2014年式のFXSB ブレイクアウトのチューニング 当日仕上がりで遠路はるばる他県からご来店頂きました。既にTTSにて、シャーシダイナモを用いないチューニングをしての、入庫です。
アフターファイアーが収まらず、乗りにくい・・・とのことで、それを直して欲しいとの内容もニュアンス的に含まれたいたようですが、TTSではECM内にあるチューニングデータの吸い出しは現段階ではできないので、一方的にチューニングデータを送り続けるしかなく、部分的に治す事は不可能なのです。
そのため、45ディグリー仕様のチューニングデータを流し入れ、それをベースに、45ディグリーのスペシャルルームに設置されているシャーシダイナモを用いて再度チューニングしていきますので、結果的にすべてやり直しの内容になります。これは、生まれ変わりますよ〜。
いつもなら一度のサンプリングで、いい具合にデータがとれるはずが、そのサンプリングデータを用いてVE値を入力し、出来上がったVEテーブルを3次元的に見渡すも、どうもこうも、シックリこない・・・
今までの経験で疑わしいサンプリングデータと判断し、思い当たる主原因はエンジンコンディションの低下と判断し、点滴エンジンクリーニングを行いコンディションを回復させ、再度、やり直してみると、やはりな、の結果。軒並みVE値はシックリくる値に変わっていきました。2014年モデルで低走行車(6000キロ程度)だからという思い込みは禁物ですな。
この度はポテトサウンド化もオーダーには入っています。グレートなポテトで♪
シャーシダイナモを用いたチューニング前後の比較ダイノグラフです。
結構変わるもんでしょう。
チューニング後は、ブレイクアウトのオーナーさん自身が、当社の敷地内をクルッと走っただけで、その違いが判るほどだったようです。
ブレイクアウトのオーナーさんと、一緒にお越し頂いたY様には、2013年ツアラーCVO用で、制作致しましたプラグコードをお買い上げ頂きました。