45Degree > Press Release 最新情報 久々の更新！今回は現在開発中のパーツ情報をお届けします。 ただ今、ハーレー専用のブレーキパッドを開発中！赤パッド(仮名) 専用と謳うからにはキチンとした裏づけの元に今回の開発にも取り組んでおりますが難しい話しはまた後日という事でサラッとご紹介しましょう。
○ オリジナルパッド製作に至った経緯
簡単にまとめてしまえば、現状、要求を満たす、満足できるブレーキパッドが無い。 近年の純正ブレーキパッド。「キィーッ」というブレーキ鳴きがあり、低速走行時の初期制動において、効かせた途端にガツっとブレーキタッチが唐突な上に、普通に走っているシーンではグ〜ッと握っても思うように効いてくれない。 だからパッドを交換。するとブレーキは効くようになるが、ブレーキ鳴きがより一層酷くなる事もあれば、ブレーキの効かせ始めから良く効くため、”チョぃがけ”にカックン・カックン とブレーキコントロールが難しくなる・・・操りにくくなったのでは、良くなったのか悪くなったのか分かりません。 効きすぎてはダメ、効かなさ過ぎはもっと×。その辺りは、やはり純正パッドの丁度いい具合のチューニングが効いています。そう、これもチューニングです。 そしてパッドの精度。精度がちょ〜っと・・・イマイチなのです。社外品パッドは新品からひん曲がっていたりする物もたまに目にします。ある特定の純正キャリパー用純正パッドは摩擦面の接着位置は個々で結構違います。
そして使用するにつれて片チビリするパッド。熱に負けてパッドの背面が湾曲し、結果パッドの片チビリが発生。上画像は純正パッドではありませんが、これからみても、メタルパッドを使うとこのような事が起こりえる。 「こりゃどーにかなんないの！？」と切実に言われると”うーむ”と考えてしまう。「そもそも材質からきてる問題じゃないかぁ〜？？」と始まり、どんどん突き詰めていくにつれ、材質の見直しが必要ではないかとと判断し、その結果がオリジナルパッド製作でした。だいたい、ハーレーでキィキィ鳴っちゃ格好悪いでしょう････。 そこで作ったパッド。どんなものかと言うと･･･ ハーレー用に作るなら、あの車重を考慮すれば長めにブレーキ をしてもコントロールし易く、初期作動も唐突で無い上で、握れば握るだけ比例して効く。そしてブレー キ鳴きが殆ど出ない静かな制動、ダストが非常に少なく、クリーン。ローター攻撃性を極力抑えた性能。 あくまでストリート用で。
そして赤パッド。テストは 06年FLHTCUI と 04年FXD 。 2000kmもの過酷な市街地実走行テスト後です。通常考えられない位頻繁にブレーキを使い、長めにブレーキを緩くかけ轢き吊り、ガンガンに熱を加え、荒っぽいブレーキ操作･･･と繰り返した2000km走行後。
ブレーキ鳴き・コントロール性に不満・ブレーキ奥で効かないとお悩みの方々。 「操るブレーキパッド」
2007年6月11日追記
|
