建築工社の花本氏のお誘いを頂いて、新築発表会に行ってきました。
　

　

　　

　
洋風ではないのですが･･･と説明がありましたが、洋風な佇まいを追求するよりも、自然素材を前面に出した一味違う住まいという所にとても惹かれました。
　

　
３０万円ほどするテーブルに、エアコンの存在感を隠した造りで大正モダンな雰囲気など、テーブルなどは価格だけ聞くと引いてしまいがちではありますが、各部じっくり見ると作り手の想いが見える。
　
それよりも、この家は、玄関に入った瞬間からなにか違う、「凛」とした空気感が一本通っていました。一通り１階の見学が済んだ後に、２階を見せてもらおうという事で、階段を上がると、中段ほどから、なんとも言えない生ぬるい空気感がありました。クーラーが効いていない時の様な空気感とは全く違う、「別空間」を感じさせる空気感です。
　
日本酒で例えましょう。
１階は透明度が多く、すっきりしつつも、香りが楽しめる純米吟醸 山田錦 磨き50％の生酒
２階は、冷酒でも、生ぬるく不味くて吐いて捨てたくなるほど人工感たっぷりの本醸造酒。
　
１階が、あまりに心地よい空間だった為に、余計に感じてしまったのだと思います。
　
２階は、予算の関係と、一日の大半を１階で過ごす事から、価格を抑える為に一般的によく使われている「材料」を使ったのだと教えて貰いました。（それはこの家の施主様も了承の上での事です。）
　
材料で、ここまで居心地や、空気感が変わるとは、初めて知りました。
　

材料！

　
とても重要ですね！
　
私も、今度家を建てる時の重要な参考になりました。
まだ発表会やってますので、是非足を運んでみてください！
http://www.kentikukosya.co.jp/