TTSのマスターチューンは
TTSは、この黒いデバイス・マスターチューン1(RS-232 シリアルポート対応)と
青いデバイスのマスターチューン2(USB対応)がある。
TTSマスターチューンは、はじめ。プログラムをする際
「パスワードロック」
をかけてしまいます。それ故に、他のデバイスよりも驚速でプログラム(リフラッシュ)が可能な理由なのかもですが、このパスワードロックが、非常に厄介。
チューニングされた車両が、調子良く走っていれば、TTSが登場する場面がないから、なんら問題ない。パスワードロックが厄介になってしまう状況は限られます。
□ パスワードロックが厄介になる状況
1:TTS本体がなくなっている
2:TTSはあるが、接続が出来ない
この2つ。
パスワードロックをかけられると、その、TTS本体がないと、ECMにアクセスできないのが特徴。
要するに、その、プログラムした際に用いたTTS マスターチューンの、それ、でないと、アクセスが出来なくさせるのが、パスワードロック。
アクセスできるようにするには、その、プログラムした際に用いたTTS マスターチューン本体と、最も初めにプログラムする際に抜き出した純正データーが必要となる。
TTS本体と、最も初めにプログラムする際に抜き出した純正データーを用いて、純正状態に戻せば、パスワードロックが解除されます。
パスワードロックが解除されてない状態で起こりうるトラブルを記述します。
1:購入した車両が、実はTTSでチューニングされていた。
>1:TTS本体がなくなっている
これに気付く状況は
1:デジタルテクニシャンで接続する際に、普段は純正品番が並ぶ箇所に、妙な羅列が出て、全く、アクセス出来ない。
2:依頼を受けた車両で、チューニングしようとすると、謎のエラーが起こる。
この二つ。
この二つの状況にはTTSでチューニングされていた可能性が濃厚。
デジタルテクニシャンで接続できない状況なので、診断やリフラッシュなどは行えません。
もっと悲惨なのは、TTSでチューニングされているとは気付かず。他のデバイスでチューニングしようとすると、「エラー」が出てしまいます。これ、何を指しているかというと、お金だけ払ったけど、チューニングが出来ない状況を指します。
当社でチューニング時には、納車時などに「このTTSはこの車両にしか認識せず他の車両には使えないので、車両と一緒にしてください」とご案内しておりますが、一緒に付属されてない事も十分想定されます。
□ TTSが無くなっていると高い出費
もしTTSでチューニングされていて、TTSが無くなっている場合、非常に高い出費になる。
1:新しいECM(これをブランクECMと呼ぶ)を用意する方法
2:ソフトウェアレベル的に互換性のある中古のECMを用いて復旧させる方法、この2通りある。
新しいECM(これをブランクECMと呼ぶ)では、空っぽのECMにまずデータを入れる必要がある。VINナンバーもそこで入力し、車両とECMのVINナンバーが一致さす事ができる。
ディーラーさんでデジタルテクニシャンを用いて純正データを入れる方法と、当社が所有しているセンチュリオンと呼ばれる診断機を用いても、ブランクECMに新規データを入れることが可能。ただ、センチュリオンで行う場合は、チューニングが前提条件となります。
ソフトウェアレベル的に互換性のある中古のECMを用いて復旧させる方法は、安価には済みますが一般のユーザーさんには全くお勧め出来ない方法。この方法では、チューニングが前提条件と考えたほうが無難です。
□ TTS マスターチューンさえ見つかれば希望がある
どうにかして、TTS本体を見つけ出したら、次に純正データが必要ですが、それに関しては、チューニング時に用いたTTSさえあれば、可能性が見えてくる。TTSのサイトにあるエマージェンシー・アンロックが有効の可能性が高い。
純正データも、当社で保管しているものがあるかもしれません。
チューニングさせて頂いた車両のその後は、追えません。店舗で売却され、そこでご成約、または業者間オークションに出品され、遠くに運ばれるなど、様々です。その為、純正データが必要であれば弊社にお問い合わせください。引き続きTTSを使っていこうとするのなら、純正データはあったほうがいいです。
お問い合わせに関して、一般のお客様、業者様、問いません。
こちらのお問い合わせから
「TTS / 純正データ照会」
内容は車体番号をください。
「5HD1FC4………」
こんな感じになるでしょう。
前の持ち主さんの氏名等、わかるものがあると、より確実です。
2:TTSはあるが、接続が出来ない
チューニング時に用いたTTSを保管していたけども、再度使用するも、接続が出来ない。
□ デバイスが認識しない
パソコン側のUSBを抜き差しして、複数個USBポートがあるなら、その全てに差し込んでみてください。
PC側で認識音もなく、画面上でも、何も動きがないようなら、次はケーブルを変えてみてください。ケーブルを変えても状況が変わらないなら、TTSマスターチューン本体が故障しており、これはTTSが無くなっているに等しい状況。
□ デバイスは認識するが通信が出来ない
この状況ではTTS本体は生きています。そこから先で、なんらかのエラーが発生している。
まず、インターフェイスのアップデートをする。
TTSのソフトウェアをインストールされているのなら、緑色のこれ、あるはずなので、探してください。TTS本体を、パソコンと、車両のデーターリンクに接続し電源を入れる事でアップデートが行えます。
そこで認識しないのなら、TTS本体からデーターリンクを接続する側のケーブルが悪い可能性を疑う。
6ピン仕様で、ケーブルを変えたことで接続が出来た経験があります。
□ TTSが接続できないと高い出費
もしTTSでチューニングされていて、TTSが認識しない、接続できない場合、非常に高い出費になる。
1:新しいECM(これをブランクECMと呼ぶ)を用意する方法
2:ソフトウェアレベル的に互換性のある中古のECMを用いて復旧させる方法、この2通りある。
新しいECM(これをブランクECMと呼ぶ)では、空っぽのECMにまずデータを入れる必要がある。VINナンバーもそこで入力し、車両とECMのVINナンバーが一致さす事ができる。
ディーラーさんでデジタルテクニシャンを用いて純正データを入れる方法と、当社が所有しているセンチュリオンと呼ばれる診断機を用いても、ブランクECMに新規データを入れることが可能。ただ、センチュリオンで行う場合は、チューニングが前提条件となります。
ソフトウェアレベル的に互換性のある中古のECMを用いて復旧させる方法は、安価には済みますが一般のユーザーさんには全くお勧め出来ない方法。この方法では、チューニングが前提条件と考えたほうが無難です。
以上、ご参考までに。
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
posted by M.Yasuura
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