峠インプレッション

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ショップから15kmほど離れた所に、良い感じの峠があります。
40km〜60kmほどで曲がっていける低速コーナーが連続し、この峠でサスのセッティングを確認したりしています。
往復5km、往路・上り、復路・下り・・・な峠で、休憩を挟まず、連続で3往復ほど繰り返すと、大抵、3往復目の下りでブレーキに変化が現れます。
リア側ブレーキの効きが急に強くなり、同時に悲鳴をあげ始め、通常時なら「チョイとブレーキを効かせる感覚」でも、リアタイヤが軽くスライドし始めるほど効きに変化が現れます。それが純正パッドのとき。
今回、峠で確認してみました。マイ的インプレ。
下り。まずストレートでスピードに乗り、そこからのブレーキングでは、「どれだけフロントを沈ませる」が、”ブレーキで狙ったフロントフォークの縮み量”を右手でコントロールし易くなっている。
フロントを効かせると大きな巨人にスピードを殺される感触にも似て、ダラダラと効かせる事も出来るが、ビシッとも効く事で的確にコーナーを詰めれる。ブレーキを効かせるor効かせないの「ON・OFFスイッチ」もハッキリし、止まるだけじゃなく「曲がるブレーキ」としても十分楽しめる。
唐突に効きが強くならないのでタイヤがロックする寸前の「これ以上はダメ」も掴み易い。
そして3往復目の下りでも、フロントはもちろんの事、リアブレーキも安定していました。唯一、心残りなのはプアなリアサスな位。早くキャディーズに換えたい。
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普段から峠で遊んでる訳ではないのでテスト時のみですが、今回のスポーツスター用27Rブレーキパッドは「日常のストリート要素はもちろんの事、そういうスポーツ要素な一面もあるよ」的に見ていただければOKな記事でした。