意外と気付かない。


ブレーキのフルード交換時に見つけた不具合なのですが、色々見た様子ではマスターのインナーパーツがどうも怪しい模様。
フルード交換前からブレーキのタッチはあまり良くなく、ブレーキを効かせても十分に効いた感触が得られません。


↑の写真は05年の1200Rですが、インナーパーツを交換しマスターを洗浄O/Hすることであっさりと直りました。
前にも何例かオボえがありますが、
04年〜06年までのスポーツスターに頻発しています。
年式的に04年式がダントツで多いです。
症状としては
○リアのブレーキタッチが悪い
踏んだ感触に元気がなく、ゴムゴムして硬い。
○フルード交換をする際
キャリパー側から抜いた圧をブレーキレバーをストロークさす事で圧がたまりますが、圧を溜めるのに “ブレーキレバーを何度も何度もストロークさせる必要がある” 若しくは “全然圧が溜まらなくなった” ならば症状が出てる可能性があります。
そして、全然圧が溜まらなくなった時にはお試しあれ。フルード交換時はホース等用い、液抜きをしますが、一度抜いた液をキャリパ側に戻すと・・・おろっ!?
(この意味が分かる人ならあとは出来るハズ。笑)
通常なら5ストローク以内で液抜きに必要な圧は確保できるはずです。
□□□
折角パッド交換してもらっても、
こんな状態のマスターでは、本来のタッチを感じてもらえません。
ブレーキですからとても重要ですぞ。
アレー?と気になった人はお気軽にお尋ねください。
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