調子も診てください・・・との事で、事前チェックすると、調子が思わしくない事に気付きました。ザーッと悪いところを見つけ出し、御見積。Goサインを頂き取り掛かる。
グハー! やられとりますのぉ・・!
きっと20年近く交換された事のなさそうな雰囲気。
キャブにも難あり。分解してみないと判らないが、ほぼ予感的中。
ダイアフラムがカッチコチに硬化していたり….経年劣化で要交換部品も多数。
キャブのボディは非常に程度よし。
フューエルインレットエルボも樹脂性から、真鍮製に交換。Full-Tune CV / 純正派加工を施し組み立て。
エアクリーナーはS&S のステルス
純正のエアクリーナー・カバーが使える特徴も、エヴォの純正エアクリーナーカバーに使うには一工夫しないとアブナイ。(このステルスに限らず、ですが。)
このクッションパッド。これを座らせれば、エアクリーナー・カバーが緩まず・振動で割れずに済みます。取り付けも簡単。難しい事は済ませてあるので、組み付け時には無し。一枚720円(税抜)にて。
燃料コック、社外の素直なコックに変わっており。負圧コックにしたいとのご要望で、こちらのコックをお勧めしました。
ピンゲルのコックは美しいですネ。
お次は、サスペンション。
純正のエアー調整式サスペンションから交換。
こちらにネ。長さは選べますがこの度はローダウン長。
エアー調整式サスペンションではなくなるので、こちらは取り外しますが・・・
フロントサスもレーステック・ゴールドバルブにする為、
(説明書にそのような指示があるかどうかは知りませんが)エアで調整する機構をキャンセルするアレンジ。
マニュアルにエア式の全体図が載っていました。昔のツアラーは複雑ですねえ。
フロントサスペンションの上部にあるエアー調整式サスペンションのホース接続部の写真。これもキャンセラーキャップに交換しエアーでの調整機構を無くします。
引き締まった頼もしいスプリングに、しっかりした減衰力が伴い、サスペンションの基本性能が上がりさえすれば、エアーに頼らなくても良いのです。 エアーと言って、車高の上げ下げが出来る訳でもないのでね。 サスチューン後の乗り味は、しっとり、落ち着いた乗り心地の良い、乗り味にしました。
おっと、最後に忘れちゃいかん
ETCの取り付け。
ダイノルームにて、チューニングをかまし。
うん、上出来。
次は、点火をツインテックに、キャブはツーリングにしましょうね〜。