R53 BMW MINI Cooper-S ブレーキ周りリフレッシュ

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「MINIって、可愛らしいフザけた顔のクセして、エンジンもパワフルで走りの面でも楽しめるし、外観だけならず、機能的な部分でも遊びの幅が有るクルマ」です。

ブレ−キ周りリフレッシュを行う為に店舗内に鎮座するNew ミニクーパーS。気付いたらブレーキすり減って大変な事に・・・。

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フロントのブレーキパッド残厚2ミリ弱と、危ない状態でございます。

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ブレーキディスクもすり減ってしまい、研磨での対処ではなく交換することに。

今回、セラミックブレーキパッド&スリットタイプのブレーキローター(溝入りブレーキローター)にサクッと交換というメニュー。

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用意したのは純正キャリパー交換型のセラミックブレーキパッド。もともと、500キロも走ればホイールが真っ黒になってしまうほど。このセラミックブレーキパッドは、ダストは少なく、コントロール性も良好で、ロングライフな物です。

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しかし随分とすり減っている事が分かります。元々12ミリくらいあるのに2ミリ。どうりでブレーキかけると、ガコガコと音がしていたわけです。ブレーキパッドが磨り減った状態では、ブレーキキャリパーのピストンも、サポートも伸びきった状態での使用となるので、本来の動きができないばかりか、そもそも危ないですね。

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スリットタイプを選んだのは見た目!と、溝の向きを進行方向に対してならう様に、逆らう様に取り付けるか(正回転or逆回転)この取り付けの向きで5%ほど効きが変えられます。

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ブレーキを変えて、とりあえず暫くはアタリ付けが必要なので、恐る恐る試乗に出かけ、徐々にブレーキパッドとブレーキディスクの接触面積を増やし、確実に効きが良くなるのを待つ。アタリ付けが終わる頃には、効かせると、すごく効くのだけど、それだけじゃなく、とってもコントロール性が良くなった変化が伝わってきます。ブレーキ残しがとても気持ち良くキマって、これまで、使い難かったサイドでのアンダー殺しがとても好い感じやっ。いや〜 ブレーキ重要ネ。

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ちなみに。ホイール洗わずでの、1000キロ以上走行後の写真です。色がゴールドともあり、少しでも黒いものならすぐに分かるのですが、ここにも狙い通りの嬉しい変化が出ています。