時に測定したロールオンテストでの結果です。あまりにパワーが出てないので驚きました・・・。
 
スーパートラップ ファントムパイプbyポールヤフィーEXとサンダーマックスECMでのデーター。
ダイノ測定時に色々なデーターもロギングしましたが、サンダーマックスにも調整の余地ありだった事を付け加えておきます。
 
 

どれほどパワーが出てないのかが判る比較をしてみましょう。それが、こちら。
これは、青いグラフがこのFLHXのご入庫時のロールオンテストで、緑色のグラフは、・・・・というと・・・・たぶんショッキングだとは思いますが、ど純正のハーレーFLHXのデーターです。それでもアクセル開け始めの応答性などは青いグラフに軍配が上がります。純正のデーターと、ほとんど変わりがないのは、各パーツのチョイスですね。主にマフラーで、出口をふさいでいるメッキのプレートが原因でしょう。
 
 

そして、こちらはご入庫時と、カム交換後とのデーターをオーバーラップさせました。
馬力がグイッと伸びてますが、それから想像されるようなカムは使っておりません。マフラーによって阻まれているのがとても残念。カムを交換した割に大幅な変化がないグラフになってしまいましたが、この場合ちょっとカムの選定を間違うと逆にトルクダウンにもなるので、まあ良しでしょう!
 
さてさて、オーナー様がかねがね求めていたアイドリングのサウンドには近づいたか、ドンピシャ!!か、には仕上がっています。とても、力強いユニーク&グレートサウンド。以前はペチャペチャとした三拍子でしたが、タカダッタカダッタカダッと歯切れと力強さで溢れています。
 
TTSマスターチューンにて、和風チューニング(三拍子)。こんな事も出来ます。ただ、極端な低アイドルは様々な弊害や運転のし辛さも伴いますので、お勧めしていません
 
 

動画中で、アクセルをカポカポ開けてますが、演出の一部、とお考え下さい。普段からこんな事はしていませんので・・・。
 
 
それでは〜(o・・o)/~

09y FLHXのカム交換

2009yFLHX バガーカスタム済みストリートグライドのエンジンモディファイ!
外装決めて、エンジンもキメようという、Gooooooodなチョイスです。
 
カム周りの交換と、ECM交換ですが、先ずはお持ち込み頂いた状態で、ダイノルームに入れて、ロールオンテント。
 

結果は後ほど!
 
 

この度交換するパーツ達です。(一部)
カムの選定も、お客様のご要望に合わせた物をチョイス。やたらトルク向上に振らず、ハーレーの雑味が美味く残ります。
 
 

チェーンテンショナーの減りも大した事が無いので再利用。
距離は14,500kmほど。ここの減りは走り方で大きく左右されます。
 

エンジンを着々と組みててていきます・・・。アライメント調整も抜かりなく。
 
明日からチューニング開始。仕上がりが楽しみですね。
 
つづく。